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電子書籍

ブルーもしくはブルー みんなのレビュー

  • 山本文緒
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みんなのレビュー8件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
8 件中 1 件~ 8 件を表示

紙の本ブルーもしくはブルー

2008/05/17 10:18

もうひとつの人生。願った人生の味。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ココロの本棚 - この投稿者のレビュー一覧を見る

誰もが一度は経験するであろう、人生の選択。もし選ばなかった方の人生を幸せに送っているもう一人の自分がいたら?この小説は、それを覗いてしまった女性の切ない話です。

佐々木と河見、2人の男性どちらと結婚するか悩んだところから蒼子は2人の人間となって違う人生を歩みます。パラレルワールドの同時進行といったところでしょうか。
佐々木と結婚した蒼子は、お金も自由もありますが、自分に対して無関心の夫との生活に愛情への飢えを感じ、何か物足りない空虚な日々を送っています。
河見と結婚し福岡に移り住んだもう一人の蒼子は、夫に愛されてはいるものの、強い束縛や夫からの暴力に耐え忍んだ生活を過ごしています。
一方は愛情に飢え、一方は自由への渇望が。そんな2人が出会ってしまい、お互いの生活を交換することになるのですが。

お互いが自分の分身であるがために、2人の執念のぶつかり合いがとても怖い。
怖いながらも、憎みあいながらも、本当はすごく互いに愛おしいんですね。
どんな生活を送っていても、誰と過ごしていても、すべてに満足している人間なんてどこにもいないと思う。
嫉妬やないものねだりばかりしていても、幸せなんて掴み取れない。

この本を読んでみて、そう思いました。

人生でさまざまな選択肢に迷っても、選んだならばしっかりと向かい合って生きていくことの大切さを感じさせてくれる1冊です。

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紙の本ブルーもしくはブルー

2013/01/10 13:33

女の打算、狂った計算

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:結子*uco* - この投稿者のレビュー一覧を見る

読みました。凄く面白い!

人生の分岐点に差し掛かった時、どちらかを選ばなくてはならなくて
いつか「あのときあっちを選んでいたら…」そう思ってしまうことって誰にでもあることですよね。
それがとある現象によって体験できることに。

最後まで一気に読みました。
ファンタジーではあるけれど
データベースに書いてあるような「万華鏡のような美しい小説」ではないと思います。
女の打算や思惑が詰まってますから。

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紙の本ブルーもしくはブルー

2003/07/29 11:17

立たされた岐路、選んだ小道。

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オレンジマリー - この投稿者のレビュー一覧を見る

あの時こうしていれば…。
きっと誰もが思い描く「もう一人の自分」。
私にだってそういう思いが交錯した瞬間は何度もある。

私が山本文緒さんの名を知ったのは、恩師にいくつか本を薦められた高校時代だった。一冊読んで一発でファンになり、この人の作品が薄れたことはまだ一度もない。直木賞を受賞した時には当然だと思えたし、これからも「みんないってしまう」や「きっと君は泣く」のような本も出して欲しいし、深くのめり込む長編も書き上げて欲しい。どれを読んでも飽きず、やってくれたな感が突き上げて興奮する作家は限り少ないので、ずっと応援してます。

この本を読んで、やっぱり光だけを享受できる路はないと痛感する。照らされたら影が発生するのは必至で、それは変えようのない現実。知らない方が幸せな事ってたくさんあるし、影も疎んじてばかりいないでたまには向き合うべきだと思う。
影が無ければ光が注がれていない事実を思い知らされる訳だから。
光の自分と影の自分が出会う時、くるくると静謐な小道が狂う。自分が選んだ小道、もう一人の自分が選んだ小道、それぞれが交わり生まれる結末。
だからやっぱり思う。過去の自分を追ってはいけないと。選んだ小道を突き進むしかないなと。思いもよらない結果を招きたくないのなら…。もっとも、自分が光か影かなんて分かるはずないのだけれど。

山本文緒さんの紡ぎ上げる物語、それは最後まで眼が離せないもの。どんでん返しでページを捲る指に拍車がかかる…。クライマックスが予想だにできない、油断ならない小説だと思う。

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紙の本ブルーもしくはブルー

2003/05/14 20:34

このタイトルって、読んだ後で見ると、うまいなあ、そういうことだったんだって思わず手をうってしまう。本当に、うわー、だ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

旅先で、持っていった本を予定より早く読み終わってしまい、時間を持て余したとき、作品の内容は知らなくても、作者の名前だけで買って絶対後悔しない作家がいる。推理小説なら宮部みゆきか京極夏彦、エッセイなら田口ランディか小谷野敦。濃密な恋愛なら小池真理子か林真理子、男性社会への挑戦なら篠田節子。現代男女の恋愛のミステリアスな奥底を見たかったら、矢張りこの人、山本文緒。

夫の浮気で家庭がギクシャクしている佐々木蒼子は、今の夫と結婚すると決めた時に捨てた恋人のことを思い出す。もしかすれば、彼の姿を見ることができるかも知れない、淡い期待を抱いて出かけた旅先の九州。そして博多の町で見かけたカップルの男の後姿は、昔の恋人のそれに酷似していた。蒼子は思わず跡を追いかける。そして、男と一緒に歩いていた女性をみて彼女は驚く。その女性は自分と瓜二つだった。

