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バリューとグロース、幻想と現実、株価の流れに身をまかせ。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:バリューラー - この投稿者のレビュー一覧を見る

適正価格があるのなら、株価は上下のしようがない。
妥当価格があるのなら、売買差益の生みようもない。

 株式市場の株価は一見、理論価格を求めて、行き過ぎたり戻ったりしているように見える。そこに、求める価格が見えない(実は無い)からこそ、終わり無き売買が繰り返される。
 人の考え方、感じ方は千差万別、その相対が市場の株価となって表現される。「”高い”と思う」、「この指標と比較して”割安”だ」など、何を採用し、どう考えるかは、人により、状況により、場所により違うところが非常に面白い。

 一方、人間は行動の基準を求めたがる。特に、他人の資金を運用しているところは、投資の理由は必須だ。もちろん自分に対しても、行動には理由を求めたがる。そこでいろいろな株式評価法が登場する。
 その一つが本書のPSR(株価売上倍率)だ。著者によると「株式市場が会社の売上1ドルにつきいくら払う意思があるか示すもの」だそうだ。
 一般的にはPER(株価収益率)は声高に叫ばれるが、「株価売上倍率(PSR)は知名度が低いうえあまり深く理解されていない」反面「PERよりずっとうまく機能する」と著者は自信たっぷりだ。
 その詳細を実際の売買記録をもとに、具体的に解説してあるところは説得力満点だ。

 株分析方法のほかにも、鋭い哲学が本書のところどころに顔を出しているのが感動的だ。

”ブル・ベアー・ターキー”

 これは、クライマックスとターキー相場を実に興味深く表現している場面に登場する。内容については本書に譲るが、「人間は忘れる」しかし「鳥は自分の巣へと戻る。普通、その鳥はターキー(七面鳥)だ」と訳されているところが絶妙だ。著者は、「巨大な角がある闘牛の像の下に、カラフルな小さなターキーの模型をテーブルの上に置いて、”本当のターキー”を忘れないように」しているそうだ。これは相場の動きと人間の行動を象徴している場面であるが、その素晴らしさを伝えきれないところがなんとも、はがゆく、かえって強く印象に残るから不思議だ。

”「大企業は大きな市場で成功する。小さな企業は小さな市場で成功する。」その逆は「まれ」だ。”

「大衆消費マーケティングや価格マーケティングが必要な分野は得意だ。しかし、洗練された顧客に直接販売する集約的市場や、特殊な戦略的計画を必要とする市場では苦戦」
これは、ある国の象徴的経営戦略を言い当てている表現だ。
 平たくいえば、『生活必需品の安売り競争は得意だが、富裕層への付加価値提案はヘタクソ』ということだが、どこの国のことかは本書でのお楽しみです。
 不得意分野に対して、「そこにマーケットがある」という理由だけで進出する失敗を、わかりやすく教えてくれているところがありがたい。

”チャンスにラベルは貼られていない”

 これは人生においても重要な概念であるが、株式市場においても忘れてはならないと読み解けた。
『何ごとでも多くの誘いがすでにある場合、そこに価値のないことが多い。誰かが何かを買ってほしいときは、それは売りたいのである。みんなが間違いなく儲かることを知っている「確かなこと」は、通常間違いなく損をするものである」には恐れ入った。


 株価は幻想と現実の中で表現され、私達は手の施しようも無いほどの流れの中で翻弄される。しかし本書を通じて「割安な成長株」という考え方の一つが理解できたことは何よりであった。その銘柄には、まずラベルが貼られてないことが、大前提だということも。
 

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