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電子書籍

「涼宮ハルヒ」シリーズ みんなのレビュー

  • 編者:スニーカー文庫編集部, イラスト:いとう のいぢ, 谷川 流
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みんなのレビュー38件

みんなの評価4.3

評価内訳

38 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本涼宮ハルヒの消失

2005/05/26 00:04

待って良かったら持っていって

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:bは本好きのb - この投稿者のレビュー一覧を見る

今度の冒険は、パラレルワールドだ!
と、いうわけでサスペンスなシリーズ第4巻です。
裏テーマは長門有希萌え。ああこんなにも彼女が魅力的になるという展開を、予想した者が果たしていたでしょうか。いやいない(反語)。

見つめられて顔を赤くして俯く長門有希。
意を決して一枚の紙を差し出す長門有希。
いつかの出会いを密かに大切にしている長門有希。
ああ。
そりゃあカラー見開き一人独占ドアップで頬に赤線も入るというものです。
何も分からない世界に放り出されて、失われたハルヒを求め、元の世界に戻ろうと奔走する主人公の不安と無力感を煽るスピーディな展開はかなりドキドキ。
ページをめくる手が止まりません。
今まで散りばめてきた伏線も効いてハルヒが「繋がった」時には涙が出ました。

もう一つの世界のSOS団というのも見てみたかったですね。
さぞかし面白い話が読めたことでしょう。


「だって、そっちのほうが断然面白いじゃないの!」

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紙の本涼宮ハルヒの憂鬱

2009/08/28 23:52

10代後半向けやや萌え系学園モノSF小説

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆきはじめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 確かに目立つ店頭の平積みではあったとしても、いつもなら気に留まらない類のカバーの絵柄から浮き出た「ハルヒ」という文字が、自分でも何の理由もわからない瞬間に興味を生み出し、気が付いたときには無音の小爆発が起こっていた。そんな表現をしたくなる10代後半向けやや萌え系学園モノSF小説ですね。

 シリーズ第1作を今頃読んでいるのは時代遅れだと言われそうですが、自分とは親子ほども世代の違う若者の間で有名らしい「ハルヒ」の物語とはどんなものなのか、教育的情報収集の一環としては充分に熟しきった必然的なタイミングでうまく重版に出会ったと、少しだけ「ハルヒ」的にポジティブに考えることにします。
 驚くのは、読んでいる最中に右脳の中で何故か「非現実的世界」が不思議なくらい違和感無く「現実的世界」に出入りしていることで、それはこの作品の素晴らしさに違いありませんが、左脳の片隅に現実逃避的若者が増えているという昨今の風評を思い浮かべてしまうのはネガティブ過ぎる反応でしょうか。

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紙の本涼宮ハルヒの驚愕 後

2011/10/01 22:10

あなたはどこに驚愕する?

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 タイトルが驚愕なので、驚いて愕然とするポイントがいくつか仕込まれているはず。その状態になるのはキョンかもしれないし、他のキャラかもしれないし、読者かもしれない。
 なにはともあれ、「涼宮ハルヒの分裂」「涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(前)」からどうぞ。

 αとβで別個に流れていた物語の随所に共通点が見え始める。脈絡もなく起きるイベントは、それぞれの流れの接点なのだ。この事実の意味するところは何か?この事態を演出しているのは一体誰なのか?そして、ふたつの流れが結びつくポイントで起きる出来事とは?

 初回限定版特製小冊子には、キョンと佐々木の中学時代のエピソードを描いた短編「Rainy Day」や、各種イラスト、製作秘話などが収録されている。
 本編とも通じるところだが、時間の流れのあるポイントで別の選択をしていたとすれば、いまのキョンの環境は、始まる前に終わっていたのかもしれないな。


 なお、初回限定版は表紙にISBNやバーコード、価格が表示されていないので、BOOK-OFFでは売れないかもしれない。売らないけどね。

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紙の本涼宮ハルヒの驚愕 前

2011/10/01 22:08

どちらが主軸なのか?

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 世の中には途中で刊行がストップしてしまうシリーズ作品が多くある。打ち切りになったのなら仕方ないと言えるが、出せば売れるのに、そうではない理由で出版されない作品だ。1年経ち、3年経ち、5年経つと、もはやあの続きを読むことはできないのだと思い始める。おそらくこれもそうなるのではないかと密かに思っていた。いや、そうならなくて良かった。4年ぶりの新刊である。
 「涼宮ハルヒの分裂」の続きなので、そちらを読んで内容を思いだしてから、こちらを読んだ方が良いかもしれない。

