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電子書籍

前世への冒険~ルネサンスの天才彫刻家を追って~ みんなのレビュー

  • 森下典子 (著)
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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.6

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (1件)
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  • 星 1 (0件)
3 件中 1 件~ 3 件を表示

ルネサンス期に活躍した「前世」の「自分」を探す旅のルポルタージュ

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ろこのすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書は、前世が見えるという女性に取材で出会った作者が、イタリア、ポルトガルまで「前世」の「自分」を検証する旅に出るノンフィクション・ルポルタージュである。
 疑り深く、うさんくさいものには距離を置き、自分の目で確かめたものしか信じないという作者に、
 「京都に人の前世が見えるっていう女性がいるんです。その人に森下さんの前世を見てもらって、感想を体験記にまとめて欲しいんですよ」という依頼があった。
 根も葉もない作り話を聞くのはわかっていると半信半疑で取材を引き受けたところから、ルポルタージュは始まる。
 46歳の空間デザイナーをしている女性が人の前世が見えるという人だった。彼女は作者の前世を語りだした。

 「あなた、外国人やったんやね。あなたの前世はルネサンス期に活躍したデジデリオという美貌の青年彫刻家です」
  
 この言葉を検証すべくルネッサンスやフィレンツエに関する歴史の本を買いあさり、読み進めるうち、霊能者の言葉を裏付けるような内容に出くわす。しかし、デジデリオという美貌の彫刻家の人生そのものについてはわからず、作者はフィレンツエまで調べに行きたいと思うようになる。
 作者は休暇を取ってイタリアまで出かけ、現地の日本人美術家の通訳と共にあちこちの図書館の古文書を調べ、教会へ出向き、デジデリオの出生の秘密を探り、作品と霊能者の言葉との真偽のほどを見極めようと必死になる。その日々はまるでミステリーを解き明かすようで、読者も一緒に謎解きの伴走者になっていく。
 しかし、本書の優れた点は、作者が常に心に疑問符を抱いていて、科学的に理論的に検証しようとするスタンスを崩さない点である。
 調べていくにつれ、次第に霊能者の言葉の裏付けがくっきりとし、前世探しの旅の先が急がれる。
 前世というものに思いを馳せる一方、現実の一回限りの命が切なく美しくはかなく見えてくる。
 旅の最後に「自分の墓の上に立った感想」を同行者から求められて、立ち尽くす作者。そこにこの「前世」への旅が作者にとってどういうものであったかのカギが隠されているようだ。
 「前世」というミステリアスな冒険の旅へと読者をいざなった本書は、ルネッサンスとイタリアを舞台に魅力に満ちた内容で、スリリングでミステリータッチであるが、どこまでも真実のみのドキュメンタリーである。
 検証を重ねれば重ねるほど霊能者の言葉と一致する。そのたびに作者は半分信じ、かつまた疑ってみる。読者と作者は一心同体のようになって進んでいくこのドキュメンタリーは「事実は小説よりも奇なり」の言葉以上の魅力に富んでいてぐいぐい読者を惹きこんでいく。緻密な調査と検証。正確な表現。行動力の素晴らしさに圧倒されるが、それだけこの旅が作者にとっても魅力に富んでいたものであることが想像できる。事実、最後にこの旅への結論付けを作者自身でしているが、それは読者のお楽しみにしておこう。

 この作品はドラマ化され 女優の杏さんが主演。日本だけにとどまらず、世界の映画界へ発信する価値が十二分にある魅力に富んでいる。
 もちろん、多くの読者にこのドキュメンタリーの魅力のとりこになっていただきたい。
 


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サクラメントの祭壇

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る

デジデリオの愛人も現在の日本に生まれ変わっているところを読んで、この本を読んだ私達も、デジデリオと同じ時代に生きていたのかもしれない、と思いました。サクラメントの祭壇の写真を見た時は、生命の不滅を本当に感じられて興奮しました。デジデリオのそのまた前世?の鑑真と一緒に来日したという中国人も気になります。例え何度生まれ変わったとしても、「人生は心からしたいと望むことをするためにある。」

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フィクションかノンフィクションか? 夜明け前の空の様な本

6人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:朝光 - この投稿者のレビュー一覧を見る

女性誌の企画で、超能力を持った主婦に自分の前世
を見てもらった著者が、告知された前世の自分につい
てのヒントを調べてゆくルポルタージュ。

前世や超能力を信じない著者が、告知されたルネサン
ス時代の男デジデリオをイタリアまで調べにゆく。

調べれば調べるほど、その信憑性は高くなってゆく。
ヒントの一つ一つの裏を取ってゆくプロセスが淡々と旅行
記録のように記されてゆく。

ルネサンス時代のフィレレンツェの様子もだんだんと浮か
び上がってくる。

もしかしたら、これは実話? 逆に もし創作だとしたら
本当に良くできた物語。

幽玄の書という印象を受けました。 夜明け前の青黒い
中にオレンジが混ざり始めた空みたい。

「身近な不思議」を読んでみたい人にお薦めです。

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