サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

最大50%OFFクーポン(~8/27)

修正:新規会員30%OFFクーポン(~7/31)

電子書籍

金田一耕助ファイル みんなのレビュー

  • 著者:横溝 正史
予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー49件

みんなの評価4.0

評価内訳

49 件中 1 件~ 15 件を表示

外面や肩書だけでは人の心の奥底までは分からない

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

真犯人と協力者、そしてそもそもの原因を作ったラスボスも自殺および無理心中という形で亡くなってしまうので、この作品の死者はトータル7人。

第二次世界大戦、復員後の人生の難しさ、元華族の戦後の没落、複雑な血縁などが重要な役割を果たすのは他の横溝正史作品に共通しますが、呪いや悪魔的ななにか怪奇的要素が設定の中になく、芸能人や音楽家や考古学者などが登場し、また警察側に金田一耕助にライバル意識を燃やす屈折したエリートが配されているなど、新しいパターンが見られます。

設定としての怪奇色は確かにありませんが、真犯人とラスボスの人物像の醜悪さはそれだけで十分に怪奇的です。実行犯の方にはそれでもラスボスの思惑のために人生を振り回されたという境遇の不幸から同情の余地がないでもないですが、ラスボスの方はなんというか、その凄まじい悪意と浅ましさがどんな呪いより恐ろしい感じがしました。

人の人生とは仮面舞踏会のようなもの。誰もが何かの仮面をかぶり、かりそめの役割を演じているということでしょうか。外面や肩書だけでは人の心の奥底までは分からないもの。時には非常に恐ろしいものを内に秘めている人もあるということですね。怖い怖い

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

一人二役トリックの成功例

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

『悪魔の手毬唄』(1957)は、岡山と兵庫の県境、四方を山に囲まれた鬼首村(おにこべむら)を舞台とする、その地域に伝わる手毬唄の歌詞通りに娘たちが殺されていく事件を描きます。岡山が舞台ですので、磯川警部が登場しますが、金田一耕助も磯川警部も休暇で鬼首村入りしていて、事件に遭遇するパターンです。

過去に起こった殺人事件と絡み合うという点では、『女王蜂』や『迷路荘の惨劇』と共通しますが、なにかに見立てて死体が異様な構図を取らされている殺人という点では、作品中でも言及されるように『獄門島』との類似性が高いです。

また、「鬼首村」という地名は『夜歩く』と共通しています。ただし、『夜歩く』の鬼首村は兵庫ではなく、鳥取県との県境にあるという設定ですし、描写される村の地形は全く違っています。恐らくその名前の持つおどろおどろしい語感が陰惨な事件の舞台として相応しいために使い回されたのではないかと思えます。

手毬唄自体の歴史的背景、村の力関係(由良家と仁礼家の対立構造)や階級意識(米百姓>その他百姓>湯治屋)、戦後の農地改革でひっくり返された経済力に基づく力関係などが綿密に作り込まれていて、これぞ横溝正史作品という感じがします。
犯人は追い詰められて自殺してしまうので、真相解明は自白ではなく金田一耕助による推測を交えた種明かしとなります。ネタバレですが、【一人二役】のトリックが使われており、最後の最後で「そうだったのか!」と読者を驚かせられる筆致には脱帽です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍金田一耕助ファイル9 女王蜂

2018/10/28 20:54

救いのある悲劇

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

『迷路荘の惨劇』同様、過去の殺人事件と現在の殺人事件が絡み合う複雑な人間関係があり、また脅迫・殺人を行う謎の犯人の他に、渦中の人・大道寺智子に多門廉太郎なる人物を娶せようとする画策する謎の人物、金田一耕助に上京する智子の付き添いと過去の事件の解明を依頼する謎の人物、そして役者がそろった修善寺の松籟荘に現れた謎の変装老人など謎めいた勢力があることでドラマ性が格段に高くなっています。『迷路荘の惨劇』でウロチョロする謎の「片腕の男」よりもずっと面白い設定だと思います。美女を巡るまたは美女が関わる殺人事件ではありますが、悪女が登場しないところもポイントが高いです。殺人の機が恋情・劣情のみというピュアさも読後感の良さに貢献していると言えます。また、一家の悲劇を生き延びたお姫様・智子が幸せになれそうなところで物語が締めくくられるのがいいですね。「救いのある」悲劇。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

電子書籍金田一耕助ファイル1 八つ墓村

2017/12/31 13:08

かなり面白い

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:プロビデンス - この投稿者のレビュー一覧を見る

時代背景がかなり昔ではあるが、物語がいきいきしており、古臭さを感じなかった。サスペンスミステリーとして今でも通用する。女性の話し方が皆丁寧で面白い。当時は、みなこのように話していたのだろうか?

