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古代からの伝言 みんなのレビュー

  • 著者:八木 荘司
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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (6件)
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  • 星 1 (0件)
7 件中 1 件~ 7 件を表示

紙の本古代からの伝言 わが国家成る

2007/05/27 21:25

中世へ繋げる藤原不比等の戦略とは

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この古代の物語シリーズもこれが最後である。締め括りは、平安時代の藤原氏隆盛の礎を築いた藤原不比等の活躍を描いている。この不比等が律令政治の基本を築き、国家としての体裁を整えたことから、タイトルも「わが国家成る」としている。
 今から1000年以上も昔のことであるが、古代の人々は1000年以上も未来に生きる我々日本人の姿を思い浮かべることはできなかったであろう。同じように、西暦2000年に生きる我々も1000年以上未来の日本人の姿を想像することは難しい。
 導入は物部麻呂からである。麻呂は壬申の乱の際に最後まで大友皇子に付従った親衛隊長であった。天武天皇に許されて従者となった。その後出世して終には左大臣にまでなったわけである。この麻呂が新羅に大使として派遣されて、唐を退けて新羅との友好関係を築いた。
 その後、奈良盆地に藤原京の新首都建設が始まり、いよいよ不比等の時代がやってきた。この時代の皇族は鵜野皇后、草壁皇子、大津皇子であるが、大津皇子はその才気のゆえに抹殺される。草壁皇子の即位には邪魔だったからである。しかし、皮肉なことに草壁皇子は即位を前に病死してしまう。ここで女帝の即位となる。持統天皇の誕生である。
 八木は女帝には好意的な記述を心がけているようだ。黒岩重吾の小説ではつねに悪役であった持統天皇であったが、すっかり役代わりをしたように見える。
 藤原京跡は今でもその跡がある。飛鳥の北方にあり、礎石と草木しかない寂しさの漂うところである。大宝律令の制定で国家としての基礎が築かれて、不比等は力を存分に発揮するとともに、後世、すなわち中世となる平安時代に繁栄を極める藤原氏の基盤を磐石にしたのであった。
 このシリーズではとくに蘇我、物部の前の時代を、年代を追って描いたところに特徴があるし、希少な小説となっている。伝説の時代を日本書紀を紐解いて描いていくことは、読者には歴史の面白さを、謎解きのように感じさせる。
 身近になった古代の王族の古墳を巡るのも面白いであろうし、その舞台は奈良ばかりでなく、近畿圏に散らばっているところも興味をそそるのである。
 それにしても、才能にあふれ、おそらく即位していれば立派な政を成し遂げたと期待されていた大津皇子であったが、古代から人間の営みは変わらないということか。プリンスはプリンスのままで終わってしまった。

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紙の本古代からの伝言 壬申の乱

2007/04/29 21:14

天下分け目、古代の関が原での大乱を描く

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 古代からの伝言シリーズであるが、本書は壬申の乱がテーマである。この出来事は様々な場面で取り上げられ、有名な乱の一つであろう。古代の関が原といってもよいかもしれない。
 改革の大化の改新政権を担っていた天智天皇が没し、その息子である大友皇子と天智天皇の弟である大海人皇子との勢力が衝突して、天下を争う大乱となった。大海人皇子は兄の天智天皇が崩御すると、近江から吉野へ篭って隠遁生活を送る。
 近江朝の大友皇子は、直ちに追討の兵を挙げて吉野へ向かう。大海人皇子は東方へ逃亡を図る。逃亡は同時に味方を募り、兵を集めることに他ならない。そして、いよいよ両軍が衝突する。これが壬申の乱のあらましである。中大兄皇子が天智天皇となり、壬申の乱を経て天武天皇となる。
 八木は日本書紀、古事記の記述を元にしてこのシリーズを書いているが、情緒的なストーリーには踏み込まず、歴史の本流のみを取り上げて書いているように思われる。したがって、話の展開についてはやや物足りなさが残るのだが、却って真実味が出ているような気がする。
 また黒岩重吾との比較になるのだが、大海人皇子の妃である鵜野皇女は、大海人皇子の東方遠征に付き従ってわけである。そして、天武天皇の世継ぎとして自分の子である草壁皇子を強引に推す。しかし、強力なライバルである大津皇子がいた。誰が見ても人物、能力ともに大津皇子が上位にあると見ていた。
 黒岩重吾は自分の小説の中では、こんな鵜野皇女(持統天皇)を敵役にして、大津皇子を正統派として扱っていた。それは推古天皇にしても同じような扱いであった。八木はその点、淡々と描いている。黒岩の方が小説としての面白味はあるのだが、八木には八木の味がある。
 余計な回り道をしない分、ストーリーの本筋が見えてきて、歴史の大きな流れを掴めるような気がするのである。とくにシリーズを時代順に読み進むとそれがはっきりと理解できる。
 古代歴史小説も色付けや味付けによって、多様さが出てくるものである。この時代を描く作家がもっと増えることを期待したい。

