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動物農場 みんなのレビュー

  • 著者:ジョージ・オーウェル, 訳者:高畠 文夫
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みんなのレビュー10件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (4件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
10 件中 1 件~ 10 件を表示

電子書籍動物農場

2021/08/05 16:24

日本の労働組合の欺瞞そのもの

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:大手労組はボーナス200万円 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品は著者が本当に伝えたい1984の序章である。著者は1984の中で現代人が認識出来る歴史は常に中流階級と上流階級による牽制と妥協による癒着と、お人好しで働き者の下層階級への全ての矛盾の押し付けであると述べてる。動物農場はその社会のグロテスクな成立ちの一部を描く。

この作品は共産主義とかソ連批判だけの作品では無い。1984通じて見れば明らかであり、人間そのものの卑怯さと欺瞞を動物のコミカルさを通じて描いてる。

日本の現状をみよ、全労働者の代表として政府の最賃審議員もしている高給取りの大手労組。マスコミ新聞では彼らのボーナスが史上最高額に達したと高らかに宣言をする。一方で、悪辣商工団体に所属してる企業により最低賃金月給15万円に抑えられている下請け中小労働者はまさにお人好しで働き者のボクサーそのものでは無いか?悪徳商工団体、ボーナス200万を高らかに宣言するマスコミどちらも利権豚である。

決まり文句を繰り返す羊はステレオタイプな価値観を大衆に刷り込みするマスコミ新聞そのものだ。獰猛な番犬は権力と既得権を守る日本の司法と警察である。

そして、日本の民事司法は大手労組の利権を最高裁で70年代後半に強く支持し、90年代の新規労働者排除と下請け企業と派遣労働の林立を招いた。現代の低成長の遠因であり裁判所も共犯である。

ソ連だ北朝鮮だの日本共産党だの言う批評は全て的外れである!

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紙の本動物農場

2021/02/04 10:18

20世紀前半に活躍したジョージ・オーウェル氏の代表作です!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、20世紀の前半に活躍したイギリス植民地時代のインド生まれのイギリスの作家であり、ジャーナリストであったジョージ・オーウェル氏の作品です。同氏には、『1984年』や『パリ・ロンドンどん底生活』、『ビルマの日々』、『牧師の娘』、『葉蘭をそよがせよ』などの代表作がありますが、同書もその例外ではありません。同書は、一従軍記者としてスペイン戦線に投じた著者によって、スターリン独裁下の欺瞞に満ちた社会主義の実態が描かれています。寓話に仮託し、怒りをこめて、このソビエト的ファシズムを痛撃した一冊です!

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紙の本動物農場

2020/04/21 19:29

小品で、自分史上、読了回数トップレベル

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MacGyver - この投稿者のレビュー一覧を見る

『1984』に代表されるジョージ・オーウェルの他の作品に比較して、タイトルや分量の点で軽視されがちですが、法律政治系の大学生、教養を高めたい方に必読でしょう

登場者のネーミングはどうにかならなかったのかと思いますが、性別・年代・学力に応じて、あれこれ連想でき、自己の問題意識を洗練・相対化できます

収録されている『象を射つ』は植民地における、統治階層と被統治民の力学的逆転と、被統治民の書くことがはばかれる当時の実情が述べられています

『1984』と同じく、無思考な制度・社会批判の有害さ、人民への無条件信頼への懐疑、自己研鑽を怠る者への諦め、善悪の判別の困難さを学べると思います

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電子書籍動物農場

2019/03/15 10:54

解説がお勧め

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:プリンママ - この投稿者のレビュー一覧を見る

色々な出版社から訳本が出ていますが、この本がお勧めです。動物農場そのものの話よりも、訳者が書いた著者の生い立ちや動物農場に関しての解釈の部分の方が数段面白かったです。動物農場自体は大変良くできた寓話で、動物の役柄がそれぞれの動物らしさをよくとらえています。文学作品としての評価の高さはよく分かりますが、話自体はそれほど面白みのあるものではありません。分析、研究をしながら読むと面白いと思います。

