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電子書籍

鬼の跫音 みんなのレビュー

  • 道尾秀介
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みんなのレビュー5件

みんなの評価3.8

評価内訳

  • 星 5 (2件)
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  • 星 1 (0件)
5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本鬼の跫音

2012/03/13 18:39

鬼が出て来てくれたほうが、よっぽどこわくない

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:saihikarunogo - この投稿者のレビュー一覧を見る

暗い。怖い。救いがない。新聞に載るような事件の当事者が味わっている感じを文章にしたらこんな感じなのだろうかと思う。文章はとてもうまい。具体的で無駄がなく、そこにあるすべてのものが目に見え、耳に聞こえ、鼻で臭いが嗅げるようだ。登場人物の抱く感情はどれもはっきりと表情で示されている。だから、一人称の主人公の日常のやりきれなさや、劣等感や、みじめさなどが、ひしひしと伝わってきて、ある日、狂気のような行動にかられるのも、納得できる。それだけに、恐ろしい。狂気の行動にかられたその先にあるのは、孤立、隔絶、冷たさ、侘びしさ。

もっとも、すべての主人公が、犯行後、日常から切り離されるのではない。一見、幸福な結婚をして円満な家庭を築いて平穏に何年間かを過ごす者もいる。必ずしもみじめで孤独な主人公ばかりではない。

6編の短編のそれぞれに、鴉が登場する。鈴虫や蝶などの生き物の使い方もうまい。また、叙述に工夫が凝らされていて、終わりのほうで、あっと驚くどんでん返しもある。たとえば、日付が過去にさかのぼっていく日記で、初めはガラスの引き戸に新聞紙が貼られていることがさらりと書いてあって、何かでこわれたのかなと思うと、また次に、食器戸棚のガラスにも新聞紙が貼られていると書いてある。そして最後に、なぜそんなことをしてあるのかという理由が明かされるのを読んで、あわてて読み返す。引き戸と食器戸棚のガラスの記事の間に、勝手口に鏡を捨てた話があった。そこを読んだときには、ただ、鴉がそれで嫌がってやってこなくなったという話に注意が向いて、引き戸や食器戸棚のガラスとは結び付けていなかった。すべての理由を知って、初めて、そうだったのか、やられた、と思った。

どの小説にも、「不吉」だとか「凶」だとかいった言葉は出てこないが、そういう言葉が表わすものの雰囲気だけが取り出されてつきつけられているような感じがする。「不吉」だとか「凶」だとかの言葉を使ってもらった方が、よっぽど、こわくない、気持ち悪くない、恐ろしくない、と思うほどだ。

読んだあと、厄落としでもしたくなって、書評をしておくことにした。

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紙の本鬼の跫音

2016/05/26 22:14

くろくろくろ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

あらすじにある「刑務所で作られた椅子」に引込まれ、よしこれを読もうと。6つの短編集。すべてSがらみ。どのSも狂気と哀しさをまとう。『ケモノ』が一番面白かった。冒頭の『刑務所で作られた椅子』の話でもあるし。もうとことん虚無。やるせなさとか切なさなんて遥か彼方に行ってしまっている。この小説を読んでから、『向日葵の咲かない夏』を読んだ方がよかったのかもしれないとふと思う。読み手を惑わし、落としどころがない黒い空洞を感じさせる話。慣れてしまえばどってことない。むしろ魅力的でもある。道尾氏に嵌るワケ、ここにあり。

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紙の本鬼の跫音

2019/01/28 16:53

やっぱり、人間が一番怖い

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しーれ - この投稿者のレビュー一覧を見る

誰の心の奥底にも生じうる残酷さに、私も同じかもしれないと心がザワザワする。道尾秀介の短編、好きだなぁ。

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紙の本鬼の跫音

2017/05/20 18:04

泥々と

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

怪談集だと思って手にとったら人間の嫌な部分を煮詰めたような作品集だった。こういうのは怖いよりキツい。

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紙の本鬼の跫音

2016/12/16 18:23

あっという間に読めます

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:森田トム - この投稿者のレビュー一覧を見る

どの話も嫌な終わり方なんです…。
じゃあだからと言って他の人に勧めたくないかと言ったらそんなことはなくて、テンポ良く読める短編集なので不気味な話で読書したい人の取っ掛かりには良いのではないでしょうか?
女性にとっては腹が立つようなシーンもありましたが…。

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