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みんなのレビュー3件

みんなの評価3.8

評価内訳

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いい処を捉えている。

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:M マサ - この投稿者のレビュー一覧を見る

がん患者の8割は、感染症で亡くなっていて、感染症の要因に、栄養障害による免疫機能低下がある。栄養障害とは、栄養バランスが壊れ、代謝障害が起きる。

栄養障害に陥ると、免疫機能が低下するため、誤嚥肺炎や敗血症等の感染症に掛かりやすくなる、身体に脂肪クッションがなくなり、褥痩(じよくそう)(床擦れ)や、傷が治りにくくなり、回復が遅れる。

術後の合併発症生率や死亡率で、アルブミン濃度(4,6g/dL通常)の低い人は、合併症発症生率、死亡率は、上がる。アルブミンは、血液中にあるたんぱく質の1種で、手術前にたんぱく質とエネルギーを満タンにする必要がある。

抗がん剤治療や放射線治療の副作用に、たんぱく質とエネルギーを補うのはもちろん、坑酸化作用のある、コエンザイムQ10、ビタミンA,C,E,亜鉛等をたくさん摂る必要があり、アルブミン濃度の低い人程副作用が低い、血清アルブミン値3,0g/dL 以下は栄養障害と判断される。

著者は、患者をただ生かすだけの手術は止め、ガン治療のエンド・ポイントを幸せにするために、逆算しいったい何が出来るかを、最適な方法を探る。

人の身体から運動能力を奪うサルコペニアは、栄養障害、運動不足、病気になって起こるが、早くからたんぱく質とエネルギーを投与すれば、そこに至るまでの時間を延ばす事ができる。

脚や腰に病気がないのに歩けないのは、栄養を投与されていないために、筋肉が衰え歩けなくなる。それは医療が招いた病気。

黄色ブドウ球菌(おうしょく)も、MRSAも、健常者であれば保菌しても発症することは、希だが、栄養状態の悪い患者等は、安易に感染してしまう、栄養状態を改善し免疫力を上げれは、感染症は減らせる。

GFO(グルタミン3g、水溶性ファイバー5g、オリゴ糖2,5g)を水で溶かし1日3回投与しエネルギーは別で投与する。尾鷲病院では、院内で発症するMRSA症例をゼロにしている。

呼吸障害と栄養障害の悪循環から抜け出すには、脂質の多目の投与、脂質の中でもω3系脂肪酸必須。

脳卒中、心不全、慢性肝炎、肝硬変、慢性腎臓病、糖尿病、 外傷、ヤケド、それぞれの栄養を入れる時期や方法を紹介している。

BMI は18,5を切ると死亡率が急激に上がり、日本人の80歳以上は多い、世界的に見るとBMIは27の人がもっとも長生きしている。

サルコペニアとは骨格筋の筋力量が減り、身体機能が低下した状態で、痩せている人だけではなく、自分で動く事が出来なくなる、これを防ぐには、充分にたんぱく質を中心とした食事と運動をして筋肉を太くする。

老化の最大の原因は、「酸化」であり、それを防ぐ為に、坑酸化物質(ビタミンA,C,E)を摂取を勧めている。

以上が、著書の大まかな内容だが、ビーガンを勧める、アメリカのマクガバンレポートを中心とした栄養学は、やはり、否定されてもいいと思う、確かに一時的な期間なら有ると思うが、それを確認出来る内容だ。著者には、是非、マックス・ゲルソンの食事療法と、ライナス・ポーリングの分子整合栄養学(オーソモレキュレー)を学ぶべき、考え方が、当時のライナスと類似していて、読んでいるうちに、ライナスの著書では無いのかと?しかし、東口氏の独自の感性だと、それは、糖尿病治療の見解が違う事、それ以外は、殆ど類似している。是非、分子整合栄養学を勧めている溝口徹氏と合流してもらいたい、また、出版社の方々には、二人の企画をお願いしたい。しかし、残念だが今のメジャー医療に携わる医師達には、殆ど知られていない医療だ。東口氏を今後も注目したい。読みか値は有ります。

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“元気玉”

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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る

急な交通事故や、脳卒中で意識不明のまま亡くなるよりも、がんの方がお別れが出来て良いかもしれないと知人が言っておりましたが、がんという病にはどうしても恐怖心があります。

タイトルに興味をひかれて、手に取ってみました。

本書は、
-序章 病院で「栄養障害」がつくられる
-第1章 がんと栄養をめぐる誤解
-第2章 症状や病気がちがえば栄養管理も異なる
-第3章 老いと栄養
-第4章 栄養についてもっと知る
-終章 食べて治す
という構成。

歩いて入院した人が、退院するとき歩けないのはなぜ?といった疑問から、がん治療における栄養障害という問題を提起しています。
がん患者に栄養を投与すると、がんを成長させてしまいそうですが、著者によればそう単純な問題ではないとのこと。
しかし、仮にがんになり栄養不足と感じても主治医が違う判断をした場合それを覆すことは出来るのか?と疑問であり不安です。
もし私が大病にかかったときは名医に巡り会えますように!と願うほかありません。

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栄養の大事さを語る

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投稿者:ピコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

がんは命に関わる病気である、と一般的に思われてきたが、実はがん患者の8割は、がんで亡くなるのではなく 栄養失調からくる感染症が原因なのだと言う。最近では栄養学が注目されてきており、体を造り・守る 栄養の大切さが唱われるようになってきた。本書もまた 違う角度からがんと戦うことを提唱している。

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