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紙の本動物農場

2010/03/14 10:06

知識人によるロシア革命の風刺ができた国とできなかった国

13人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

これは英国の知識人であり作家のジョージ・オーウェルが書いたロシア革命の風刺本である。ページ数が少なく単語レベルも平易なことから私が東京都立国立高校に在学していたころ、級友たちが盛んに英語で読んでいた。しかし、当時、これがロシア革命の風刺本だと知っていた人は、実はほとんどいなかった。なぜならこれがロシア革命の風刺だと喧伝することは1970年代当時ですら、まだまだタブーだったからだ。それほど日本では共産主義というのは絶対の真理であり批判してはならないものであり、これを批判することは、即、「保守反動」のレッテルを張られ村八分とされるような空気が、まだまだあったわけだ。

欧州では違った。オーウェルも若い時は共産主義にかぶれた。かぶれてスペインの人民戦線に共感し、スペイン内戦に人民戦線側の人間として「参戦」したのである。そしてそこで彼はナチスと組み冷血無残にスペインの人民を虐殺するロシアのスターリンの機会主義的な権力思想を目の当たりにする。スターリンにとって、ロシア共産党が指導するコミンテルンこそがすべてであり、その命令に服さない地元の人民内閣は「ただの邪魔もの」であり、それは敵であるはずのナチスとさえ組んで抹殺するべき「夾雑物」にすぎなかったわけだ。こうしたロシア共産党の過酷なまでの支配の論理に、この時期、多くの欧州知識人は気がつく。所詮、ロシアはろしあであったわけだ。こうして欧州では社会民主主義が共産主義、コミンテルンに変わるべきものとして次第に支持をあつめていく。

こうしたことは日本では最後まで起きなかった。コミンテルンの指令は絶対であり、日本共産党は、戦前、最後までその指示を絶対のものとし続けた。日本政府はコミンテルンの支配下にあるテロ組織と日本共産党をみなし、これに対抗するため治安維持法を整備した。

戦後、やや変化は起きるがロシア共産主義のモラル的な優位は変わらなかった。だからロシア軍がハンガリー人民を虐殺したハンガリー動乱でも、日本の「知識人」と称されるた連中(羽仁五郎、大内兵衛ら)はハンガリー人民を百姓と侮蔑してロシアの行動を支持した。プラハの春と称されたチェコの動乱でも、まだまだロシアをちょっと批判しても共産主義そのものに内在する危険性にまで批判の矛先を向ける「知識人」は「左」の側にはほとんどいなかったのだ。共産主義そのものが原理として絶対的専制政治と同じであり、国民を奴隷扱いして隷属を強いるものであり、「絶対権力は絶対に腐敗する」という人間社会を貫く哲理の例外であることを、日本の「左の知識人」は最後まで認めようとしなかったのである。

それは今でもそうで、リーマンショックなどという、ちょっとした相場の調整を前にして、早速サヨクかぶれのアホどもが、またぞろマルクス主義を持ち出しては「新自由主義」「資本主義」批判とやらを始めている。馬鹿は死ななきゃ治らないとはこのことだろう。

こういう意味でも、共産主義に内在する危険性を正面から取り上げた欧州知識人の知的体力というものは、一定の敬意を払うべきものだと私は思うのである(これと欧州知識人を盲目的に信仰するのとは、当然違うのだが)。

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紙の本動物農場

2010/03/13 01:14

「革命」という物語

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yjisan - この投稿者のレビュー一覧を見る

「荘園農場」の動物たちは家畜として人間に支配され、使役され、搾取されて、悲惨な生活を送ってきた。ある夜一匹の老豚が、農場の動物たちに人間の支配の不当性を説き、動物たちの大同団結による人間の打倒を訴えた。老豚の死後、彼の遺志を受け継いだ豚たちは農場の動物たちを組織して農場の人間を追放し、すべての動物が平等な「動物農場」を建設する。しかし、指導者となった豚たちはやがて権力を恣にして私利私欲を追求するようになり、暴力と宣伝を駆使して見かけ上の平等を維持しながら他の動物たちを支配する体制を作り上げる。動物たちは人間がいた頃よりもひどい生活に苦しむことになり、その一方で豚たちは動物たちからの搾取で贅沢な暮らしを送り、ついには二本足で歩くようになり、かつて「敵」としてあれほど忌み嫌った人間そっくりになっていく・・・・・・