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紙の本古代からの伝言 日本建国

2007/03/11 21:32

伝説の世界と史実との関係は永遠の謎なのであろうか

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 八木荘司の筆になる古事記と日本書紀を史料として、日本の建国の時代を描いた書である。といってもそれ以外のまとまった史料はないのだが。この時代は史料がないせいもあってか、神話の時代という印象が強い。しかし、何の根拠もなくおとぎ話のような書があるとは考えにくいというのが八木の主張である。
 卑弥呼の邪馬台国は魏志倭人伝に有名である。国の所在地については論争がいまだに絶えない。この卑弥呼は所謂倭国の連合王国の盟主でもあったが、倭国は小さな国々の集合体であった。ところが日向国に勃興した磐余彦尊(いわれひこのみこと)は、大和に遠征する。その途中では小国を次々に従えて行く。
 大和に到着すると、堂々と争いを仕掛け、終には卑弥呼の連合王国を平らげてしまうのである。この磐余彦尊が神武天皇である。神武の東征がそれであった。こうして現在の天皇家の先祖が天下を平定した。
 これで卑弥呼の連合王国と大和朝廷のつながりが理解できてくる。卑弥呼の死後、その後継者がどうであったかも八木は本書で示している。なかなか興味深い点である。連合王国にも後継者難による大乱が発生しているようである。
 大和を制した朝廷は、全国制覇に乗り出す。吉備と出雲を押さえた後は、いよいよ九州の平定である。熊襲との戦いになるわけであるが、日本書紀には景行天皇自らの討伐が書かれているが、これについては学界は認めていないようだ。
 この景行天皇の皇子が日本武尊(ヤマトタケル)ということになる。この日本武尊は景行天皇の命でこの後、蝦夷征伐に赴く途中で海難に遭遇して若くして死したとされている。この辺りになると、読んでいてもベールに包まれているような様子で、イメージが湧かない。まさに伝説の世界に迷い込んだが如くである。
 しかし、本書によって倭国の成り立ちがおぼろげながら理解できるが、同時に伝説風の物語が史実なのかどうかは、確かめようがないほど古い時代であることを印象付けられたのである。

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紙の本古代からの伝言 悠久の大和

2007/02/25 21:18

古代豪族の権力闘争と三韓政策

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 八木荘司が著した古代の物語である。とはいえ、古事記、日本書紀など古代を現代に伝える数少ない書に書かれたことを伝えるものである。八木は日本の歴史学界の奇妙な学説に異を唱えている。古事記、日本書紀に書かれているものを頭から否定する体質に対してである。
 神功皇后が実在したのか否か、魏志倭人伝に書かれている卑弥呼の治める国、その国と大和朝廷との関係、朝鮮半島に勃興した任那と倭国との関係などを、このシリーズで自己の主張を明らかにしている。
 物的な証拠は存在しないほど古い時代のことで、頼りのなるのは唯一、古事記と日本書紀ということになる。対象読者として千年以上も後世の人々を想定していたがどうかは別だが、不明な点、書かれていない点などは多い。それらの疑問を補うのは想像力しかないであろう。あるいは遺されている他の書証、物証になるのであろう。
 それゆえに古代は面白いともいえるのである。本書はその中で武烈大王が崩御した後、皇統が絶えそうになり、後継者を大伴金村が越の国から探し出すところから始まる。これが継体大王である。金村の手腕によって無事大和朝廷が継続する。
 しかし、朝鮮半島の情勢は保護領の任那日本府が滅亡の危機に瀕し、新羅、百済などの三韓の均衡を維持できなくなってきた。それとともに、大王側近の豪族大伴金村が失脚して、物部、蘇我などの新興勢力が台頭する。さらに、厩戸皇子が誕生して、いよいよ古代でも当時の息吹が感じられる人物が登場してくる。
 蘇我対物部の仏教論争、そして両勢力の最終対決へと突き進んでいく。徐々に豪族同士の勢力争い、暗闘の時代に入る。本書はそれを史料から描き出したものである。大変読みでのあるもので、歴史学界への批判とともに、夢のある古代の人間模様を描き出している大作である。
 テレビドラマなどで舞台となる時代は、今までは常に戦国時代以降であるが、古代のように謎の時代に焦点を当てて描き出すのは、相当のエネルギーを要することである。真実は誰にも分からない。そこに真実味、人間味のある解釈や起伏のあるストーリーを組み立てることは、まさに作家の仕事である。それが読者の支持を得るか否かは作家の腕次第である。