 ハルヒに代わる神候補として突如登場した、キョンの中学時代の友人・佐々木。そして彼女の周りに集う宇宙人、未来人、超能力者。彼らが表面に出ないか、出るかによって、物語はαとβ、ふたつのラインで並行して繰り広げられる。
 αラインでは、SOS団を新入生たちが訪れ、入団試験が繰り広げられる。その中には何か興味を魅かれる少女、渡橋泰水がいる。一方、βラインでは、頼みの綱の長門有希が倒れ、キョンに取りうる手段が限られていく。

 ふたつの物語を分けた原因は何なのか?それぞれの結末が、登場人物たちが何をもたらすのか?徐々に湧き起って来るわずかな違和感の解決は、後編に持ち越される。

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今の所、この一冊でバッチリです。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とんほー - この投稿者のレビュー一覧を見る

2011年5月に発売された「涼宮ハルヒの驚愕(前)・(後)」にあわせて制作されたということで、現行のシリーズをすべてカバーしています。キャラ紹介、ストーリ紹介はもちろん、原作の谷川流さんへの質疑応答や、谷川さん・イラスト担当のいとうのいじさんを交えた雑談などもあり、ハルヒファンにとっては全部盛りの内容だと思います。
ただ、原作ファンとしては、これが決定版になることは望んでいません。出来れば、というよりも、絶対に続編が読みたいからです。
このレビューを書いていて、もうすぐ驚愕から四年になることに気づき、愕然としました。まさしく驚愕です。谷川先生、早く次回作をお願いします。

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紙の本涼宮ハルヒの分裂

2011/10/01 22:07

キョンの友人が招く事態

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 涼宮ハルヒやキョンたちも無事に二年生に進級し、新入生たちが入学してくる時期となった。当然ハルヒは、SOS団に団員を加入させようと試みる。その一番の犠牲になるのは、きっと朝比奈みくるだろう。
 しかしここでひとつの不安要素が発生していた。それは、古泉たちが所属する機関が管理する閉鎖空間での神人発生頻度が上昇していること。その原因は、春休みにキョンが再開した中学時代の友人、佐々木にあるという。

 そんなバカな、佐々木は変わり者だが普通の人間だというキョンだったが、その認識は一瞬でひっくり返る。SOS団の活動で集合したキョンの前に現れた佐々木の周りには、朝比奈さん誘拐事件の主犯であり機関と対立する組織の幹部・橘京子、情報統合思念体が天蓋領域と名付けた存在のインターフェイス・周防九曜、そして未来人(男)・藤原がいたのだ。

 そして物語はαラインとβラインへと分裂していく。αラインは佐々木たちとの接触が少なく、SOS団に新入生がやってくる流れ。βラインは佐々木にまつわる秘密にキョンが関わってしまう流れだ。
 物語は次巻へと続くわけだが、初読のときには、この続きが4年後まで読めないとは思いもしないことだった。

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電子書籍涼宮ハルヒの陰謀

2018/09/29 11:59

シリーズ中でも読み応えばっちりの長編!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:字音 - この投稿者のレビュー一覧を見る

雪山での遭難から無事、いつもの日常に戻ってきたキョンには、まだやらないといけないことが残っていた。そう、長門による時空間改変が起きた「涼宮ハルヒの消失」事件の後処理である・・・・
全シリーズからの続き(朝倉涼子に瀕死に追い込まれ、病院で古泉に起こされるまでにキョンに何が起きたのか)が気になって読み始めたものの、気づけば新しい事件に巻き込まれている物語の顛末にハマり、あっという間に読み終えてしまったのが、初めて読んだ時の印象です。
陰謀を初めて読んだのはかなり前のことになるのですが、この度、ネットでのアニメ三期への期待などの浮上等、もう一度振り返りたいと思い、消失後のハルヒシリーズをHonto電子書籍で(セールもあったし)買って、読み返しました。
正直、何度読んでもハルヒシリーズは面白いです。
Hontoの電子書籍の使い勝手に関しては「読書メモ」のほうに書いておこうと思います。
その他のシリーズに比べ、プロローグが長く(プロローグで「消失」で何が起きたのかに触れているためですね)、読み終えたときは「あ、これで一冊なんだ。得したな」と思った印象がありましたね。
ここからは少し、内容に(ネタバレの無い様に留意して)触れていきたいと思います。

「消失」での後処理を終え、いつもの日常を過ごしていたキョンの前に現れたのは、再び未来からやってきた朝比奈みくるだった。未来からやってくる朝比奈さんといえば、当然大人の方を想像するが、ところがその朝比奈さんはまだ高校生・・・というか、いつもの朝比奈さんとなんら違わないのである。
その朝比奈さん曰く、彼女は八日後の午後4時15分きっかりに、キョンに言われてこっちの時間へ来たのだという。困り果てたキョンもそこそこに、もっと困っていたのは朝比奈さん自身である。なにせ、八日後のキョンには「むこうの俺の言うとおりに動いてくれ」と言われたのだから。
果たして、未来のキョンが朝比奈さんを過去に送った意味とは?一方、キョンたちの知らないところで新たな組織が動き出す。物語の最後に待ち受ける真実とは?新たな事件が始まりを告げた。

