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バッテリー(角川つばさ文庫) みんなのレビュー

  • 作:あさの あつこ, 絵:佐藤 真紀子
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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本バッテリー 1

2017/12/27 09:54

野球少年たちの純朴な野球魂。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

あさのあつこさんのデビュー作が何か、なぜかどこにも書いていないが、
少なくともバッテリーでメジャーデビューをしたことは間違いない。
バッテリーで野間児童文芸賞、バッテリー2で日本児童文学者
協会賞、バッテリーシリーズ全体で小学館出版文化賞と
なっている。これは大変なものだ。
児童系の賞ばかりだが、俗にいうヤングアダルトに分類される
作品である。

巧と青破の兄弟がいる。巧は小六の卒業生、青破は
次期四年生で、残雪が残る春先の設定だ。
父の仕事の都合で岡山の市街地から新田市という
田舎町に行くことになった。そこには母方の実家があり、
一人で住んでいた爺ちゃんと同居することになる。

巧は野球が非常に得意で、小六最後のシーズンに
リトルリーグの中国大会の準決勝まで勝ち上がっていたのである。

爺ちゃんとはしばらく疎遠になっていたと思っていたのだが、
爺ちゃんは中国大会の試合を新田市のリトルリーグの
少年を連れて観戦していたのである。
そんな爺ちゃんは、昔、新田高校を率いて十回甲子園出場
しているという地元では名のある監督だった。

爺ちゃんと一緒に観戦していた子は豪といい、ポジションは
キャッチャー。そんな巧と豪のバッテリーの物語だ。
もちろんチームメートも出てくる。

野球を題材に、子供たちの純朴な葛藤が描かれている。
お母さんたちは子供を勉強に向けさせるため、野球から
卒業させたがっているし、子供たちは目一杯野球の世界に
没頭したがっている。

大人とは呼べないけれど、いつまでも子供ではいられない、
そんなジレンマに陥っている子もいる。巧たちは、野球を通じて
いろいろな思いをぶつけ合っていくのである。

春先の話で終わっているので、最初からシリーズ化が見えて
いたのかもしれない。大きい世界の扉を開いた気がした作品だった。

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紙の本バッテリー 6

2017/12/27 09:27

もうちょっと読みたかったなあ。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

バッテリー1は大きい物語の到来を感じさせてくれたけど、
それだけで充分完結していた。1で読むのがしばらく止まっていたが、
2に手を出したところ止まらなくなった。一気に6まで読み切った。

著者のあと書きの通り、書き尽くされてはいない。
でも主人公が中学一年生なのだから、発展途上っぽい
終わり方でもいいのかもしれない。
もうちょっと読みたかったという未練たっぷりになるが、なんだか
許せてしまうのである。

このシリーズを読むまでのわたしの主観だが、シリーズものとは
出版社の都合でたまたま分冊になっているだけで、
作品としては一つと思っていた。バッテリーシリーズは、
私のそんな思い込みをいい意味で裏切ってくれた。
この物語は、終わりがないのである。

子供たちの成長の一ページを切り抜いたとき、
それは連続している時間の切れ端である。
それぞれの一瞬がきらめいているから一つの話になる。
そのつなぎ合わせがこの作品となっている。
これが率直な感想だ。

小説にはふつうプロットがあって、起承転結が組まれ、
ゴールに向かって突き進む。
これに対して少年漫画や少女漫画を想像してみて欲しい。
細かな起承転結はあっても、連載がどうやったら終わるかなんて、
想像できないはずだ。バッテリーは小説だけど、ある意味では
漫画に近いのかもしれない。

ライバルが出てきて圧倒的な力を見せつける。
そいつは鼻持ちならない奴だったりする。
お互いに刺激しあいながら新たな戦いへと向かっていく。
でもそんなライバルも本当はいい奴だったりする。
こう書くと、もろに少年漫画。でも、これが面白いのである。

主人公は巧。
少年野球のピッチャーを務め、中学に入ってからも
その存在感は揺るがない。キャッチャーの豪がパートナーだ。
野球の面でも、物語としても存在感は大きい。

巧と豪に吸い寄せられるように様々な仲間たちが素敵な顔を
見せてくれる。バッテリー2以降は、野球の基礎知識が
あった方がより楽しめると思う。
巧の投げる球の迫力は、野球を知っていると臨場感が違う。

いろんな小説があるなあと素直に感心してしまった。

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紙の本バッテリー 1

2016/01/04 11:27

一気に6巻まで読みました!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まる - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初は、小学4年生の娘に読ませたいと思い購入したのですが、親の私がはまってしまい、1週間で6巻まで読み切ってしまいました。
登場人物の心理描写がとても丁寧で、またリズムのある文体で、ぐいぐい引き込まれました。
また、小学生対象の「角川つばさ文庫」のため、文字サイズが大きく、少々疲れ目の私にも読みやすかったです。
欲を言えば、6の続きが気になります。ここは、読者に任せず、あさの先生にきっちりと終わりをつけてほしかったです。でも、結果を想像するのが好きな人にはピッタリかも。

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紙の本バッテリー 2

2019/07/08 07:46

続きが気になる

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぬま - この投稿者のレビュー一覧を見る

子どもが読んだ後に親も読んでみたら、ハマってしまいました。子ども以上に続きが気になってます。

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紙の本バッテリー 1

2018/12/23 12:03

さすがは名作!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぬま - この投稿者のレビュー一覧を見る

小学生の長男があまり物語が好きではないので、少しはこういう本も読んで欲しいと思って買ってみました。すると一気に読んで、早く続きが読みたいと言ってます!私も読んでみましたが、大人よりも当人の方が面白いと感じたみたいですね。

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