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電子書籍

「千里眼」シリーズ みんなのレビュー

  • 著者:松岡 圭祐
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みんなのレビュー23件

みんなの評価4.1

評価内訳

23 件中 1 件~ 15 件を表示

美由紀大活躍、再び。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

新シリーズを一気に3作発表したばかりなのに、その直後に出た本作。正直新シリーズと題した3作は、全シリーズの激烈具合に比べて比較的大人しいような物足りなさを覚えた。それをして前作とのアジャスト的3作ではないか、と私は先の書評で書いたのだが。どうやらそれは、当たっていたようだ。
果たして本作品の爆裂具合の凄まじさ。キタ!これだこれなのだ!これこそ千里眼シリーズの読み応え!なんである。久々の、徹底的な絶望感。そして予想をはるかに上回る、美由紀の大活劇。もう「待ってました!」と声を上げたくなるような一作である。
何しろウマい。嫌われキャラの作り方も、その扱い方も実に巧妙。何しろ憎たらしい(笑。万人誰が読んでも憎たらしく感じるキャラ。そして健気な美由紀、という構図。そうとわかってはいても、もうまんまと松岡さんの術中にハマってしまい、踊らされてしまうのだ。
そしてまたあらゆる所に埋め込まれた布石。読み進めながら、一瞬でも気を抜いてはいけない。少しでも「ん?」と注意を喚起したものがあったとしたら、それは間違いなく後で炸裂する松岡トラップである。
絶望的な状況・解決不可能に思える事件に、複雑に絡み合う人間関係に国家存亡の危機!それらがどんどん集約され紡がれていき、布石を踏まえて見事に物語として昇華してゆく。そして通底するテーマはシンプルかつピュアでブレがなく、純粋に読む者の胸を激しく打つ。
唯一無二、稀代のスーパーヒーロー岬美由紀。彼女は一体どこまで行ってしまうのだろう。これからもその大活躍を心待ちにしたい。また会える日を、指折り数えて待っていたいと思う。

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紙の本千里眼キネシクス・アイ 上

2010/01/20 08:15

新シリーズ10作目!

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

千里眼シリーズも新シリーズに入ってこれで10作目になるという。もうそんなになるのかと少し驚きました。何というかこの10作、ずっと以前の千里眼の雰囲気に戻らない物かと期待し続けて、今作にまで至った感じです。
前シリーズでのメフィストコンサルティングとの戦いにも終止符が打たれ、自衛隊との関係も臨床心理士会との距離も、以前より希薄になった感があった新シリーズ。結果的に「ぶっとび感」や「スケール感」に、乏しい感じになってしまっていたように感じます。また美由紀自身の悩み葛藤が続いた事や、新しい敵ノン=クオリアが妙に宗教色が強い事なども、作品にこれまでに無かった暗い翳を作ってしまっているように感じまます。
本作品でも美由紀の活躍はそここに見られるものの、以前の自信たっぷりで真っ直ぐ突き進んでいく姿が見受けられません。見る者の度肝を抜いた前シリーズに比べ、見る側全てが「あの超人岬美由紀」という目で美由紀を見、当の美由紀ただ一人がそんな事無い、特別な事ではないと孤独に周囲の目と戦っていたりします。物語の流れとしては自然なのかもしれないけれど、読む側に取ってはやはりどうもスッキリと来ません。
ただ相変わらず発想の面白さ、目の付けどころはこちらの期待を裏切りません。「豪雨」によるテロなど思いも付くものではないけれど、なるほど実際に存在した世界中の誰もが知っている「アレ」を使えば、なるほど可能なのかもしれないと思わされてしまう。まだ物語前半、後半の美由紀の爆裂的活躍に期待したいものです。

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紙の本千里眼美由紀の正体 下

2007/10/12 11:17

美由紀の暴走と、衝撃の過去

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

美由紀が暴走する。

これまでも東京のど真ん中でアパッチとカーチェイスしたり、
百里基地からF-15DJを勝手に拝借して成層圏まで飛んでったりとか、
さんざっぱら暴走はしてきたが、今回はちょっと意味合いが違う。

防衛省の機密を握った女性が、記憶を無くしてしまう。
その女性の記憶を呼び起こすために、防衛省の諜報員が夫として、
女性の側につく。そして無事、機密を取り戻すのだが。その諜報員は、
女性の記憶が戻らないのを良い事に、性的な行為にまで及んでいたのだ。
それを知った美由紀は怒髪天を突く勢いで怒り、
諜報員を防衛省まで追い詰める。
そして防衛省内でいつものドンパチを起こした上で、
諜報員をとッ捕まえ、女性に謝罪させる。
さらにそこから芋づる式に悪事を発覚させ、
ついには爆弾テロと言えるような事件さえ、未然に防ぐのであるが。

