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電子書籍

オイレンシュピーゲル みんなのレビュー

  • 著者:冲方 丁, イラスト:白亜 右月
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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (5件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
7 件中 1 件~ 7 件を表示

なんていうか一番卑劣なのは女子供を人質にして、ついでに己の欲望を満たそうとする輩で、今で言えばテロリスト、一昔前は帝国軍人、憲兵、特高、そういった連中なんです。少女、危うし!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

眼を見張るような分厚さで、429頁というのは今までの本のほぼ倍。いやはや、予想外に速い出版ペースもですが、このヴォリュームにも驚きです。それについて、冲方はあとがきで

いよいよ悪ふざけも、さらなる展開点たる四巻目に突入――新キャラ登場、アドレナリン全開でまさかの四百ページ越え。もはや悔いなし書き損じなし叱られてもお構いなし。
懇意の脚本家さんから“弾丸文章”と評されたバラバラ文体もさらに加速し遠慮会釈なし。
富士見書房から刊行されるもう一つのシュピーゲルとのリンクもますます複雑に見境なし。

とあります。実は、もう一つのほうも、これまた大冊。お値段が安いのは歓迎ですが、こんなに出されると、私はついて行けない、マニアでない読者も思いに配慮なし。とまあ、書いたんですが実は、今回のこの本、イマイチこの小説世界の組織関係を理解できなかった私にはありがたいサービスがありました。それが巻頭についているオーストリア国防軍とミリオポリス治安機構の組織図です。

ちなみに、これは『スプライト』にはついてません、ザマーミロ!って。それにカバーイラストに関しては、ダントツ『オイレン』の白亜右月のほうがいいし、カバーデザインだって design CRES のほうが、ってまあ、これは同じか。いやいや、よく考えりゃ私、『スプライト』も読むんそっちにも組織図欲しいんですけど・・・

で、早速それを利用してこの巻のMPBミリオポリス治安機構の面々のご紹介。

夕霧・クニグンデ・モレンツ:MPB遊撃小隊ケルベロス隊員、白犬

陽炎・ザビーネ・クルツリンガー:MPB遊撃小隊ケルベロス隊員、紅犬

涼月・ディートリッヒ・シュルツ:MPB遊撃小隊ケルベロス隊長、黒犬

吹雪・ペーター・シュライヒャー:MPB接続官、ケルベロス隊担当

ミハエル・宮仕・カリウス:MPB中隊〈怒涛〉隊長

オーギュスト・天龍・コール:MPB大隊長

フランツ・利根・エアハルト:MPB副長

マリア・鬼濡・ローゼンバーグ:MPB専属医

パウロ神父:元”特甲児童”製造管理顧問

リヒャルト・トラクル:支援型テロ組織プリンチップ社エージェント

以上でほぼ網羅。で、今回のお話、個人的には陽炎とミハエル中隊長との恋愛を軸に読むのが正しいかと。でも、それはカバー折り返しの案内

空港で旅客機が占拠された。首謀者の男――
パトリックを捕らえ空港内留置所に拘束する
も、中国服の武装集団に襲撃される。いきが
かり上、パトリックと共闘することになる涼
月。一方、テロリストが市民200名を人質に、
空港の一角を占拠。陽炎も人質となり、両手
に爆弾のスイッチを握らされる。テロリスト
の中には、〈レベル3〉の特甲児童、双子の
兄弟の姿もあった・・・・・・。クールでキュートで
グロテスクな“死に至る悪ふざけ”、第4幕。

からは分かりません。これこそ読んだものだけが分かる特権。最後に章のタイトル列記します。

第壱章 Dog Days
炎天下

第弐章 Dog Eat Dog
とも食いの群

第参章 Wag the Dog
尾が犬を振る

EPILOGUE 00:07:04

あとがき

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気持ちが吹っ切れていく

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る

三人それぞれに見せ場があり、スプライトとの繋がりもうまい
バトルシーンよりも少女たちの心理描写が深く濃い
おちゃらけた感じは減り少し地味な印象だが、一人一人吹っ切れていくのが力強く気持ちいい
一皮向けた三人の次の戦いは楽しくなりそう




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確かに美少女たちが活躍するお話ではあるんですが、彼女たちが背負っているものの暗さがね、さすが、って思わせるんです

