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電子書籍

絵画がわかる みんなのレビュー

  • 布施英利
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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.1

評価内訳

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4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本遠近法がわかれば絵画がわかる

2019/06/20 13:30

関係性

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る

遠近法という観点から絵画を見ると、絵を見る人と描かれたものの関係を描いた人がどうとらえられているのかが伺えておもしろい。

特に、セザンヌのエピソードが印象に残った。「神を信じるか」と聞かれて、「信じなければ、絵なんか描けない」と言ったらしい。絵を描くにあたって、信じなければならないものは実はたくさんあると思う。絵を見た人の感性を信じなければならない。先人の画家の積み上げてきた技術や創意を信じなければならない。描かれるものの存在を、目の前に世界が存在することを信じなければならない。そういうものを総称して神と言ったのではなかったか。ロマネスク美術がルネサンス美術に移行するにあたって、神の概念が安定と調和という概念に拡張され、セザンヌはそれを受け継いで、近代化したともいえるかも。「キューピッドの石膏像のある静物」では、キューピッドの石膏像をわざわざ2方向から眺めたりして、石膏像の存在を必要以上に確認している。そこに現れるのは神の存在を疑う人間の姿だ(疑っても、否定はしなかったようだ)。

ルネサンス美術における神が安定と調和の象徴だと思ったのは、この本に載っているレオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐の写真を見たからだ。周りの弟子たちはイエスの言葉に動揺しているのに、真ん中のイエスだけが少し悲しそうに落ち着いた表情をしている。つまり神とは、この絵の中のイエスのように、安定と調和そのものである、と。そして、画面がただ一つの消失点に収束するように描かれていること、それはただ一つの存在である神のもたらす安定と調和なのだ、と、当時の人たちは思っていたんじゃないかと思う。きっと当時の神は民に向かって「よく見なさい、世界をよく見なさい」と言っていたんだな。時代が下ってから存在を疑われるまでになったということは、よく見ようとして、かえって見えない人もいたってことか・・・。

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電子書籍構図がわかれば絵画がわかる

2015/08/31 16:59

構図も大切なんだと再認識。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くろねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

絵画に無知であるため、画家達がどのような構図を使っているのかこれまで全く知らなかった。次に美術館へ足を運ぶ際の参考になると思われる。

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紙の本構図がわかれば絵画がわかる

2015/07/26 14:34

絵画に感動する、そのもととなっているものが何かという話

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

絵画をはじめとする美術作品を鑑賞する時に、何をどう見ているのかといったことは深く考えず、漠然と全体の印象であったり、言葉にするのはむずかしいが作品の一部に何か惹かれるものがあったりして、「ああ、いいなあ」とか「これは何だ?」といった感想を持つのだと思う。それが、美術鑑賞というもので、そこを敢えて言葉にするものではないというか、言葉にできないものをそのまま受け取るという行為のように思っていた。
それが、この本のタイトルは『絵画がわかる』となっている。
絵画がわかるとは、いったいどのようなことなのか。
著者は言う。
「絵には、現実世界とは別の、絵画という文法があります。
 私たちは意識してか無意識であるかは別にして、その「文法」を通して、絵を描き、読み、鑑賞しています。」(p.4)
描くことも含めて、絵を鑑賞する時にこの「文法」を意識するということが「絵画がわかる」ということになるらしい。その、絵画の文法を取り出して、説明したのがこの本というわけだ。
絵画の文法を、「点と線」「形」「空間」「次元」「光」「色彩」といった切り口で示してくれている。言われれば当然と思うことや、まったく気づきもしなかったことが出てくる。
線や形といったものは昔から言われていることで、学校の美術でも習ったことかもしれない。ただし、そこに重力の問題や、地球の自転や公転の話まで絡んでくるとは思ってもみなかった。
「空間」や「次元」の問題となると、さらに興味深い。
絵画は二次元だが、そこに描かれているものは三次元のものなのだ。三次元のものを二次元にいかに落とし込んでいくかというのが絵画を生み出す者のテクニックということになるのだろうが、それがうまくいった時に「三次元の奥行きやかたまりというイリュージョンがうまく描かれると、驚きが生まれる」(p.106)ことになるのだ。その時に光をどう表現するか、色をどのように使うかという観点が生まれるようだ。
このように、特に絵画を観る時に重要なポイントを非常にわかりやすく示してくれるのが本書なのだが、最後の2章「第7章 人体を描く」「第8章 美術解剖学」になると趣が変わる。著者に言わせると、「人体もまた、構図の源泉」(p.194)ということだ。
実はこの最後の2章こそが著者の専門である美術解剖学を知る手掛かりとなると思う。
これを一言で言うのはむずかしいのだが、絵画をはじめとする美術作品を生み出したり、鑑賞する時に、人間などの生物の骨格など解剖学的視点が必要だということだけでなく、もっと作品そのものの存在の仕方を規定しているもの(それを、本書に則って言えば「構図」と言えるのかもしれないが)を分析する学問領域だと言えるのかもしれない。
最初に書いたように、絵画など美術作品は単に「いいなあ」と思えばいいのかもしれないが、その感動を生みだしているものが何かということを知るのもまた面白いことだと思う。

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紙の本構図がわかれば絵画がわかる

2019/06/30 14:37

構図

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る

美術に理解が無い人にも、絵画の素晴らしさを伝えたいという作者の、美術の専門家としての強い意思を感じました。「名画って、どのへんが名画なの?」とか、「ピカソの絵って、子供が描いたみたい」とか、言われることを苦々しく思っているんだなぁと思わずにいられませんでした。最近は、絵画が描かれた当時の習慣や、描かれた人物の生涯(神話上の人物なら、持物などから見分ける方法など)を解説する本を書店でもよく見かけますが、そのような社会的・物語的な見方とも一線を画したい、純粋に絵画の絵としての美しさを伝えたい、と思っているんだなぁとも感じました。

 線遠近法、色、光、など、中学の美術でも習うような絵画の基本的な要素が美しい写真とともにカバーされています。この本を読んだ後では、駅のポスターや中つり広告も「あぁ、これってこの本に出てたアレだな」と思いながら見ることができて楽しいです。ただ、「構図」という言葉が多用されていてゲシュタルト崩壊を起こしそうになりました。なんでも「構図」ってつければいいと思っているのか!とツッコミを入れたくなりました。

後半は構図の話から脱線している部分があり、評論としてまとまりを欠く文章になっています。大学には、その場の思いつきで話しているようにしか見えない講義をなさる先生がいます。そういう先生の話はだいたい面白いのですが、布施先生もそのクチなんでしょうか。論文としては受け入れがたい部分がありますが、解剖学に興味のある美術評論家の先生の講義を聞いているような感じで楽しむのがよいと思います。

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