今回の数々の家屋侵入行為や暴走行為には、必然性が無かったのだ。
防衛省に乗り込んで勝手に銃器を使って相手を追い詰める事を、
法律は全く是としない。情状酌量があったとしても、無罪にはなりえない。
だけに美由紀は被疑者ではなく、被告人という立場に陥ってしまう。

なぜ・・・

美由紀本人さえも分からない、暴走のきっかけ。
しかし嵯峨や伊吹の助言を得ながら冷静に考えてみると、
どうやら一つのキーワードが見つかってくる。「性的暴行」。
それも、幼女への偏愛趣味に対して、我を忘れて暴走してしまう。

そこから明かされる、まさに、衝撃の事実・過去。
自分のこれまでの人生を全てひっくり返されるような真実に、
美由紀は・・・。

「催眠」から始まったこのシリーズ、
性的な部分はタブーとしてあるかと思っていた。
伊吹との同棲時代にも、そういった言及は一切無かったし。
トランスオブウォーで奴隷のような状態で軟禁された時も、
性的な虐待は受けなかった。
それらをして美由紀をより清廉で神聖な存在にしようという、
狙いがあるのかと思ったのだが・・・。
全てはここへ帰結する布石であったのだろう。
一人の大ファンとしても、衝撃的であった。

思えば新シリーズもここに持ってくるための、
美由紀の正体を明かすための、物語だったのか。
ジェニファーレインの言動なんかも、今思えばそんな風に思えてくる。

ここに来て、ただのヒーロー物とは完全に一線を画してしまった。
天使が堕ちたのではない。天使が舞い降りたのだ。
一体、どこまで美由紀は僕らを魅了していくのだろう。

これからも全く、目が離せない。

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紙の本千里眼堕天使のメモリー

2007/08/20 16:32

堕ちた天使。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

「ミッドタウンタワーの迷宮」に登場した、非常に魅力的な憎まれキャラ。あのキャラクタにそっくりな憎まれキャラが出てきたな、と思ったら同一人物だった。
自己愛性人格障害を持ったその女が巻き起こす、トンでもない事件。それに美由紀が巻き込まれていく、というのが今回の物語。そしてとうとう、マインドシークコーポレーションの、ジェニファーレインが登場。またも美由紀、絶体絶命のピンチに陥る。ただ今回の絶体絶命、なんだか不思議なシチュエーション。そしてそのシチュエーションの中で、美由紀は失われた記憶を思い出してしまう。記憶の彼方に消し去っていた、忌まわしき過去。絶対に思い出したくない記憶。その記憶が蘇った時、美由紀は生きていく気力さえも失いかけるのだが。
堕ちた天使とは、美由紀の事であったらしい。次作「美由紀の正体」でその過去も明かされるのであろう。非常に楽しみである。

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紙の本千里眼The Start

2007/02/20 20:44

千里眼、再び。

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

岬美由紀が帰ってきた!とうとう始まった、ファン待望の新シリーズ第一弾!である。その名も「The Start」!うほー!
とにもかくにも飛び込んでみて、千里眼ファンはきっとみな驚かされる。これまでのシリーズで、美由紀の得意技としてきた目の動きでその人間の心中を読んだり、幼少時への逆行を試みる事でトラウマを除去したりというのが、初手から否定されているのだ。一瞬、違和感を感じるが、ああそうかと納得。心理学の成長とともに、物語も成長しているのだ。
美由紀が臨床心理士として使う、色々な技法。これが常識に反していてはこの物語、ちっとも面白くない。あくまでリアルに人間の特性をとらえた技法であるからこそ、読む側はうむむとうならされるのだ。であれば当然、リアルが変われば物語りも変わる。当然の事だ。
だけれど、これは言うほど簡単じゃ無い。美由紀はあくまでスーパーマンだ。リアルを踏襲しながらも、やはり有り得ないスーパーマンでいてもらわないと困る。そのすれすれの線をもう、ものの見事に描き出している。
ページ数がこれまでより少なかった分、こぢんまりとした感があったが、「何かが始まる感」は十分に感じさせてもらえた。「千里眼の新シリーズ」というより、「千里眼の真シリーズ」を期待させるのである。