 様々な動物たちが互いに言葉を話してコミュニケーションをとるという一見子供だましなこの寓話がかくも有名なのは、ロシア革命後のソビエト連邦(ロシア共産党)の見事な諷刺になっているからである。人物的な対応関係で言えば、「動物共和国」を予言した豚、メージャー爺さんはマルクスおよびレーニンであり、独裁豚ナポレオンはスターリン、ナポレオンのライバル豚スノーボールはトロツキー、ナポレオンが手なずけた9匹の猛犬は国家秘密警察(GPU)、シュプレヒ・コールを繰り返す羊たちは青年共産主義同盟、「荘園農場」の農場主のジョーンズ氏はロシア皇帝ニコライ2世であり、フォックスウッドの農場主ピルキントン氏はイギリス、ピンチフィールドの農場主のフレデリック氏はドイツと比定できる(農場きってのインテリロバ、ベンジャミンは作者オーウェル自身であろうか)。
 次に事件の対応を見ると、ジョーンズらを追い出した事件はもちろんロシア革命であり、ピルキントンやフレデリックと戦った「牛小屋の戦い」は対ソ干渉戦争、スノーボールの逃亡はトロツキーの亡命、風車の建設(失敗)は産業五カ年計画、フレデリックとの商取引は独ソ不可侵条約、またその商取引の破綻の後でフレデリックとの間に行われた「風車の戦い」は独ソ戦、「ピルキントンとナポレオンとのトランプゲームはテヘラン会談となる。他にも鳩を使っての近隣農場への「動物農場」の宣伝(革命輸出)、動物たちの裏切りの自白と処刑(自己批判と粛清)など、細部に至るまでソビエト共産主義の欺瞞と専制を描き出している。

 この作品の魅力の1つは、そうした細部にまでわたる緻密な描写にあるのだが、その反面、この作品の筋は実にシンプルであることに気づかされる。要は「動物共和国」の理想が豚たちの欲望によって独裁体制へと変質してしまったという話である。シンプルで核心を突いているがゆえに、この物語は読者の心を捕らえて放さない迫力を有している。ロシア革命などの歴史的知識を持たず、この物語の背後にスターリニズムへの痛烈な批判があるということを知らない子供であっても、この話の大筋を理解し、豚たちのずるさに怒り、だまされている動物たちに涙し、動物農場の未来に絶望するであろう。この『動物農場』のプロットは全く無駄がなく、簡にして要を得ているという点で完璧といっていい。言い換えるならば「できすぎ」のシナリオである。
 ロシア共産党という「悪玉」が、ソ連の民衆を、ひいては世界人類を、深い闇へと突き落とそうとする<暗黒の物語>は、あまりにも「できすぎ」である。それは、「ソヴィエト社会主義共和国連邦」のシナリオ、すなわち社会主義社会の理想へと向かう輝かしい進歩の物語と、表面的には正反対でありながら論理的に同型である。これらの物語は、善悪の混在する現実とは、まるっきり懸け離れている。おそらくオーウェルが『動物農場』において巨悪を描き得たのは、ソ連という国家の「演劇」性に、無意識的にではあるが、気づいていたからであろう。

 しかしソ連文明の壮大なフィクションに振り回されてばかりで果たしていいのだろうか。社会主義の物語が幕を閉じた今、我々は次の段階に進まねばなるまい。
 作家の島田雅彦がソ連時代のモスクワを訪れた時の感想を新聞に寄稿していたことがあった。島田は「社会主義に付きものの恐竜趣味と官僚主義は私を憂鬱にした」とぼやきつつも、「しかし、社会主義の都も一皮剥けば、血の通ったロシア人による独自の経済の営みがあった」と述べ、ロシアの闇経済の世界を紹介している。
 建前上は通貨だが実質は無価値なルーブルの代わりに、アメリカ製の煙草マールボロやパンティストッキング、印刷の綺麗なカレンダーなどが貨幣として用いられ、それらがあれば様々なサービスを受けられたという。国家の公的な貨幣による広域的・統一的な市場という粉飾の下には、人の顔が見える、肌の温もりを感じられる、個別的で一回的な無数の取引と交流があったというわけである。「ルーブルが限りなく紙切れに近かった頃、ロシア人たちは、友情とか善意とか夢とか、実際の貨幣では取引できないものを直接取引する裏技を駆使していた」と島田は語る。
 また島田は発禁本の地下出版について触れている。カーボン紙を挟んでタイピングし、オリジナルは返し、コピーの1部は自分用、あとの2部は最も信頼できる人にプレゼントするという地下出版のあり方を「貨幣経済や出版制度を通さない原始的な流通」と評し、「カーボンによるコピーそのものが貨幣だった」と定義し、「金では買えないものを信用とともに取引していた」と分析する。いわばその取引には魂が込められていた。