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紙の本古代からの伝言 民族の雄飛

2007/02/11 21:38

古墳に名を遺す天皇と古代朝鮮半島との交流

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 珍しくも古代史を小説仕立てで探索する書である。古代史の小説といえば最近亡くなった黒岩重吾であろう。本書は八木荘司が書いたものを分冊した際の一編である。
 古代でも聖徳太子、大化の改新、壬申の乱あたりの歴史は黒岩重吾のお陰で、私にとってはかなり馴染み深いものになっている。しかし、それ以前となると、全くわからない。
 黒岩重吾が著したことのあるのは、継体大王の伝記風小説だった。これは読んだがそれ以前となると本当に闇の中である。しかし、一方で大王を補佐する豪族の長は、長い時代の流れの中で勃興を繰り返しているようだ。
 中朝国境の鴨緑江沿いにある中国の集安という町に、有名な高句麗の好太王の碑が建てられている。この碑文には記録として貴重な倭国の行動などが書かれている。この時代の倭国の動静は、これ以外に記録がないという。本書はそこから始まっている。
 この時代は西暦400年くらいのことである。この時代の日本の動きは記録がないだけに全く分かっていない。最も顕著な例が、神功皇后の存在である。学会ではこの皇后の存在は架空であるという定説があるようだが、著者は存在すると主張する。神功皇后は女帝ながら、力強いリーダーシップを発揮して、臣下を率いていたという。
 この時代のことはこれだから面白いのである。小説家の腕の振るいどころである。歴史書ではこうはいかないところが、これは小説であるから小説家の自由である。他の史料との整合性が取れて読者を納得させられれば、内容は思いのままである。
 全く分からない時代、神功皇后、応神天皇、そして名の知れた仁徳天皇などの時代である。これらの天皇の名前は堺市に遺されている古墳でしか聞いたことはない。古墳に名を遺す天皇が日本国内だけではなく、古代朝鮮半島に勃興した古代国家との外交に苦心する姿がなかなかに興味深いのである。
 好奇心を掻き立てる著者の作品はシリーズになっており、以降がますます楽しみになってきた。