もう、これだけで十分だろう。途中でやめることなんてできない。先が見えない展開と、蒼子の心の苛立ち。推理小説、それともSF、ひねったサイコホラー? 今盛んに騒がれているDV問題を絡ませながら、思いがけず訪れた幸運にしがみつく人間、見放された女性の心の奥底。少女漫画にでもありそうな発想を、大人の愛の世界に取り入れたこの小説の面白さは、読まなければわからない。

単行本初版が92年。宙出版というところから出た本らしい。そのころ山本はまだ少女小説を書いていというけれど、私はまだ彼女の存在を知らなかった。この作品を書いた頃から本格的な大人の小説世界に進出してきたという。本の雑誌などを後日読むと、当時から既に彼女の小説は、一部の間でかなり騒がれていたという。当然だとは思うけれど、じゃあ、本当にマスコミ関係者が紙面でそれを言明していたかというと、それは無かったと思う。

でも、それは本当に少しの間の平穏に過ぎなかった。『恋愛中毒』で異常に騒がれ、『プラナリア』で直木賞をとって一躍、名実ともに人気作家になっていく。でも私に言わせれば、92年以降であればいつ受賞してもおかしくなかったと思う。続々と旧作が文庫化されているけれど、ジュニア小説だって文句無しに面白い。新作の『ファーストプライオリティ』も言うことなし。むしろ、今の私には、現在の山本が中高生をどう描くか、そこに興味がある。それにしても『ブルーもしくはブルー』、上手いタイトルをつけたものだ。

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電子書籍ブルーもしくはブルー

2017/08/18 01:03

ファンタジーなのに現実的

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:aya - この投稿者のレビュー一覧を見る

話は絶対起こり得ないぶっとんだものなのに、その細部はものすごーーーく現実的で、なんだか自分がよくみる夢に似ていて、ぐいぐい引き込まれてしまいました。

結婚してから読むとまた、読んだ後違った気持ちに。

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紙の本ブルーもしくはブルー

2002/02/10 17:08

自分の人生がつまらなく思えたときに…

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ころろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 誰だって自分の人生が退屈でつまらなく感じる時がある。そんな時、つい過去の自分の選択を後悔したり、現実を否定してしまったり。

 二人の男性のどちらと結婚するべきか、ものすごく悩んで決めた蒼子A。数年後、その結婚生活は不満と後悔だらけになってしまった。そんな時出会ったのが、“もう一つの選択肢を選んだ”蒼子Bだった。二人は自分達の生活を交換することを思いつく…。

 この物語は決してハッピーエンドではない。尻切れトンボのようなその終わり方に、読んだ後の爽快感は全くなく、その分自分自身を省みて考え込んでしまう。そして、人生に不満を感じたり後悔をしている原因は結局自分自身にあるんだって思うしかなくなる。自分が変わらなければ、どの選択をしても結局不幸なのは一緒なのだ…。

 “幸せになるためにちょっと自分を見つめ直してみようかな”って思ったとき、主人公蒼子が物語の最後で決して不幸ではなかったことに気づいた。そして私の心もちょっと軽くなった。

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電子書籍ブルーもしくはブルー

2019/01/28 12:28

重なったパラレルワールド

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:CHANRIE - この投稿者のレビュー一覧を見る

あの時の私があの人を選んでいたらどうなっていただろう。
誰もが考える、“あの時”からの違う人生。
そんな時に“あの時”までの記憶を共有し
違う選択をしたもう一人の自分に出会う。
生活を交換してみよう、から始まる
今の自分かあの時から違う自分、どっちが自分か。
選択した人生が違う自分が羨ましくなる生き方はしたくないなぁ。

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紙の本ブルーもしくはブルー

2001/03/28 22:27

あなたは自分のドッペルゲンガーに会いたいですか?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アルデバラン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 人生にはいくつもの分岐点がある。もしもあの時に異なる選択をしていたら…と、過ぎた日のことを悔やんだ経験はきっと誰にでもあるはず。
 この物語の主人公、佐々木蒼子は結婚して6年になるが、すでに夫との関係は冷え切っており、年下の恋人との不倫関係にも退屈している。かつての恋人、河見が住む福岡で彼女は自分そっくりの女性に出会うが、それは6年前のあの時、佐々木ではなく河見を夫に選んだもうひとりの蒼子、ドッペルゲンガー。
 あの時に戻って、もうひとつの選択をした別の人生をちょっとだけ覗いてみたい…、そんな単純な好奇心から入れ替わった二人は、予想もしなかった事態に翻弄されていく。
 ファンタジーでありながら、登場人物の心理はとてもリアル。
 疲れて立ち止まり、「自分の人生って何?」とふと思ったとき、この小説を読むと自分のささやかな人生も愛しく感じられるかもしれない。
 メビウスの輪の中で、一瞬だけ出会えるという自分のドッペルゲンガー。あなたは会ってみたいですか?

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