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紙の本千里眼優しい悪魔 下

2008/12/15 14:58

ターニングポイント!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

催眠に始まる岬美由紀の物語、これまで全作品を読んできたけれど。
この作品ほど「ターニングポイント」を感じた作品も他にない。
帯に大きく書かれていたのだが、なんとあのダビデと最後の決戦とある。
そうは言ってもあのダビデの事である、また何らか驚天動地の作為でもって
これからも美由紀に付きまとって行く的な展開だろうと思ってたのだけど。
どうやら本当に最終決戦、というか決別となるようなのだ。これは驚きである。
ついでにあのジェニファーレインも、一緒に姿を消すようだ。
千里眼シリーズにおいて存在感たっぷりのこの二人が姿を消す、
これはあの、友里佐知子死亡以来の事である。
この先物語は一体どう展開していくのか・・・。

今回のメインストーリーは、ジェニファーレインの謀反である。
またもや岬美由紀に企てを潰されたジェニファーは、警察に捕まるという
大失敗を犯してしまう。決して歴史の表舞台に出てはいけない、
メフィストコンサルティング。幹部はジェニファーの追放を決定し、
その身柄を拘束しようとするが。ジェニファーはあのノン=クオリアに接触し、
仲間になろうとする。その為に新開発の「原子爆弾製造装置」を、
北朝鮮に持ち込もうとするジェニファーだったが。
ダビデの絶対絶命からの脱出はちょっと無理を感じたけれど、
サーカスチックかつ胸のすく展開はいつも通り。
エンターテイメントの塊である。

さて新シリーズに入り、美由紀の過去が暴かれ、
苦悩する物語が多かったのだけれど。この作品では、
あの元気溌剌ぶっ飛びまくりの美由紀が帰って来た感。
メフィストとの闘いも今回で一段落、次作からはノン=クオリアのマザーとの
戦いへと展開していくのだろう。しかしその美由紀は、
みなの前から姿を消してしまう。そしてもう、二度と会うことは無い・・・
みたいな書かれ方。こういう所からも察するに、
次作からは相当新しい展開が期待出来る気がする。

ところで物語最後に書かれた、ダビデの本名であるが。
日本人は必ずバカにする、島の名前と一緒との事だけで、
実際には明かされていないのだが。
ふうむ・・・かの有名な「エ○マンガ島」と見たが、いかがなものだろうかw。

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苦悩の堕天使

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

前作「美由紀の正体」で、我ら美由紀ファンには正に、
衝撃の事実が明らかになった。
もちろんその事実に打ちひしがれたのは美由紀本人で、
それ以来ひどい精神疾患に陥いり、臨床心理士資格も停止されていたが、
同僚の舎利弗の勧めもあって現場に復帰しようとした、その矢先。
空気感染する恐怖の鳥インフルエンザ「ヴェルガウィルス」が
世界に蔓延しはじめた事を知る。そして世界を転戦する
F1レースの開催先と、ヴェルガウィルスの蔓延地とが共通する事に
気が付いた美由紀は、F1パイロットとしてレースの世界に入り込み、
その関連性を探り始めるのだが。仇敵メフィストをも凌駕する巨大組織、
ノン=クオリアが動き出した事を知るのだった。

物語そのものも布石の貼り方も、さすがさすがと唸らされる事ばかり。
さらにはF1世界の内側を垣間見れ、F1パイロットがどれほど
特別に扱われているのかを読み取れただけでも、非常に面白く興味深かい。

そして今回メフィストの新しい特別顧問、専光寺が現れる。
今までの特別顧問とは、全く違ったタイプの専光寺に、
ナゼか心引かれていく美由紀。そして二人は手を取り合って、
ヴェルガウィルスに立ち向かうのだが・・・。
近寄っては離れていく専光寺。果たして専光寺は敵なのか味方なのか。
そして日本を壊滅するが為に放たれた絶望のヴェルガウィルスを、
果たして美由紀は止められるのか。

堕ちた天使は必死に羽を羽ばたかせ、また舞い上がろうとする。
しかし少し浮かんではまた堕ちて、また、堕ちて。
とうとう自分がナゼ男性の恋愛感情を読めないのか、
専光寺に心惹かれるのか理解する至り、自分を取り戻し始める。

