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電子書籍

のぞきめ みんなのレビュー

  • 著者:三津田 信三
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みんなのレビュー3件

みんなの評価3.8

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (0件)
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  • 星 1 (0件)
3 件中 1 件~ 3 件を表示

電子書籍のぞきめ

2019/08/13 14:11

視線の恐怖

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ワシ - この投稿者のレビュー一覧を見る

誰かに見られている。誰かは分からない、それも四六時中絶え間なく視線を浴びせられる。
技術職なので監査や試験で作業を見られたり、指導や研修で作業を見せる、展示会や一般のお客様にお目にかける機会も少なくない。(拙くて実に恥ずかしい限りではあるが)
どうにも「見られている」意識が働くと動きがぎこちなくなってしまう。
自意識過剰とは分かっていても凝視されるのは何年たっても慣れない。
解説を書いた東雅夫には「読まれている意識」が完全に欠落している点を指摘しつつ、見られるとコーフンするという方には氏家ト全のギャグ漫画をオススメしたい(違。

舞台は奥深い山村にあり貸別荘が並ぶリゾート地、その貸別荘の一角。
夏休みのアルバイトで訪れた学生らが遭遇した怪異、しかし内実には因習めいた複雑な事情があった。
その事件に遭遇してから精神に異常を来した和世、部屋のすき間というすき間を目張りした異様な光景。
Vシネマではあるが『ほんとにあった! 呪いのビデオ 67』で、ある現象から精神を病んでしまい、すき間・視線恐怖に陥ってしまった女性が登場する。
(窓から押入から引き出しまで、すき間というすき間を残らず布テープで目張りしたインパクトは凄まじい)

後半は、そのはるか以前に友人の墓参のため同村を訪れた学生の体験談。
物理的な位置は同じながら、時間は相当開いており二重構造を持っている。
もはや鬼気迫る、息を呑むとしか書けない。刺すような視線から逃れられない緊迫感と緊張感には脱帽させられる。

旧家と書くと響きはいいが、何事にも正負両面がある。
因習だの習俗・風俗と書くのは簡単だが、前近代的で非合理な「差別」と隣り合わせなのも事実である。
賤業や被差別の根っこには穢れや汚穢といった考えがあるとも言われるが、「洗っても落ちない」心情・感情から始まるから面倒くさい。
本書ではそれらが無意味な差別と容易に結びつきうると注意を喚起しつつ、緻密かつ丁寧な筆運びをしている。
全体の構成は『魔邸』にも通ずるものがある。ただし『魔邸』では単に超常現象が独立していたが全て人が為したものであるから救いがない。

なお本作を元にした映画もあるにはあるが、観ていると虫酸が走り別の意味で全身がかゆくなってくるので「絶対に見てはいけない!!」

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紙の本のぞきめ

2019/07/27 20:34

構成の妙

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る

ある村の怪異を巡る話で、短編一つと中編一つ。先に登場する短編で謎を提示し、次の中編で、一つ前の年代に遡って謎を示して解決するパターン。やはり人里離れた村の怪異はコワイ!特に最初の話は、とある村に足を踏み入れてしまったがために、あるものからの視線につきまとわれ。そして、その謎が徐々に後編で明らかに。やはりこの構成だからこその怖さを感じました。怖かったです。さすが三津田ワールド!

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電子書籍のぞきめ

2017/12/15 13:11

ホラー+ミステリーとわかっていると大丈夫かも?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る

電子版読了したのですが、これより前に「どこの家にも怖いものはいる」「わざと忌み家を建てて棲む」を読んでいた後だったので、てっきりホラーかと思い読み進めました。
ホラーだと思い読み進めると、電子版90%を過ぎるあたりまで、ずっと怖いですw
これまで私が読んできた、著者の2作同様、
「読んでるだけで何かがやって来るかもしれないから、覚悟して読んでね。あと、何かが来たら本を閉じてね」と散々脅され、
「ちなみに俺のところには出たからね」という前振りもされるので、ビビりながら読み進めることになります。
本文は、「何か」に襲われることとなった人たちの手記なり告白なりで構成されています。これが怖い。
「どこの家にも〜」は、家の物音などの怪異がメインでした。
自宅はマンションなので、一軒家ほど家鳴りがないため、幸い、怖かったものの、あまり自身に照らし合わせ過ぎずに楽しむことができました。
しかし、今回の怪異は、タイトルにもある通り、「隙間から覗くもの」です。
……隙間ってどこにでもあるじゃないですか。
読んでいる間は、とにかくドアや窓の隙間が怖くて仕方がありませんでした、笑。

電子版だと90%を過ぎる辺りまで怖い、と書いたのは、そこから急に「あれ、これ、ミステリー?」という展開に突入するからです。
ミステリーだとわかれば、読み手も「あの怪異はこう説明できるのでは?」だとか、「となると犯人は?」と推理していくことに注力できるので、怖さがぐっと無くなります。
解説を読むと、帯に「ホラーとミステリーの融合」的な事が明記されていたようだし、
たしかに序盤にしきりに「ホラーとミステリーの融合したものを書きたいと目指して来た」などとの記述が何箇所かありました。
最初から「ミステリー要素がある」と意識して読めていると、あまり怖く感じずにすむかもしれません。
が、私は電子版だったので帯もなく、ここまで読んで来た2作同様「ホラーだ」と思い読んでいたので、終盤まで怖くて仕方ありませんでした。
ただし、ミステリーとして解決していこうとすると、ホラー要素を借りないと解決できないことが数多くあります。
そこが、ホラーとミステリーの融合という事なのかな、と思います。
「ミステリーを読むぞ!」という気持ちで読み始めてしまうと、その解決の仕方に「なんだよそれ!」と思うこともいくつか出てくるかもしれないので、あくまでも「ホラーを読むぞ」という気持ちの方が、この作品を楽しめるのかもしれません。

解説の方の文章は、興味深い事も書いてあるものの、一文が長ったらしく、かつ、()に入れたの補足も多くて、読みづらくて仕方ありませんでした。
と、同時に、三津田さんの文章はテンポがよく読みやすかったなあ、と思い知らされました。

レビューを書こうと「のぞきめ」で検索して、板野友美主演の映画のポスターが先に出て来た時に笑ってしまいました。
映画、予告編しか見てはいませんが、どう考えてもこの原作は大根アイドルムービーにふさわしくありません。
映画を見てがっかりしたであろう人、ポスター見ただけで爆笑した人などにはぜひ、この本を読んで震えてもらいたいです!

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