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ファン必携の1冊!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:punisisyou - この投稿者のレビュー一覧を見る

ファンなら買うべし。
驚愕までの各巻の詳解と作者等への質疑応答などがあります。

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紙の本涼宮ハルヒの憂鬱

2015/12/15 18:09

アニメを見た人にもおすすめできるシリーズ!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:NOSUKE - この投稿者のレビュー一覧を見る

涼宮ハルヒの憂鬱は、ハルヒの面倒ごとにことごとく付き合わされる主人公キョンの一人称視点で物語が展開していくのが面白いです。また、アニメを見た方でもアニメでは出し切れていないこの作品の面白さに気づけると思います!

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紙の本涼宮ハルヒの憂鬱

2015/08/29 00:11

ボーイ・ミーツ・ガール

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さしすせそまみむめも - この投稿者のレビュー一覧を見る

未だ完結していない『涼宮ハルヒ』シリーズの最初の作品。

本作において作者谷川流は、涼宮ハルヒとキョンについて書きたいことを書き切ったように推量する。とどのつまり『涼宮ハルヒ』シリーズはボーイ・ミーツ・ガールの物語なのだろう、と。

この推量の正否はシリーズが完結したときに分かるのでしょう。

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紙の本涼宮ハルヒの消失

2015/08/28 05:58

最高の出来

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る

これはレギュラー放送のアニメではなく映画版で使用された話です。確かにこの話は映画向きの感動できるストーリーになっていると思います。

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紙の本涼宮ハルヒの憂鬱

2003/08/30 13:08

「お前『しあわせの青い鳥』って話知ってるか?」

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:成瀬 洋一郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 少しくらい勉強や運動ができたり、美人といわれたりしようと、自分も所詮は何十億いる人類のうちのたった1人にすぎず、別に特別な存在ではないということに気づいてしまった日、涼宮ハルヒは絶望した。自分が楽しいとかすごいと思ったことも、ありふれたことにすぎないと知ってしまったのだ。
 その日からハルヒは「特別なこと」を探し始めた。部活も勉強も恋愛も、ありふれた日常、あたりまえの人間には興味がもてなくなったのだ。当然、その姿や行動は周囲には変わり者・奇行としか映らなかった。
 この作品は涼宮ハルヒではなく、彼女の前の席に座った少年キョンの視点で進む。

「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたらあたしのところに来なさい。以上」

 高校に入学し、新しいクラスの自己紹介でいきなりそんなことを言われたら、思わず退いてしまうだろう。けれどもキョンは特に気にすることもなく、普通に席が前後ろという関係を続け、その結果“ただの人間”にすぎないにもかかわらず、自己中心的で行動力だけはある美少女に(文字通り)引きずられて事件の渦中に巻き込まれていくのだ。

 方向性としてはSFというよりファンタジー作品だ。
 科学的でないとかいう意味ではなく、中心となるテーマが「自己探求」「見失った自分の再発見」という意味で。たとえば『ゲド戦記』、たとえば『カメレオンの呪文』(なんかこういう例を出すと凄そうだけれど、そんなに凄くはありません)。主人公が未知の世界へと旅立ち、その過程で自分自身を発見し、そしてまた元の場所へと戻ってくる話。
 高校を舞台にして、「自己探求」の物語を、いわゆる「萌え」キャラを配して、スラップスティックに展開したところがミソなのだろう。購読層となる中高生のツボではなかろうか。
 ただ、そういうファンタジーの王道ともいうべき骨格の物語ではあるのだけれど、最後にハルヒが本当に「自分の居場所」を発見したのか、あるいは発見したと自己認識させて良いのかはっきりしないことが惜しい。すべては元通りのように見えるけれど、何かが彼女の中で変わった…という点をハルヒの暴走の被害者であったパソコン部員や朝比奈みくるらと絡めて、もう少し匂わせてくれると良かったと思う。そうでなければ、ただの「精神的に不安定でわがままな主人公がいました。今もいます。」という結末になってしまい、この作品が丸ごと無意味になってしまうからだ。「キミはそのままでいいんだ!」と全肯定するにはハルヒの性格は悪すぎる。

 わがままで反省のない主人公。それを容認してしまう周囲の人間関係。バニーガールとかメイドとかメガネといった流行りの「萌え」要素。そういうものに拒絶反応さえなければ、それなりに面白い作品として読めるはずだ。

