落葉同盟 みんなのレビュー
- 赤川次郎
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紙の本落葉同盟
2016/12/12 11:37
ちょっと都合良すぎるけど、幸せ気分になれる筋書に一気読みでした。
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっと都合良すぎるけど、幸せ気分になれる筋書に一気読みでした。殺人の冤罪で逮捕された女性記者を救うため、高校時代に憧れた同級生おじさん4人が集まって“落葉同盟”を結成して活躍するのだが、何故かその輪に関係ない人々まで集まって来て、遂には国会議員とつるむ悪徳警部の悪行を暴くことになる。“落葉同盟”以外で協力者になってくる人々も多彩でそれなりに面白い。当然ながら、“落葉同盟”の4人はいずれも社会的には大したことない“濡れ落ち葉”的人々であり、中には同盟を裏切って悪徳警部に内通する怪しげな不動産屋までいる、何とも何処にでもいる人間的な人々なのが嬉しい。ちと悲しかったのは、主人公の桐生おじさんに淡い恋心を抱き主役的な活躍をする女性部下・平田あかりが、悪徳警部が放った凶弾から桐生おじさんを守るため死んでしまうこと。とは言え、全体としては勧善懲悪であり、ハッピーエンドであり、登場人物も基本的には性善説であり、やはり私好みだし、何よりも冴えない中年おじさんたちが活躍することで、私のような高齢おじさんにもまだまだやれることがあるのではと勇気づけてくれるのが良い。
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