天地雷動 みんなのレビュー
- 著者:伊東 潤
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
4 件中 1 件~ 4 件を表示 |
紙の本天地雷動
2016/11/04 13:39
まあ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シャア - この投稿者のレビュー一覧を見る
程々の機会でよろしいかと思います。
紙の本天地雷動
2017/01/08 12:52
長篠の戦いに至る過程を味わう秀作
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
クライマックスは長篠の戦だが、この作品のだいご味は信玄の死から長篠に至る過程を、勝頼・家康・秀吉の3人を中心に据えて、各々を取り巻く状況を時々刻々と描いた点にあると思う。
信玄という巨星が居なくなった後の家中取りまとめに苦労する勝頼、同盟者でありながら信長の大きな影に惑わされる家康、鉄砲の生産に奔走する秀吉、各々の姿が印象的で、さらに武田方の地侍を描いた点も話に深みをもたらしている。
長篠といえば鉄砲だが、国産の鉄砲を必要とした理由は新鮮であった。
電子書籍天地雷動
2023/06/02 17:03
多数の視点から
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
使い古された戦国時代の終盤戦「長篠の合戦」をテーマにした作品であるが、作者の巧みな筆さばきにより極上の料理に仕上がっている。章ごとに語り部を変え複数視点からの作りになっている。信長や勝頼たち有名武将の語りだけではなく、農兵の語りも入っていることにより作品の奥深さが出ている。鉄砲商人や鉄砲職人の語りが入っていればよりいっそう面白くなったことだろうと思う。
紙の本天地雷動
2017/07/26 00:00
「長篠の戦い」(1575年)に至る様々な駆け引き、準備段階での熾烈な「血の流れない戦」の凄さに引き込まれました。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「長篠の戦い」(1575年)に至る様々な駆け引き、準備段階での熾烈な「血の流れない戦」の凄さに引き込まれました。武田家滅亡の決定打となった「長篠の戦い」に至る戦国武将たちの動きを、武田勝頼と直接対峙する徳川家康、家中をまとめ乍ら織田信長の上洛阻止を図る武田勝頼(軍師?長坂釣閑斎光堅)、来るべき武田勝頼との対決の準備(火縄銃の大量調達)を厳命された羽柴秀吉、いち早く信長の力を評価し取り入った堺商人・今井宗久ら4人を中心に記述し、これに武田家の戦事情を武田の下級武士・宮下帯刀の視点で補っていく。織田信長の戦略は、「鉄砲(火縄銃)」の活用であり、「自分の主導した形で戦に持ち込む」ことと至って明確である。そのためにあらゆる知恵を振り絞って奔走する秀吉、勝頼の圧力に孤軍奮闘で苦戦しつつも耐え抜く家康。正に、一気読みの面白さでした。なお、武田家下級武士・宮下帯刀の視点は、一民衆の視点から見た戦という意味で興味深い。そして、私にとって意外だったのは、唯の馬鹿殿だと思ってた武田勝頼が、意外に普通並みの有能さを持った戦国武将であったこと。信玄が余りにも有能だったがための評価なのかも。
4 件中 1 件~ 4 件を表示 |