そして天使の羽がまた、力強く大きくはばたく時。
千里眼の物語は、また新しい展開を迎えるのだろう。

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紙の本千里眼の教室

2007/07/04 16:31

学校問題に真っ向勝負。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

新シリーズとなった千里眼の第5弾。それが本書「千里眼の教室」である。前シリーズでもイラク戦争やITバブル等、時事問題をテーマにして見事に物語をつむいであったが、今シリーズは隔月ペースで刊行されている事もあり、さらに最新時事問題に鋭く切り込んでいる感。
今回のテーマは作品タイトルが示すとおり、学校問題である。昨今、そのニュースを聞かない日が無いほど、子供達のいじめと自殺の後を絶たない。また大問題になった世界史未履修問題や親と教師の確執など、現代教育シーンが抱える問題をテーマに物語は進んでいく。
世間同様の学校問題を抱えていた、氏神工業高校。全校生徒が集まった体育館の中で、爆弾が炸裂する。しかしケガをした生徒がいなかったばかりか、何とその直後に生徒会を中心に「氏神高校国」建国を宣言してしまうのだ。一般生徒たちは国民として構内に留まらされ、独自の社会システムを構築していく。労働と賃金、そして隣国日本との外交まで。小さな独立国家は、それなりの秩序を持ってまとまったかのように見えたが。しかしそんな状況を社会が許しておくわけもなく、機動隊が突入し鎮圧を図る。突入と同時に、生徒達に殴る蹴るの暴力を開始する機動隊。そして氏神高校国は、阿鼻叫喚の地獄絵図と化してしまう。しかし、あまりに熾烈を極める機動隊の作戦に、疑問の声が上がる。常軌を逸しているのは氏神高校国なのか、それとも・・・。その時、日本全土を覆う、ある環境変化が発見される。その環境変化がもたらした、危機的状況とは。体育館で炸裂した爆弾の正体とは?そして氏神高校国とその国民たる生徒達は、一体どうなってしまうのか。
これまでの作品と比べて、美由紀の大活躍!というイメージではない。しかし、現代の教育現場が持つ問題に敢然と立ち向かい、きっちりとしたポリシーを持って答えを示す姿はやはり美しく、胸に迫り来る物が合った。子供があり、教育問題で少なからず悩んでいる親たち、教師たちに、ぜひ読んでもらいたい一作。

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紙の本千里眼の水晶体

2007/03/08 12:54

前シリーズとのアジャストかな。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

新シリーズ三作目の本作、とうとうアフターバーナー全開か!?と思いきや、やはり前シリーズに比べればおとなしめ。それは本作のメインが「生物兵器」にある所からもお分かり頂けると思う。前シリーズのような「ドッカンボッカン!美由紀キター!」というより、姿の見えないじわりと怖い相手、という感。
本シリーズから、リアリティを追求し始めたと言う。科学的根拠をしっかりと踏まえた上での、作品作りになっている。もちろん前シリーズもその点は押さえていたのだろうけど、時代の流れとともに変化した科学的要素を、ちゃんと捕らえなおそうという趣旨かと思われる。であるから、美由紀の「心を読む」と言うシチュエーションが終始、詳細に描かれている。ちょっと必要以上かと思われるくらいなのだが、やはり「前シリーズとは違うのだ」と読み手にそれとなく理解させる為に取り入れられた描写で、そういう意味でアジャスト的な3作だったのかもしれない。
じゃ本作品が前シリーズに比べて劣るかと言えば、そんな事は全く無い。今と言う時代を良く捉えて、色々な事象を絡ませたうまい作品に仕上がってると思う。まあちょっと、布石や伏線の張り方が見え見えだったりしたけれど。
だがある意味魅力的な新キャラクタも登場し、ますます期待は膨らむ一方である。一刻も早く!スコーーンと突き抜けた美由紀の大活躍!を観たいものである。