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本八つ墓村 改版

2017/08/06 17:25

八つ墓村

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:伊達直人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

初めて 横溝正史の 文学を 本で 読んだ いままでは 映画を 録画して見ていたがやはり 原作のほうが 数倍面白い 主人公が すべて回想録の様に 物語を展開し村人たちから 殺害されそうになるところは 映画より 迫真に 迫っている 映画の様に露骨な 残虐シーンは ないし 映画が 嫌いな人にも ぜひ 一読 してもらいたいと思った 龍のアギトなるところは どこか 近海の行方はどこか 主人公の 愛の結末は
興味をそそるところばかりである

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本八つ墓村 改版

2016/10/30 10:46

閉鎖空間

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:スケキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る

一昔前にありそうな閉鎖空間(村)が舞台の物語特有の、おどろおどろしい雰囲気が全編を通して漂っている。探偵役の金田一耕助の出番こそ少ないものの、終盤の展開の意外さは流石なもので、こういった雰囲気の小説が好きな方には強くお勧めしたい作品である。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本八つ墓村 改版

2016/05/01 08:33

面白かった

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きままかぜ - この投稿者のレビュー一覧を見る

むかしこの本が映画化されたときにTVCMが頻繁に流れていた。その時の印象が個人的にはよくなかったので映画にも興味なく本も読まなかった。歳月は流れ、ふと読んでみようという気になった。面白かった。何日かかけて読んだけれど、最後が近くなってきたら一気に読んでしまった。早く先を読みたいという気持ちにさせられた。物語を読む楽しみを与えてくれた一冊だった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本八つ墓村 改版

2016/03/26 10:30

純愛物語ですね

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:TONTON - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品は金田一耕助の視点ではなく、辰弥の一人称で語られるのが特徴ですが、それが読者を感情移入させて物語に引き込みます。落ち武者伝説や大量殺人の歴史や僻村の雰囲気に複雑な人間関係が舞台を作り、事件が次々と発生して飽きさせない展開が続きます。そんな中で女性の登場人物たちが魅力的です。中でも典子の存在はこの物語では重要です。読み終わって救いがある結末で横溝作の中でも一番好きな本です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本悪魔の寵児 改版

2013/04/25 20:27

むごいが、夜歩くほどではない。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:雨男 - この投稿者のレビュー一覧を見る

内容は非常にむごい(描写がえげつない)が、夜歩くと比べると個人的にはそこまでひどくないと思う。一読の価値が十分にある最高のミステリー小説である。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本白と黒 改版

2003/11/08 23:19

私にとって初めての横溝作品となった

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コブロシキ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 金田一耕助シリーズの映像(映画、TVドラマ)は好んで観ます。でも文庫を読むのは避けてきました。理由は、文庫本の表紙がおどろおどろしいこと、本編に入る前の前置き(スリーリーテラー的導入部)への違和感、地名などが「岡__村」やS市のように表記されてることの煩わしさ、などです。
 しかし最近、無性に推理小説が読みたくなり何を読もうかと物色した際、本作品は、上記のとっつき難さがなくこれはいいな、と思いました。横溝正史生誕百年記念で文庫の表紙がリニューアルしたのも好感です。

 さて、内容ですが、昭和35年10月11日、時あたかも日本シリーズの開幕から11月初旬の総選挙という時期に新開団地群で起きた事件の物語です。偶然にも私が読んだ今この年この時期にピタリでした。
 「Ladies and Gentlemen」で始まる謎の手紙。殺人事件。誤解と便乗。偶然の行動が招く殺人への動機。それらが絡み合い複雑な事件を紡ぎ上げています。残り数ページで分かる事件の全容。その時に得るカタルシス。
 こんなに複雑な作品を書き上げる作者に改めて脱帽しました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本迷路荘の惨劇 改版

2002/07/11 15:16

時間のある時にじっくり読んでほしい作品です。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みこけん - この投稿者のレビュー一覧を見る

富士の裾野近くに建つ広大な屋敷「名瑯荘」
明治時代に建てられたこの屋敷は、当時の主が暗殺
を恐れ、いたる所にどんでん返しや抜け穴といった
秘密設計を施したため、現在では通称「迷路荘」と
呼ばれています。
この迷路荘に招待された金田一耕助は、到着早々
殺人事件に巻き込まれます。この「迷路荘」では20
年前にも凄惨な殺人事件が起こっており、金田一は
今回の事件との関連を探りますが、次々と新たな殺
人事件が起こり…。
500ページ近くの長編ですが、テンポの良さと過去の
事件に絡めた複雑さなどで、かなりおもしろい作品に
なっています。めちゃめちゃ悪い犯人の壮絶な最期も
すごいです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本三つ首塔 改版

2005/02/15 04:34

「ロック」に手を引かれ、ジェットコースターミステリーへ!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:POPPO - この投稿者のレビュー一覧を見る

数ある金田一耕助作品の作品の中でも、映画化で著名なもののなかこの
作品は丁度中間的な出来だなと思った。

代を経て殺人へ展開する因縁、べっとりとまとわりつくような情念は
横溝正史の得意芸だが、異色作と言われる「八つ墓村」の冒険要素も
盛り込まれ、じっとり読むミステリーというよりも、場面展開も早く、
どんどん読み進んでしまうハラハラドキドキのサスペンスに仕上がっている。
金田一耕助は好きだけど怖いのが嫌いな私には非常に読みやすい作品
だった。しかも、空間的物理的なトリックも少ないので、一生懸命現場をイメージする努力を必要としない(筆者は「本陣殺人事件」のトリックがいまだにビジュアル化できない)点も大いにありがたい。

ある日突然に100億という巨額な財産の相続候補になったことを告げられたヒロイン。そしてその女性を過酷なまでに追い詰めながら引きずり回す謎の
男。理性では拒みながらも肉体的に離れられないほど魅かれてしまいながら
堕落していく彼女。相続争いで次々に起こる殺人事件と忍び寄る殺意。
そして二人が流れ着いた先は不気味にそびえる「三つ首塔」。
冒頭の書き出しの掴みは十分過ぎるほど凄みが効いてインパクトがある。

大変失礼かもしれないが、筆者は読み進むうちにこの「謎の男」が手塚マンガ
に必ず出てくる悪役キャラクター「ロック」に思えて仕方がない。ヒロインに感情移入した筆者は悪魔のように笑いながら強引に手を引く彼に引きずりまわされ、
間一髪の危険ひしめく間隙を縫うように猛スピードですり抜けていく。

また通常作品では最後のほうに金田一名探偵による「謎解きタイム」が設けられているところ、この作品は途中途中でトリックがばれていくところも趣向が一風変わっていて楽しめる。読み手が話の進行とともに謎解き競争にハマっていく。

難をいえば、犯人の動作の細かな解説が不十分でもやもやが消えない点と、
そういえば金田一さん、今回は謎を解く前にほとんど人が死んじゃいましたね…。
と、謎解きの詳細にはちょっと消化不良。
でもそれをしのんで余りある二人の「逃避行劇」は一読の価値あり、です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本夜歩く 改版

2002/06/08 14:35

最後の最後に突然のどんでん返し

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みこけん - この投稿者のレビュー一覧を見る

推理小説としてのいろいろな思考が凝らされている作品です。
先ずは、身体的特徴の似通った人物が二人存在する上で起る「首無し連続殺人」。どちらが被害者で、なぜそうしたのかという謎が残ります。次に夢遊病という奇妙な病気をもつ人物の存在。また、この作品自体が「ある小説家の男の視点から書かれた恐ろしい惨劇の記録」という形がとられているという事。そして最も特筆すべきは、多くの金田一耕介事件の中でも、群を抜くどんでん返し作品だという事です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本女王蜂 改版

2002/06/01 01:27

横溝ワールド

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:柿右衛門 - この投稿者のレビュー一覧を見る

源頼朝の子孫が住むとされる伊豆の小島。
そこにはたぐいまれの絶世の美女が住んでいた。
彼女に近づく男に次々と死がおとずれる。
小島にかくされた彼女の過去とは?
真犯人は?

リズムのいい文章と、様々な場面展開で読者をあきさせることなく引き込んでいく。小物ひとつ、背景一つの描写をおろそかにしていないところに横溝作品の魅力を感じる。
書かれたのはかなり昔になるが、今読んでも十分に楽しめる。
たまには昔ながらの推理小説にどっぷりはまるのも面白いのではないだろうか。


このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本三つ首塔 改版

2002/04/29 12:28

恋愛小説に近いかも?

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みこけん - この投稿者のレビュー一覧を見る

幼い頃に両親を亡くした女性に、莫大な遺産相続の話が
持ち上がりますが、その遺産を相続するには、見知らぬ男との
結婚が条件となっています。
そんな時、戸惑っている彼女に一人の男が近づきます。
強引だけれども抗うことの出来ない男の魅力に、彼女は
心も体も溺れてしまいます。
金田一耕介の登場する話なので、それなりに殺人事件も
からみますが、先の男女のハラハラする関係に重点が置かれて
いる感が強いので、彼の存在感は極めて薄いものに
なっています。
でも、何故かとても余韻の残る作品です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

49 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。