7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

私、言ってませんでしたっけ?スニーカー文庫読むの、初めてなんです。冲方は、これで三作目。最初が、商売的には失敗作とご本人がいう『ばいばい、アース』。私は好きですけどね。次が、彼のデビュー作で新版になった『黒い季節』。ともに文章が立派でとてもターゲットが子供とは思えない、当時の冲方の年齢からすれば、凄い、としかいいようのない作品。
それに対して、今回は内容も文章も、アニメ世代向け。カバー後の案内は
「なんか世界とか救いてぇ——」。あらゆるテ
ロや犯罪が多発し『ロケットの街』とまで渾
名される国際都市ミリオポリスに、「黒犬」
「紅犬」「白犬」と呼ばれる3人の少女がいた。
彼女たちはこの街の治安を守る〈姦〉遊撃小
隊。飼い主たる警察組織MPBからの無線通
信「全頭出撃!」を合図に、最強武器を呼び
込み機械の手足を自由自在に操り、獲物たる
凶悪犯罪者に襲いかかる! クールでキュー
トでグロテスクな“死に至る悪ふざけ”開幕!
で、カバーは三人の少女のうちの「黒犬」、長女に言わせると「ネコミミ」じゃん、ということになるし、確かにこの色っぽさは猫的。そして巻頭に見開きにもカラーイラストがついていて、これが表紙に劣らず格好いい。こちらは三人の少女が出ていて、個人的には「白犬」のコスチュームが色っぽくて好き。
ついでに、そのイラストに出ているキャプションは
黒犬(シュヴァルツ)!、紅犬(ロッター)!、白犬(ヴァイス)!
——〈姦〉(ケルベルス)、全頭出撃(アル・シュトルム)!
MPB Milliopolis Polizei Bataillon
おまけに、その裏の頁には、話からは想像も出来ないほどお嬢様らしい風情の三人の姿。本文中のイラストも含めてサービス満点。ただし、私にとって角川スニーカー文庫は初体験なので、他の本も案外、こういった作りになっているのかもしれません。ま、この白亜右月のイラストはそんなことに関係なく素敵なんですけど・・・。
どの話にも三人が登場しますが、主人公は黒犬、赤犬、白犬の順に移っていきます。タイトルは、この三人から来ていたんですね。一応、プロフィールを紹介しておくと
「黒犬」ディートリッヒ・シュルツ:多分14歳。いわゆる武闘派。指・腕・靴が解体=置換——黒い光沢を放つ機甲に変貌/各急所をカバー/両腕・両脚が、漆黒の流線形をなす超振動型雷撃器と化す小隊長にして突撃手〈対甲鉄拳の涼月〉。末端神経の障害をもって生まれ、母の意地のために内臓が腐敗し、政府により障害認定され機械化された。
「紅犬」サビーネ・クルツリンガー:14歳。一応、頭脳派。紅いシャープなフォルムの特甲/右腕と一体化した超伝導式ライフルを駆使する小隊の狙撃手こと〈魔弾の射手の陽炎〉。父親のライフルの誤射で負傷し、手足を奪われ、最後に機械化された。
「白犬」クニグンデ・モレンツ :14歳。とりあえずモエモエ派。両腕に内蔵された液状金属と硬化装置を起動させ、10本の指から幅2ミクロンのワイヤーを高磁力で乱舞させる小隊の遊撃手〈悪ふざけの夕霧〉。貧しさ故に、娘を障害者として認定させようとした母によってビルから突き落とされ、目出度く機械化。
ほかにMPBの解析通信員で美少年・吹雪・ペーター・シュライヒャー、MPB専属医師マリア・鬼濡・ローゼンバーグ、〈蜘蛛の巣フランツ〉ことMPB副長フランツ・利根・エアハルト、大隊長オーギュスト・天龍・コールなどが登場しますが、吹雪と利根が目立つ感じ。
で、我が家の大学生長女は、自分が冲方 丁『ばいばい、アース』を読んだことも忘れ、「この人って、いつもこんな文章書くの?」と聞いてきました。確かにこの作品で多用される体言止は、私が読んでも異常。ともかく読みにくい。ただし、これは彼が今回のために取った文体で、戦略的なもの。

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個人的には『スプライト』担当の、はいむらきよたかのイラストより、こっちの白亜の絵のほうが好きですね。CGらしいお色気がいいんです

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

矢継ぎ早に出版されるので、見落としてしまいそうになった冲方の新シリーズ。いやはや見つけといてよかった・・・。で、前回は『スプライトシュピーゲル』と同じ事件を別の角度から描くという構成でしたが、今回は元に戻った感があります。ちなみに、今までの巻の構成をザックリまとめておけば

第一巻 『オイレンシュピーゲル』(連作集)に対し『スプライトシュピーゲル』(連作集):舞台のみ共通。
第二巻 『オイレンシュピーゲル』(長編) に対し『スプライトシュピーゲル』(長編) :事件も共通。
第三巻 『オイレンシュピーゲル』(連作集)に対し『スプライトシュピーゲル』(長編) :過去を共にしながら事件は別。

