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フィンランドの教育力 みんなのレビュー

  • リッカ・パッカラ (著), 小林禮子 (訳)
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もう下火になり始めているフィンランド教育ブーム

13人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

フィンランド。人口たった520万人のこんな国の教育が人口1億人を超える経済大国日本の参考になるわけがない。それに日本人なら、普通謙譲の美徳と言って、PISAごときのテストで自国が1位になったからといってはしゃいだりはしないのが普通だ。この人は違う。「なんといってもフィンランドが1位になったのですから」と手放しで自国の教育システムを褒めちぎっている。しかしよくみるとフィンランドの教育は日本のそれとは大きく異なるのがわかる。フィンランドの教育は欧州の身分制社会の教育システムで、生徒をごく一部の高等教育を受けられるエリート層と労働者に厳しく弁別するシステムである。そして国民の大多数は高等教育からは排除され「職業訓練学校」に行かされる。しかし、これだと欧州の大多数ではろくな高等教育がほとどこされず馬鹿ばかりが跋扈するということが表に出てしまうので、なんと国連その他の統計では職業訓練学校(ポリテクニック)も「高等教育機関」にかさ上げしてそのうち数にカウントするという詐術がまかり通っている。日本だって専修学校などを含めれば大学進学率は80%近くにまで急上昇する。つまり統計数字とはまことにあやしく奇妙な似て非なる数値の羅列なのである。これをうっかりつかっているとリンゴとミカンを比較するような変なこととなってしまう。それにしてもだ。これは訳者の小林の文章だとは思うが、「フィンランドの教育は日本のマルバツ式テストのような知識のみを問うようなものではありません」などとさもフィンランドの教育が優れていて日本の教育が劣っているようなことを書いているが、こういう安直な決めつけはおかしくないか。小林は日本の数学教育の素晴らしさを体験できないまま大学に進んでしまった口ではないのか。それにだ。高等教育を自国語だけでは満足にできないような国と、日本みたいに高等教育含め全て自国語で事足りる国とを安易に比較するのもどうかとおもう。英語なんて所詮道具である。

いずれにしても、最近「フィンランドみたいなちっぽけな国は、日本の参考にはなりにくいよね」という常識が広まり、いっ時ほどフィンランド、フィンランドなどと馬鹿騒ぎしなくなったのは幸いである。著者のパッカラさんは渋谷から新宿に移動するのに1日かかるという。東京みたいな「大都会」にいるだけで「どっと疲れる」んだという。本書を読むと、フィンランド人はつくづく「田舎者」なんだなあと思う。それに著者が感じる疲れの大半が「日本語が出来ない」ことに起因しているように思われる。その地について、まずはじめに行うべきは「現地の言葉を必死になって学習すること」が海外生活の基本だということを考えると著者には海外で暮らすイロハのイさえ出来ていないことがわかる。日本の教育について四の五の説教する前に、まず日本について、日本語について1から真剣に学ぶ必要が著者には求められている。

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