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電子書籍

少女七竈と七人の可愛そうな大人 みんなのレビュー

  • 著者:桜庭 一樹
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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (1件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

何とも言えぬ切ない余韻の残る恋愛小説であり、人が人を許す難しさも感じた一冊。

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エルフ - この投稿者のレビュー一覧を見る

淫乱な母親から生まれた七竈。
父親が誰なのかわからないまま淫乱な母は七竈を産み、そしてその男を求める旅は子供が産まれてもなお続きいまだ旅人である。

旭川に田舎で七竈は小さいころからその産まれにより友達ができず、唯一の友は七竈と同じく鉄道を愛する美しい少年の雪風のみ。
雪風との穏やかな時間は望んでも望んでも決して続くものではなく、美しい少女と少年の切ない青春の時間は好むと好まざると終わりを迎えてしまう。
認めたくなくても認めざる終えない事実。

時間の流れは、なにより大事なはずだったものをすべて、容赦なく墓標にしてしまう(P252)

あまり感情を表に出せない七竈の心に痛みがすべてこの一行に込められる。
なんとも言えぬ切ない余韻が残るのである。


この小説というかこの作家には不思議な魅力がある。
タブーの世界なのに厭らしさが感じられないのだ。
そして風変わりな主人公達を愛おしく感じてしまうのである。

人が人を許すことは難しい。
きっと生きていれば誰もに「許せない誰か」がいる。
死んでも許せぬと思うくらい憎んでしまう「誰か」を痛む胸のうちに抱えて生きている。
時間の流れがそれを風化させるのか?それとも胸に巣食うのかは誰にもわからない。
「ほんのちょっと」その誰かを許せたら軽くなるのに難しい。
あらためてそう感じた一冊。

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素朴な文章と素朴じゃない七竈

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

この小説は生まれながらの美少女「七竈」と唯一の親友「雪風」のさびしくも凛々しい青春物語です。

旭川を舞台としており物語の雰囲気は全体的に落ち着いています。また改行が多く、テンポよく読み進められました。

落ち着いた作風とは裏腹に七竈を取り巻く環境(特に母親)は穏やかではありません。終盤の母を許せない自分と葛藤するシーンと、雪風との別れのシーンが印象的です。

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不思議なある少女の魅力的な世界が描かれた作品です!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品は、『私の男』で直木賞を受賞し、一世を風靡した桜庭一樹氏の初期の作品です。主人公は「七竃(ななかまど)」という名の少女。少女はいんらんな母から生まれますが、とても美しく、かつ妖艶な雰囲気をまといながら成長していきます。ただ、趣味は鉄道模型で遊ぶこととという風変わりな少女です。この少女をめぐって周囲では様々なことが起こります。さて、どんなことが起こっていくのでしょうか。これは本書をぜひ手にとってお読みください。

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大人向けラノベの先駆け。とても読みやすいです。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

桜庭一樹さんは、Gosickと赤朽葉家の伝説を読んでいます。
書評は書いていません。趣味に合わないからです。
それでも人気作家さんですし、直木賞受賞者であることが
この作品を読む決め手となりました。

読了後、作品のどんな部分に心を動かすかは、何千冊読もうが
関係ないという結論に達しました。ある意味、当たり前ですが。

以降に作品の良い部分と気に入らない理由を書きます。
特に後半は、違う感じ方の人がいるんだなと流してもらえればと
思います。


まずは良いと思われる部分です。ラノベが好きな方に向けて書きます。
小学校の川村先生。無難で特徴がなく、誰からも気にされない人。
同僚の先生から木の話を聞きスイッチが入ります。
七竈の木は燃えにくく、七回も竈に入れても燃え残ることが
あるけど、七日間もかけて作った炭はたいへん上質なのです。

七日間燃え続ける、つまりそれは七人の男と寝てみるということで
そこから生み出されるものはと川村の思考は暴走していきます。
つまらない人間が起こした革命。
そして生まれた川村七竈は、たいへん遺憾ながら美しく生まれて
しまったのです。

望まないのに圧倒的なものを身につけている主人公。
ラノベで頻繁に用いられるキャラクター造形で、俗にいう
キャラ立ちの状態です。もう一人、双子のように美しく育つ
少年雪風とともに、二人の美しい仲間は周りに翻弄されて
いく、そんなお話です。

普通のラノベより落ち着いた文章なので、そろそろ卒業かなと
思う人向けです。


さて気に入らない部分です。
一般文芸書が好きな方に向けて書きます。

何かで読んだのですが、ラノベの特徴の一つに現実感の希薄さが
あります。例えば両親との生活場面がなく、極端なものは両親すら
登場しません。それがラノベ読者の求めるものなのでしょう。
俺は普通の高校生だけど、ちょっと本気出したら世界まで
救っちゃうんだぜみたいな。

端的にいうと、ラノベの特徴をしっかり持っている本作品は、物語が
単純すぎるし、あまりにも安っぽいのです。

同じことを三回言うと、どんなにいいことでも喧嘩になるという例えが
あります。ある意味、真実だと思っています。この作品で例を挙げます。

>いんらんな母だった そうでしょう、七人の男と寝たんですから。
>いんらんな母だった さっき聞きましたが、ひょっとして別の意味でも?
>いんらんな母だった あのー、聞きましたけど。

さすがに三回では喧嘩になりません。
しかしこの作品では、いんらんな母というどぎつい表現が三回どころ
ではなく繰り返されるのです。
よほど飛ばし読みするか、表面だけをつるつると読んで思考を
止めない限りは、うっとうしくて仕方ないです。

枝葉末節に捉われたくはないですが、ここまでやられると、お前は
理解できないのだから何度でも言うよと、馬鹿にされた気になります。
表現を替えずに何度もですから。

登場人物の中にも、解説役が何人かいてうっとうしいです。
そんなもの読めば分かるということを、くどくど言わせるのです。
正解はこうですよと文中で解説を書くようなものです。
行間なんかありません。でも、それで安心する人もいるのです。

唯一、狂気の香りのする母は面白みがあるし、もう少し
読みたい存在でした。だから人気作品を書けることも理解
しましたが、それにしてもあまりにも単純でした。

先に読んだ二作も、どきっとする設定で惹きつけるだけで、
内容を全部語ってしまうぺらぺら系の作品なので、一般文芸書が
好きな人には勧められるものではありません。

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