となります。前回はっきりした繋がりは前提条件になりましたが、前回ほど二つのシリーズが融合している感はありません。多分、この流れでいけば、四巻あたりで再び二つの話が合流する気がするのですが。ま、いつかはそうなることがはっきりしているので、あえて強調しても意味はないか・・・

カバー後ろの案内ですが

「初めて仕事で人を殺したときのこと、覚え
てるか?」。国際都市ミリオポリスの治安を
守る、警察組織MPBの機械化された3人の
少女、涼月・陽炎・夕霧。ある日、涼月は、
初出撃時の記憶がないことに、あらためて疑
問を抱く。彼女たちは、人殺しでトラウマを
背負わぬよう、“人格改変プログラム”を適
用されていた。あのとき、本当は何が起こっ
たのか?クールでキュートでグロテスクな
“死に至る悪ふざけ(オイレンシュピーゲル)”、核心に迫る第3幕!

です。カバーイラストは白亜右月、個人的には『スプライト』担当の、はいむらきよたかのイラストより白亜の絵のほうが好きです。コスチュームの色や光の入り方が秀逸で、CGなんでしょうが、ぬめっとした感じが出ていて、単にお色気で終っていません。カバーデザインの朝倉哲也は共通ですが、『オイレン』では朝倉哲也+design CREST、『スプライト』では朝倉哲也(designCREST)と書かれています。他にも微妙な表記の違いが・・・

各話の内容と初出を書いておきます。

第壱話 Like Blue Murder (「ザ・スニーカー」2007年4月号):機械化された少女・涼月・ディートリッヒ・シュルツ。彼女の幼なじみで機械化された少年・吹雪が、突如、昏睡状態に陥る。彼の脳は“犠脳体兵器”として利用されようとしていた・・・

第弐話 Scarlet Ob-La-Da (「ザ・スニーカー」2007年10月号):人生は最高だ、と心の中で叫ぶ陽炎・サビーネ・クルツリンガー。彼女が不快に思うのは憧れのミハエル中隊長の恋人・モリィ捜査官・・・

第参話 Holy Week Rainbow (「ザ・スニーカー」2007年2月号):夕霧・クニデング・モレンツが惹かれているのは公園で毎日のようにヴァイオリン演奏を聞かせる16歳の美少年白露・ルドルフ・ハース・・・

政治家が下衆で厭らしい存在であることは、海外はともかく日本では明治以来の歴史があります。それは利益誘導を第一とする彼らにとっては当たり前なのでいいのですが、官僚、警察や軍が本来彼らが仕えるべき市民を顧みず、自分たちの覇権争いに現を抜かすとどういうことになるか、そこにテロがつけこむとどうなるかがこのシリーズのテーマともいえます。

これにしたって省庁の駆け引きという言葉があるように、現在の日本では当たり前のことなんでしょうが、読んでいて怒りで胃がキリキリしてきます。そんなことに、如何に武装しているとはいえ、少女たちを巻き込んでいいのか!と思いながら読むべきシリーズ。感動よりは怒りを!

おまけ 幸せなら手を叩いて伝説のフルスイング (書き下ろし)
あとがき

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三人の日常的馬鹿騒ぎ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る

ケルベロスの三人それぞれにスポットを当てた三つのストーリー
キャラクターの内面を描き、外見のイメージと違う姿を見せています
失われた記憶を共通テーマとしてじわじわと物語の核心に迫りつつ、それぞれの日常が面白い
様々な要素が複雑に絡み合っていますが、一つ一つの話は綺麗に纏まっていて読みやすかったです






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前回は、『スプライトシュピーゲル』のほうが面白かったんですが、今回はこっちに軍配。といっても鏡の裏表みたいなものなんですけど・・・

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

今回は富士見書房から出ている『スプライトシュピーゲル 2』より先にこっちを読んでしまったんです。で、第一巻では『オイレン』と『スプライト』の関係性っていうのは、時代と舞台が同じではあっても、それなりに別のものとして示されていたのですが、それが第二巻になって二つの話が融合してきました。

単純に書いてしまえば、一つの事件を『オイレン』『スプライト』の二つの側から描いている、そこでこの話には「お洋服いっぱい買うから」という雛/ヒビナ、「オレ絶対有名になるから」と宣言する乙/ツバメ、「行って参りますわ」と断る鳳/アゲハが、さりげなく、そしてラスト近くでは堂々と登場してきます。

人によっては、それを楽しむ本、といえるでしょう。まさに東浩紀が『文学環境論集』で紹介している斎藤環『戦闘美少女の精神分析』の世界です。オタクが時代の本流、とまでは言わなくても堂々と論じられ、その存在が経済的に論じられるまでになった今の王道を歩む小説、といえるでしょう。