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紙の本千里眼キネシクス・アイ 下

2010/02/01 16:57

感情は弱さじゃない、強さだ。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

本作品は新シリーズ10作目、岬美由紀誕生から10年目の記念作となるからだろうか、もう美由紀の代名詞的な存在である戦闘機F15DJ(待ってました!)も当然の事ながら、F1マシンやH60Jヘリ等も登場し、十二分に大活躍してくれる。さらには今ではもう懐かしい感さえある、メフィストもその存在を匂わせる。そして千里眼の大命題である「人間」や「命」への深い思考を重ね、美由紀はある悟りに到達していく。何というかこれまでの美由紀の活躍、千里眼シリーズのレジュメ的な作品に仕上がっていて、新シリーズ最高傑作!との声も頷けるという感触。
岬美由紀は超人的な身体能力だけではなく、わずかな表情筋の変化から相手の感情を読み取ってしまうという特殊能力を持つ。過去の敵メフィストとは思考、感情の読み取りあいで戦ったのだけれど。新しい敵ノンクオリアは機械こそ至高と位置づけ、人間の意志という物を排除している。つまり美由紀の能力が効かないばかりか、美由紀以上のスピードかつ正確さで相手の思考を機械的に読み取ってしまう。絶対の自信があったその能力をはるかに凌駕され、恐怖さえ覚える美由紀だったが。
中国が北京オリンピックを成功させる為に放った、「雨を降らせるロケット」。その極秘データを驚きの方法で入手し、さらに高性能の降雨ロケットを完成させたノンクオリア。首都圏に常識では考えられない雨を降らせあらゆる河川を決壊させて、首都壊滅を目論んでいた。美由紀の思考さえも瞬時に読み取ってしまう、ノンクオリアの最新兵器。最強最悪の相手に真っ向から挑む美由紀。そして絶望の果てに見出す、希望の光・・・。それは機械には到底理解の出来ない人間の「感情」の為せる業、相手を思いやって信じる事で初めて起こせる、奇跡の業だった。
作品そのものも濃く読み応えのあるものだったが、物語の最後に行われる美由紀の自衛隊からの除隊式は、ファンには感涙モノ。その姿や様子がありありと脳裏に浮かんでしまって、文章であるのにも関わらず思わず目を細めて読んでしまった。私の心の中の、長年の夢でもあったのだろう。
今回の作品、次の物語へと続くポイントが一つ残されていた。その事実が、次の作品へと続くことが、非常に嬉しく感じる。岬美由紀との付き合いももう10年か。でもまだまだこれからもずっと、楽しませて欲しい。やはり永遠のスーパーヒーローであるのだ、岬美由紀は。

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紙の本千里眼ファントム・クォーター

2007/02/28 13:00

アフターバーナー、点火。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

千里眼新シリーズ第2弾!が本書である。前作「TheStart」では新感触の千里眼を描き出し、本シリーズが心理学の発展とともに成長してる事をアピールしていた。基本的に今後の展開の方針の打ち出しに終始したのが前作だとすると、本作ではとうとう!アフターバーナーに点火、という感じ。まだまだ全開ではないけれど、千里眼シリーズのあの「うひょーーー!」や「美由紀キターーーー!!」な感を存分に味わえるのだ。
前作であらわになった新技術、「インビジブル・インベスティメント」。この技術で物体をで覆ってしまうと、物体そのものが見えなくなってしまうのだ。この技術を使って、あのマインド・シークコーポレーションが恐ろしい計画を立てた。それはなんと、日本の壊滅。国防もその動きを捉えるものの、どういう形でそれがなされるのか皆目見当も付かない。そして嵐の中、悪魔の弾頭が発射されてしまう。日本壊滅まで、あと数秒!だが、その時・・・!!
もうあっという間の270ページ。後半は息つくヒマも無いくらい。さらに進化を遂げた感のある美由紀だったけど、でも最後の1ページで心温まった。やはり、相変わらずなのである。

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紙の本千里眼優しい悪魔 下

2018/01/20 22:21

岬美由紀の新たな境地

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マツゲン - この投稿者のレビュー一覧を見る

ノン=クオリアと手を結んだジェニファー・レインvs美由紀さんとダビデの異色コンビ。
北朝鮮での最終決戦。そして、新シリーズ・クラシックシリーズを通して導き出された、美由紀さんの新たな境地に少し寂しさを感じます。『マジシャン』の里見沙希ちゃんの登場は、ちょっと嬉しい。

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紙の本千里眼優しい悪魔 上

2018/01/20 22:12

道化の素顔を拝見

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マツゲン - この投稿者のレビュー一覧を見る

今巻ではメフィストのダビデが主役級の登場。今までは世界を裏から操るメフィストの中核でありながらも、道化の部分ばかりが目立つダビデですが、今回はまさしく人をそそのかし狂わせるメフィストとしての面と、過去が描かれてます。
ジェニファー・レインと美由紀さんの決着も。

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新たな脅威

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投稿者:マツゲン - この投稿者のレビュー一覧を見る

舞台はシンガポール。F1レーサーとして潜入しつつ、世界に襲いかかる脅威に立ち向かう美由紀さん。メフィストとは対極の新たな敵ノン・クオリアの登場。
シンガポール・フライヤーの上での対峙のシーンは、美由紀さん成長の素敵なシーンです。

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リ・スタート

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マツゲン - この投稿者のレビュー一覧を見る

前巻で描かれた美由紀さんの衝撃の過去。しかし、巻末にジェニファー・レインに対して力強く対峙している姿にさすがヒロインと思ってましたが、そうではなかったことが今巻で明らかに(まあ、それが現実てきですよね)
そんな中、世界に迫る鳥インフルエンザの恐怖。陰謀渦巻くF1の世界。
ダメージ負ってる美由紀さんに容赦なく、事件は迫ってきますね。

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