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紙の本涼宮ハルヒの驚愕 後

2011/06/08 16:39

このエピソードが終わったことにまずは「やれやれ」

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

もしかした作者自身が一番そう思っているかもしれないが、まずは“分裂”していた話が収束されたことに「やれやれ」と安堵したい。『驚愕』したかと言えば、そうでもあり(クライマックスにカタルシスはあった)、実はそうでもなかった(読み手の期待が過剰だったか?)ようにも思える部分は正直あるのだが、それは、小説の構成としての複雑さの割に展開自体は思いの外シンプルだったことや、あれだけ悶々と一人語りを続けていたキョンが主体的に動いているように見え、実際に重要な役割を担っていながら最終的な“後始末”は他のメンバーにお株を奪われていたようにも見えたからかもしれない。終わってみれば「あぁ、なるほどね」とか「そういうことね」といった感慨も得られるものの、登場人物も多かったせいか消化不良も否めない展開だったと思う。

ただ、作中における一年間の行動の数々を回顧しつつ、ハルヒを中心とするSOS団メンバーの大切さ、誰一人として欠けてはならないとする心情を描きながら、キョンのSOS団や団員に対する考え方が結成当初とは大きく異なるものへと変化していることが示されていた。要するに、未来人や宇宙人や超能力者であろうとも共に過ごしてきた仲間に変わりはなく、この一年間で醸成された確たる関係を失うことへの憤慨であり、その危険に対する決然とした心意気がクローズUPされていた形である。そして、その心意気を知っているからこそキョンを前面に出しつつ各メンバーが陰で動いていたようにも見えるし、同様にみんなを大事に思っているからこそのハルヒの“なんでもあり”な超設定にもなっていたと考えることもできよう。敢えて(?)何も知らされておらず、何もしていないようにも見える朝比奈さん(小)にも過去から現在に至る未来人本来の役割の正当性を与えて補完しているようでもある。

結局のところ、これだけの人物が関わりながら、とある誰かの壮大な我が儘とその対抗策だったのかい?という今回の騒動によって、出てくるだけの意義はあるものの実は大して活躍の場を見出せない人物もいるのだが、これを含めて他にも小さな布石のような伏線めいた小ネタも幾つか見られるので、次には通常の体裁による小説として改めて面白可笑しな不思議世界を綴る準備はなされていると思う。何年先になるかは作者のみぞ知るところだが、これでシリーズ完結では作中に残したモノが多過ぎるので、願わくば今後も作品を重ねてほしいとは思う。珍しく未来を見せた面白さがあったし、そこで瞬間的に見られた、「もしかしてハルヒ、デレてない?」という場面は僥倖だった。

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紙の本涼宮ハルヒの憂鬱

2003/06/13 18:32

第8回スニーカー小説大賞大賞受賞作

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:彬兄 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 唯我独尊を地で行くスーパー女子高生涼宮ハルヒに、どういうわけか気にいられてしまったらしい主人公。そして彼女の元に集った宇宙情報体(メガネっ娘?)あり、未来人(巨乳ロリ?)あり、超能力者(へらへら男?)が、非日常の世界を遺憾なく再現してくれてもう大変。しかも、キーを握っているのが他ならぬ一般人の主人公だと言うから……。
 変則的に10日発売になっていたので、見逃してる人もいるかもしれません。なぜ10日発売になっていたかと言うと、同作者の「学校を出よう(電撃文庫)」が同月に発売になっていたため、発売日をずらしたという事情があるようです。電撃の方は厳密には受賞作ではないみたいですが、複数のレーベルの同時受賞は三雲さん以来かも。というわけで、角川編集部もかなり力入れてるようです。
 強いてジャンルを上げれば学園ラブコメでしょうか。ネタとして仕込んであるのが古典SF。正直なところ、特に目新しいなぁと思える点は特にありません。が、視点やシチュエーション、キャラクター描写、構成や仕掛けの配置の仕方等のバランスが(ライトノベル的に)非常に良く出来てます。

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紙の本涼宮ハルヒの憤慨

2006/05/05 23:15

選挙にはお金がかかるようです

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ただ一人の思いが世界を左右する。そんな設定の下、世界を維持するために、宇宙人が、未来人が、超能力者が、そして一般人が奔走する第8作。
 今回は、学校内の自分達の居場所を守るために、ご近所のトラブルを守るために、ドタバタ劇が始まります。いつものように微妙に推理仕立てで、でも、今回は話がゴチャゴチャ入り組んだりしません。すっきりしています。その分、盛り上がりに欠けるかもしれませんが…
 本書の内容は「スニーカー」掲載分ということで、若干、文章に細切れ感があります。しかし、ファンならば買いです。きっと次への伏線が張られていることでしょう。

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