ただし、冲方の場合、映像にしてしまえば単純にパンチラ美少女ものですが、小説で読む限りは、組織間の抗争・政争が時に背後に、時に前面に描かれ、若者が書き散らすライトノベルとは一味も二味も違ったものになっています。ま、繰り返しますが、アニメ化されたらパンチラなんですよ、結局、ね。仕方がない、映像の持つ強さは否定できませんから。

カバー後の案内は

「平和の歌を歌いますよー♪」。あらゆるテロや
犯罪が多発し『ロケットの街』とまで渾名さ
れる国際都市ミリオポリス。「黒犬」「紅犬」
「白犬」と呼ばれる警察組織MPBの<ケルベルス>
が治安を守るこの都市に、ロシアの原子炉衛
星<アンタレス>が墜落した。7つのテログ
ループが暗躍する、この事件を収拾するため
壊れかけの<ケルベルス>遊撃小隊が、超警戒態勢の
街を駆け抜ける――!クールでキュートで
グロテスクな“死に至る悪ふざけ”(オレインシュピーゲル)第2弾!

です。これに『スプライト』の案内

 近未来都市ウィーン――ミリオポリスに建
造された超巨大タワー、〈ヴィエナ・タワー〉。そ
れは、人の命を削って創られたものだった。
 その横をかすめて、火の玉が堕ちる。落ち
た星――ロシアの原子炉衛星アンタレスは、
災厄の始まりでしかなかった。動き始める七
つのテログループ。ようやく攻勢のテロ組織と
して、整いつつあったMSSに、いや三人の少
女に最大の試練が訪れる。

を合わせると、ほぼ全貌が見えてきます。舞台としては近未来都市ウィーン――ミリオポリス、そこに聳える超巨大タワー〈ヴィエナ・タワー〉があります。そしてロシアの原子炉衛星アンタレスの墜落をめぐってテロ組織が暗躍する。これを利用しようとする軍部、阻止しようとする警察、MPB、MSS、その上で権力争いを繰り広げる政治家、官僚がいる。

『スプライト』に比べて、こっちのお話のほうが面白いのは、なんと言っても脇役がいいからです。ロシアの特務官ユーリー・スタリツキー中佐と彼が率いる11名からなる部隊がそれで、実に格好いい。どういいか、は読んでください。私にできるのは彼らに敬意を表して全員の名前を書いておくこと。ヨシフ、ゲルツェン、ヴァシリー、イヴァン、ピョートル、ニコライ、アストロフ、ワーニャ、ワシリー、セリョージャ、フェージェの男たち。

で、クソつまらない指摘を一つ。思わず首を捻(ひね)ってしまったんです、120頁の

人口百万人の都市にそうしたパニックが発生した場合、五十人に一人が何らかの原因で死ぬ。一千万人なら五人に一人になる。二千五百万人ならば二人に一人になる。危機は人口に比例する。

というところ。???比例???。あわてて表を作ってみたら、分りました。そういうことなんだ。でも、このまま行けば人口五千万なら全員が死ぬ、っていう結論になって、ちょっと違うんじゃないかなあ、係数の取り方が違うんじゃないかな、なんて思うんですね。どうでしょう、冲方さん。

蛇足ですが、出版社の謳い文句は

シュピーゲル・プロジェクト 第2撃!!!

1つの都市、7つのテログループ、抗う3人の少女たち。
沖方丁が放つ少女たちの未来形――堂々の2巻!

イラストは白亜右月、カバーデザインは朝倉哲也+design CREST です。ともかく、『スプライト』も読まなきゃ、文字通り話半分に終っちゃう、というのと、アニメのコマワリ指示のような体言止の文体が困りものですが、それなりに奥がふか~いお話です。ちなみに、もう第三巻が出たそうです。ううう。

目次を紹介しておきます。


第壱章 壊れもの注意!!
    FRAGILE!! 
第弐章 子供に渡さないで下さい
    Keep out of the reach of children 
第参章 火中に投じないで下さい
    Do not put into the fire 
第肆章 衝撃を与えないで下さい
    Never allow any shock to them 
第伍章 覆われた部分を開かないで下さい
    Do not remove covers 

あとがき

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現実と理想とカリカチュア

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る

ケルベルスの三人が別行動をとり一つの大事件を追いかける
ドンドンとのっぴきならない所にまで進行する事態のなかで、いつもと勝手の違う戦いを繰り広げる
キャラクター達の自分自身が上手く機能しない事への苛立ち・ストレスがクライマックスへの期待を高めてゆく
馬鹿馬鹿しいほど戯画的な世界観で引き込まれ、それぞれの立ち回りに追い立てられ、再集結しての絶望的な戦いに歓喜する
最初から最後まで飽きさせない物語です

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