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電子書籍

パイナップルの彼方 みんなのレビュー

  • 著者:山本 文緒
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みんなのレビュー5件

みんなの評価2.9

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)
5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本パイナップルの彼方

2002/07/14 21:55

平凡な日常の中に

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ごまた - この投稿者のレビュー一覧を見る

自分は周りと上手くやって行けない。そんな深文は美術短大へ進み自分の仲間たちを
見つける。美人ですぐに彼氏が出来るが騙されたり、ふられたりしてどうしても長続き
しない月子と早く良い人を見つけて結婚したがっているなつ美。そして、深文は信用
金庫へ就職する。社会に出て上司や同僚とも上手くやる術を身につけたように見えた、が、それは
新入社員の登場でかき乱される。会社での思いがけない事件、恋人との遠距離恋愛などなど
からとうとう深文はストレス性の病気になってしまう。いわゆるOL生活の中でありうる
日常、様々な悩みなど共感できる部分がたくさんある。現実逃避をしたいけれども
けどしない深文はどうやってこの状況を切りぬけて行くのか??

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紙の本パイナップルの彼方

2002/06/03 11:22

不変のものも、確かなものもそれは全て

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 確かだと、変わらないと思えていたのは、自分がそれだけ何かを思い込んでいたからだ。そんなことをふと考えた。
 この本の主人公は、自分と違う人達の中をそれなりに上手く立ち回り、自分の趣味も、自分の時間も、テリトリーも全て守り、幸せな時間をすごしているごく普通のOLの女性だ。しかし、そんな調子のいいごく平凡でもある生活も、一回何かがずれて、自分のそのリズムが崩されてしまうと、全てがあやふやな上で保たれていたのだと気づかされてしまう。そうなると、もう全てがダメだった。誰もが一度は聞いたことがある、自分の中で何かが崩れる音、そしてそれに直面したときの逃げ出したい気持ち。全ての共感できる気持ちがこの1冊に入っている。
 いつか、自分の心が行き詰まった時のために、過去行き詰まった経験がある気持ちを前に進ませるために、一度は読んでみてもいいのではと思えた1冊だった。

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紙の本パイナップルの彼方

2002/07/17 01:39

生きてる人間が天国にいちゃいけない

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投稿者:あさの - この投稿者のレビュー一覧を見る

『わたしはこんな女はキライだ』
誰にも心を開かず、自分が演出した『自分』を押し出して、相手を見下げて生きてる。
深文の生き方はサユリさんとよく似ている。ただほんの少し、深文の方が外から自分のことが見えるだけだ。だから、深文はサユリさんのことはわかっても、日比野のことはわからない。日比野の、必死に、深文をわかろうとする気持がわからない。
どれだけいためつけても、きっと日比野には深文の心から流れる血が見えない。
そりゃ見せないんだから。
親友にさえ言われる。
いいよね、あんたは。絵の才能もあるしさ、会社でもうまくやってるし。
苦しい時ほど、みんな深文を頼らず、『天国』へと、逃げていってしまった。
深文は、わかっている。『天国』なんてどこにもない。あるとすれば、その世界は『自分』なんてこれっぽっちも愛してないんだ、ってこと。
深文は愛されることにとまどっている。愛されて、その中で同じように相手を愛して、泣いたり笑ったりすることを恐れている。
深文の持っている透明感、どこにも所属しない、『ロック少女』や、『専門学校生』のような彼女は、必死で自分をこの世界に愛させようとする人みんなに憎まれる。
甘いおやつのようにちょっとつまむ男たち。決して無様な姿をみせない彼女に、男たちは群がり、そして女は彼女を憎む。
最終的に、ものすごい『しっぺがえし』を食らうわけだけども、そうなって初めて、彼女は『無様にならなければ』見えて来ない世界を掴む。そしてそこに住み続けることを選択する。
彼女をキライだと思う心は、きっと、『自分もずっとそう生きてきた』から。
斜に構えて、まわりの人間を心のどこかで見下して、『わたしはうまくやってる』。
そう、ほくそえんできたから。

『天国には生きてるうちには行っちゃイケナイ』
愚かに生きてるように見える月子の最後の言葉が、深く胸に刺さる。
批判するのも解読するのも簡単。でも、生きるのは、ムズカシイ。

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紙の本パイナップルの彼方

2002/07/31 02:21

ハワイがだめなら、せめて沖縄にしてくれ。

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投稿者:17Caesun - この投稿者のレビュー一覧を見る

乱暴に言うなら、何か困難にぶつかった時、採りうる選択肢は3つある。

1.たたかう
2.逃げる
3.ようすを見る

主人公・深文は現実的な性格で、日常から逃げることを嫌っており、
それがエスカレートして、海外へと飛ぶ友人を責める場面もある。

しかし、一般的に逃げることは恥とされているものの、意外に重要だ。そもそも
これができなければ、動物として失格である・・・。サバンナのシマウマもインパラも、
逃げる時は脱兎のごとく逃げる。遥か遠くに天敵の姿がチラッと見えれば、
次の瞬間、一族郎党そろって恥も外聞もなく駆け出している。全く迷いがない。

逃げるのは簡単なようでいて難しい。戦う事と同じく、逃げる訓練もしておかないと
肝心な時に踏ん切りがつかず、足が動かない。

いつでも逃げられる足があれば、思いきって戦いに挑むこともできる。
分が悪いときにはさっさと逃げて、有利な条件で再起する。それができれば人生
風通しが良くなって、もう少し楽しかろうと思うのだが。

困難にぶつかった時、本当に情けないのは何の行動もとれず、ただ立ちつくすことだ。
逃げることができれば上出来である。

主人公には、あとがきにあるようにハワイのドールパイナップル工場まで飛んで
欲しかった。どのみちひきこもるなら、ハワイへ逃げた方が小説として見せ場が
あるというものだ。どう考えてもタイトルに内容が負けている。

最初に読んだ時は、小さい世界ながら人間関係がドラマティックで面白いと感じた
のに、今回読み返して、会社の人間関係だけで物語が進行することに息苦しさを
感じてしまった。それがテーマなら仕方ないのだけれど。

表紙の装丁とタイトルは好きなんですが。
現実と違っていてもいいから、ドールのパイナップル工場の場面読んでみたかった・・・・。
そういう非日常を望む人間に、山本文緒の作品は向いていないのかもしれないが。

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紙の本パイナップルの彼方

2001/02/06 12:35

勝手な判断の彼方

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:naka-m - この投稿者のレビュー一覧を見る

 受け入れたくない現実を全て拒絶して逃げ出してしまう人がいたり、そういう現実を目の前にする前に自分から理想に向かって突き進む人がいたりする一方で、その時その時の流れに身を任せるタイプの人間がいる。

 この小説の主人公「深文」がそうだし、自分もそうなのだが、そういう人間が何も考えずに日々を過ごしているのかというとそういう訳でもなくて、「この人は口答えだけしないようにして適当にうまくやっていこう」とか「ズケズケ言う人だけど悪い人ではない」とか「悪い人ではないけど口だけだ(^^;;」とか実は意外と冷静に相手を観察していたり自分なりに計算して行動したりしている。これは、そういう計算なんてものは本人は冷静にしているつもりでも実はほとんどが自分勝手な思いこみであり、それが元で身を滅ぼすこともありますよ、というお話。

 多分身に覚えのある人の方が楽しめると思う、私のように(^^;;。

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