殺人を呼んだ本 ─私は図書館─ みんなのレビュー
- 赤川次郎
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
評価内訳
- 星 5 (0件)
- 星 4 (1件)
- 星 3 (0件)
- 星 2 (0件)
- 星 1 (0件)
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
2002/07/14 20:42
女は度胸!
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:りんご酢 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「野々宮図書館」という奇妙な洋館で起こるミステリー5本だてである。松永三記子はこの図書館の管理人として洋館に住み込みで雇われた。ここの蔵書は変わっていて犯罪や事件がらみの物ばかりであった。殺人事件で被害者が抱いて死んでいた本、若い女ばかり狙う変質者の愛読書、一家心中したときに足場代わりに積み重ねられた本とかなのだ。
しかもその本にまつわる幽霊が出没となれば、普通は逃げ帰ってしまうのが普通だが、それではお話が進まないので、三記子は、赤川シリーズによく登場するような好奇心の塊で冒険心に富んだキャラであった。三記子は幽霊たちにつきあって、その事件の真相をつきとめていく。終始楽しめる明るいミステリーである。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |