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左近の桜 みんなのレビュー

  • 著者:長野 まゆみ
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みんなのレビュー9件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (6件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
6 件中 1 件~ 6 件を表示

紙の本咲くや、この花

2017/01/30 19:30

この濃密さ

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

直接的な描写があるわけではないのに漂う濃密なエロスの香り。夢か現かも判断しかねる狭間の出来事に翻弄される桜蔵は本当に危うい存在。

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電子書籍さくら、うるわし 左近の桜

2022/11/23 11:15

さくら、うるわし

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆん - この投稿者のレビュー一覧を見る

『その花の名を知らず』の読後に再読。
1話目の『その犬に耳はあるか』は前作の『咲くや、この花』の中の『灰かぶり』と同じくマネキンの話で、4話目の『その犬の飼い主に告ぐ』は前作の『迷い犬』『桜守』と同じく犬を連れた男の話。設定が被っているせいか、軽く混乱。顔が黒い犬(クロツラ)は、日本テリア? アヌビス? 『迷い犬』で奈落に落ちていく桜蔵は、数匹の犬をしたがえて中空を翔る男の姿を見た。『その犬の~』に冬の星座がいくつかでてくるが、『迷い犬』で桜蔵が中空に見たのも実は星座で、それは犬を連れたオリオンだったのでは…と思うのは深読みし過ぎ? 古代エジプトではオリオン座はオシリス神で、『灰かぶり』のアダムとも繋がる。オリオンとオシリスに共通するのは死と復活。
『この川、渡るべからず』は、事故に巻き込まれた桜蔵が三途の川から戻ってくる話で、これも前作の『黒牡丹』が先行している。『黒牡丹』は雷と牛という『左近の桜』寄りの道具立て。『この川~』は雰囲気がかなり変化しているし、桜蔵の成長と柾の弱さが垣間見えて、ちょっと切ない感じ。なんとなくだけど、桜蔵の父親は桜生な気がした。

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紙の本咲くや、この花

2022/06/07 08:47

あやふやな世界

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

シリーズ2作目

桜蔵の高校3年生の物語
短編連作ながら時はきちんと進んでいて、
ラストは次に続く展開になっている。

相変わらずのあやふやな世界
(その世界に揺蕩うことができるか否かが
この作品にはまれるかどうかの境界かな)

男と女
生と死
うつしよとかくりよ
人間とあやかし
全ての境界が曖昧で不安定な感じ

柾に「女」と称される桜蔵
親であることもなんとなく曖昧気味である
(千菊は本当の子供のようだけど桜蔵は?みたいな)
真也の存在も
(最初、彼は誰?みたいになってしまったけど
彼女だったとはっとしたり)

余談ですが・・・
相変わらず桜蔵は意識をは失ってしまうのですね。
そして、今回「皮ネタ」が多かったかも。

独特な世界観と
文章(初期の頃よりも断然一般向けになっていますが)の中で
遊べないと楽しめない話かな。

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紙の本さくら、うるわし

2021/10/11 18:13

幻想なのか現実なのか

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

どこかあやふやな存在である桜蔵の物語も三冊目。
ますます桜蔵の出生も謎めいてきて、両親や弟と血の繋がりがあるのかもわからなくなってきた。
そうなると父親との関係性が妙に生々しく感じる。
次は謎が明かされるかな?

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紙の本左近の桜

2020/12/14 06:45

境界にある世界で揺蕩う

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る

境界にある世界みたいな話。
あやふやな感じの妖しさがひたひたと足元にあるような作品。
長野さんらしいといえば、言えなくもない。
初期の頃の作品と比べたら、文章的には読みやすくなっています。
文体が優しく柔らかくなってますね。
ただし内容ははっきり断定しない感じであやふやで、足元が掬われるような感じです。
この世界で遊べるかどうかで(あるいははまれるかどうか)、
好き嫌いがわかれるのではないかと思います。

桜蔵のあまりの迂闊さと狙われやすい隙は無自覚ながらも「女」と表現される性(さが)なのでしょうかね。
多分まわりの「男」がそう育てている気がしますが。(主に柾が)
それにしても「うっかり」とか「いつのまにか」とかされすぎでしょう。

本当に人間として存在しているかすらなかなかあやしい感じすらします。
だから座敷に残された碑はその後どうしたんだろうとか考えてはいけないのですよね。
(これが一番きにかかった)

初期の文章の方が、嗜好的にしっくりくるのですが
これはこれで読みやすいので世界で遊ぶには良い感じです。
紡ぐ言葉が相変わらず綺麗で、
本の中の世界で遊ぶ愉しみを与えてくれる本です。

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紙の本左近の桜

2017/01/29 21:38

意識していない何か

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

桜蔵は魂の核が女なのかな?全く意識はしてないが惑う男の魂を包んで癒し 向こう側へと送り出すものなのかも。最後のエピソードの妖しい艶は圧巻。

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