 ロシア共産党はフィクションを維持するために、計画経済や言論統制を行い、民衆をむりやり舞台に縛り付けた。しかしそのフィクションはあまりにも彼らの現実の世界と乖離していたため、人々の欲望を呑み込み彼らの生活世界を取り込んでいった資本主義社会よりも原始的・人間的な交流と連帯はむしろ維持され、共産党の抑圧を耐え抜くために強靱な意志と知恵が育まれた。それは人間の本来的な生の力、エネルギーといってよいだろう。

 オーウェルは『動物農場』で、「私がもっと働けばいいのだ」と言って動物たちの生活改善のために必死で働く素朴で誠実な雄馬ボクサーを感動的に描いている。また『動物農場』の続篇とも言われるオーウェルの『1984年』には次のようなシーンがある。党員でありながら党の独裁と抑圧に疑問を抱く主人公ウィンストンは、二階から下の中庭で歌いながらおむつの洗濯をしては干している、尻の大きな、たくましいプロール(プロレタリアートの略、非党員)の女の姿を見て感動し、以下のように独白する。「もし希望があるとすれば、それはプロールたちの中にあるのだ・・・・・・未来はプロールたちのものなのだ。・・・・・・プロールたちは不滅だ。中庭のあのたくましい姿を見れば、疑うことはできない。結局のところ、彼らの目ざめる時はくるだろう。そして、その時がくるまで、たとえそれが千年の間であっても、彼らはありとあらゆる不利な条件に耐え、まるで小鳥のように、党自身はもちろん持っていないし抹殺することもできない生命力を、肉体から肉体へと伝えながら生きていくであろう」。

 人類の希望は、そこにある。

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紙の本動物農場

2003/03/11 23:20

先入観をもって読みました

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:大坪光男 - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初に、「ロシア革命からスターリンの権力奪取までの過程を風刺した寓話」
という予備知識をもって読みました。

今は亡き「ソビエト連邦」の歴史には詳しくないのですが、ボスの跡目争いから
軍部を抱き込んで権力を奪う過程や、ライバルを粛正して絶対的な権力を確立して
ゆくというのは、おなじみのパターンです。
そして、権力を確立した後は「民主主義人民共和国」(動物農場)の看板の下で
権力が腐敗し、最後には絶対王政の国(荘園農場)と区別がつかなくなります。

同時代に生きていない私たちが風刺の意味を理解するには、予備知識が必要かも
しれません。
でも、良く読めばその時代の雰囲気や、どうしても書かずにはいられなかった
作者の危機感のようなものを感じ取ることができます。
そういう意味で、歴史的な価値がある一冊です。

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紙の本動物農場

2002/07/26 21:08

革命の風刺

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:boogie - この投稿者のレビュー一覧を見る

ロシア革命の風刺を通して、革命の過程とその構造、はては革命の本質的な部分にまで触れていく。はじめは何の変哲も無い平和な物語だったが雲行きが怪しくなり、最後は支配体制になってしまう。動物たちによって決められた戒律「すべての動物は平等である。」が「すべての動物は平等である。しかし、ある動物は、ほかのものよりももっと平等である」に変わっていく様は恐ろしい。

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紙の本動物農場

2001/09/02 00:15

動物達の思考が覗ける物語

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:浅倉南 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この本を読むと、動物というのは何も考えてないように見えて、実は思慮深い生き物なのかもしれないと思いました。人間の傍若無人な行動にいや気がさして、いつか仕返しされるのではないかと、寒気さえ覚えます。人間は動物を下等な生き物として見るモラルがありますが、この本の中の動物は人間よりも劣る生き物として登場してきます。ですが、動物天下になったとき知恵や努力のすえ人間に等しい、またはそれ以上の知恵をだんだんとつけていく様が見物です。これからは動物を見る目が変わりそうな気が…。近い未来、本当に人間に変わり得る賢い動物がでるかもしれないと思うと、楽しみな反面、恐怖を感じます。

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紙の本動物農場

2001/05/23 02:07

欲求不満の最終昇華形態

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:知念 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 革命家の本性は何か。権力を奪取するのに手段を選ばない。もし革命に成功すれば、自分の権力を確立するために仲間を粛清する。そして氷炭相容れない敵とは逆に手を結んで利権を増大する。悲痛な主題の寓話化である。

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