雀蜂 みんなのレビュー
- 著者:貴志 祐介
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紙の本雀蜂
2014/01/07 15:48
虫は、間接的だからこわい
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おこめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
短めの作品でしたが、寒さ痛さがが伝わってくる展開に没入できました。
ちょっと貴志さんを読みたい時にいい長さ、です
紙の本雀蜂
2017/09/23 12:21
ワオッ!一気読みでした。
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ワオッ!一気読みでした。冒頭からキイロスズメバチの襲撃で快調なスタート。同時に妻・夢子も失踪しており、外部との連絡手段も全て使用不能とされている。コリャ事件ですよね。そして、キイロスズメバチについでオオスズメバチとの死闘。その描写の凄いこと。しかし、中盤辺りで犯人が妻・夢子とその愛人・三沢ではあまりにも単純すぎるよねという疑問が生じる。とは言え、スズメバチとの死闘の前にはそれも忘れ去られる。そして、どんでん返しの結末へ。ズルイヨと思いつつも、一気読みの面白さでした。負けました。
冒頭からキイロスズメバチの襲撃で快調なスタート。同時に妻・夢子も失踪しており、外部との連絡手段も全て使用不能とされている。しかも、本人・安斎智也は蜂に対してアナフィラキシー・ショックを抱えている。逃げ場を失い、地下室に行くとそこにはオオスズメバチの巣があり、更なる危機に。追われるように玄関から脱出してガレージに逃げ込むと、エピペン注射器(正式名はエピネフリン(アドレナリン)・オートインジェクター)が落ちているのを見つける。ガレージでスキーウエアをはじめとする諸装備を見つけて反撃開始。キイロスズメバチをオオスズメバチが制圧したのを利用して、窓を開放して室温を下げることで蜂達の活動を抑制する。犯人と思われる、三沢と妻・夢子が結果確認のために戻って来るのを待ち、首尾よく2人を地下室に閉じ込めることに成功。万歳!!と思いきや、キイロスズメバチの死骸の針に触れてアナフィラキシー・ショックを起こし、エピペン注射器を使用するが効かず、エア式のワインオープナーで喉に穴を開けて気道確保して気絶。意識が戻ると、警察が来ており、傍らで夢子が警察に事情説明をしている。それを聞きながら、昨夜からの事態を思い出しながら、唐突に「分身(ダブル)」(P194)という表現が出てくる。ここでやられたと思い知らされる。二重人格者?夢子の話は一方的に続く。そして、それに伴って私の記憶も甦ってくる。
結論。私はドッペルゲンガーの安斉実であり、自分を安斎智也と取り違えて行動していたのである。前夜、偶然外に出てきた安斎智也を刺殺して、安斎智也に入れ替わって入り込む。当然、妻・夢子は異常者として対応。睡眠薬で眠らせて脱出したというのが真相。さて、ハチの仕掛けは偶然か、それとも誰が仕掛けたのか。この点だけはちょっと疑問が残った作品でしたが、何しろ一気読みでした。
電子書籍雀蜂
2020/08/14 00:02
チクリと刺されると終わり
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
蜂アレルギーの作家が、山荘に閉ざされる展開がスリリングです。サバイバルの面白さだけでなく、どんでん返しも用意されていました。
紙の本雀蜂
2015/10/28 10:34
貴志さんの作品
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投稿者:みるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
スズメバチの恐ろしさがよくわかる作品です。一軒家の中で起きるサバイバルです。ハチへの撃退方法とか感心して主人公と一緒に手に汗握ってしまいます。飽きさせずに一気に最後まで読めるところはさすが貴志さん。どんでん返しありました。
紙の本雀蜂
2015/03/26 10:22
想像できないようなひどさ
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投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る
帯やあらすじの煽り具合からは想像できないようなひどさ。貴志祐介さんの本気の小説を知っているからこそ本作にはかなりの落胆。まず蜂が恐くないしオチも残念、主人公の一人芝居に見えた。この内容だったら帯の文句を考える側の苦労も並大抵のものではなかったかと。『新世界より』と『悪の教典』しか読んでおらず、ホラーへの期待が高まっていた矢先にこの話ではちょっと受けつけられない。
紙の本雀蜂
2020/08/25 06:36
これは酷い。。
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投稿者:K.I. - この投稿者のレビュー一覧を見る
貴志先生の作品とは思えないくらい酷かったです。
帯には「クリムゾンの迷宮を超える恐怖!」などと書かれておりますが、比較対象にすらなりません。
(クリムゾンの迷宮の方が1000倍面白い)
ストーリー展開に関係のない事を何度も何度も繰り返してページ数をかさ増ししているような(笑)
読んでいて疲れました。
間違いなく読書の時間を無駄にしました。
紙の本雀蜂
2015/03/20 01:08
残念でした
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投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
ざっくり言うと、主人公が雪に閉ざされた家の中で雀蜂と死闘を繰り広げる作品です。結末は若干ひねりが加わっていますが、個人的に本作は消化不良の感が否めません。
「新世界より」を読んでファンになり、「悪の教典」、「黒い家」、「青の炎」を読んできた一ファンとしては、もう少し重厚感のある次回作を期待します。
紙の本雀蜂
2018/11/30 19:49
雪の山荘で蜂に襲われる男の話
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
蜂を撃退しながら山荘を移動していくのだけど、ホラーというよりコメディぽい描写が多く恐怖感は全く感じなかったです。
最後にどんでん返しもあるけど途中の伏線があからさまで、ミステリーとしてもいまひとつ。貴志祐介の作品としたら明らかに失敗作だと思う…。
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