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紙の本古代からの伝言 日出づる国

2007/04/01 21:28

聖徳太子と東アジアでの外交戦略

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 八木荘司の筆になる日本書紀、古事記を基にした古代史の小説である。本書に描かれているのは、聖徳太子が隋の皇帝に遣隋使を通して、あの物議を醸した国書を隋の煬帝に送った頃の時代を描いている。
 聖徳太子については、黒岩重吾の小説で様々な角度から描かれたものを読んだことがある。あれだけの才に恵まれ、器の大きな聖徳太子がなぜ即位できなかったのか。これは謎である。はっきりとした説明があるわけでもないし、運がなかったといえばそれまでである。
聖徳太子、すなわち厩戸皇子の業績はわれわれが中学、高校の日本史の教科書で学んだ冠位十二階の創設、十七条の憲法などがある。それが後の律令政治の基礎を形作ったとも言えるわけである。そういう点では他に並ぶ者がないほどの実績を上げて、将来の基盤を造ったわけである。
 厩戸皇子は用明天皇が崩御した際、女帝推古天皇の摂政に就任している。何故、厩戸皇子自身が即位せずに、二代前の皇后である推古が即位したのか不思議であると同時に権力の行方の不思議さを感じる。
 このシリーズでは、日本国内の歴史だけではなく、朝鮮半島から中国大陸にかけての古代史にも記事が及んでいるところに特徴がある。当時は大陸の隋、朝鮮半島の高句麗、新羅、百済、任那と分かれた国家間の争いが絶えなかった。丁度この頃、新羅が隋と結んで任那を侵略し、百済まで併呑しようとしていた。早速、厩戸皇子は新羅征伐の軍を派遣した。将軍は弟皇子の来目皇子であった。
 ところが、来目皇子は出兵の途中で病死してしまった。これで半島戦略も頓挫し、挫折する。こと軍事に関していえば、半島出兵で厩戸皇子の志は失敗に終わるのである。この後も高句麗、百済、新羅に隋を加えて半島情勢は相互のにらみ合いや小競り合いが続く。しかし、朝廷は確かな手を打てず、拱手傍観するばかりであった。
 さしもの厩戸皇子も隋に対する国書で東アジアの大国であることを知らしめたことで、隋を牽制するという効果を得たが、半島では任那奪還という初期の成果を上げられるままに終わったのである。
 黒岩重吾が聖徳太子に関する小説を何冊も描いていたが、推古天皇や蘇我馬子などとの確執が中心であるのに対して、八木は内政ばかりでなく、外交での動きを中心に描いている。これは大変新鮮であった。
それまで倭国は、朝鮮半島での権益として任那を所有していた。これを新羅に乗っ取られると、半島経営は崩れ去っていった。出兵しても失敗続きで一向に拉致があかないのである。本書はこの点きわめてユニークな側面を描き出している。半島でのこれらの古代の国々の争いは興味深いものがある。

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紙の本古代からの伝言 水漬くかばね

2007/04/08 21:39

古代朝鮮半島での歴史的な大敗を描く

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

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 聖徳太子が没して、天下は蘇我氏の思うがままである。馬子が死しても、蝦夷、入鹿という後継者が立派に育ってきた。これからも蘇我氏の天下が続くと誰しもが考えたのだが、野蛮な手段の実力行使で大化の改新の世となった。右も左も改革である。
 主人公は中大兄皇子と中臣鎌足である。この二人の改革は順調に行くかに見えた。本書はこの時代の半島情勢を中心にわが国古代史の一面を描いている。この二人の改革路線に水を差したのは、やはり半島戦略の失敗であった。過去には聖徳太子もここで躓いてしまった。
 しかし、その後の半島情勢はどうであったか。首尾よく任那を奪還しえたか? 三韓の国々に加えて隋や唐という中国の巨大な統一王朝が出現してからは、軍事的にも到底かなわぬ相手が登場することとなった。
 本書は中大兄皇子と鎌足の大化の改新政権の改革の歩みと、朝鮮半島における唐・新羅連合軍との戦いに大敗を喫するまでを描いている。すなわち、白村江の戦いである。
 任那を奪還するどころか、長年の同盟国であった百済が唐に滅ぼされそうになるという惨憺たる結果になってしまった。さらに、高句麗とも同盟を結んで唐に対抗しようとする。その唐は新羅と同盟を組む。
そして、ついに倭国派兵の運びとなる。水軍を主力とする部隊になるので、急いで軍船を造船し、2万7千名の兵を半島に送り込んだのである。
 本書は後半にこの白村江の戦いを描き、全体を盛り上げている。これだけの部隊が動くと、安心感が湧くようだ。負けるわけがないという安心感である。ところが、相手の唐も負けずの大部隊である。白村江は白江という川の河口部分である。白江はそれほど川幅があるわけではないので、大船団が一旦入り込むと簡単には進むことも、引くことも難しい。
そこを突かれてしまった。
 かくて、倭国は歴史上稀に見る大敗を喫してしまった。これで任那どころか半島におけるあらゆる権益を失ってしまったのである。この後は、残った高句麗が唐・新羅の連合軍と国の興亡をかけて戦うことになる。
 白村江の戦いまでの盛り上げ方、戦いの描写など見事な出来栄えである。この戦いも高校時代に歴史の教科書で学んだ覚えがあるが、小説になると分かりやすいものだ。勝敗は知ってはいるものの、周辺国との外交や地政学まで学べたことは大いに満足した。

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