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電子書籍

堕落論【語注付】 みんなのレビュー

  • 坂口安吾 (著)
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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.8

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (1件)
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  • 星 1 (0件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本堕落論

2009/09/09 00:20

「桜の森の満開の下」の女は安吾のおかあさんのことかなと思う

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みどりのひかり - この投稿者のレビュー一覧を見る

 安吾の本は40年前、20才のころ読んだ。堕落論や風と光と二十の私と、教祖の文学など夢中になって読んだ。爽快であり、感動があった。教祖の文学では小林秀雄のことをさんざんに言っているのだが、伝わってくるのは愛ばかりだった。小林秀雄を愛し尊敬する安吾はまるで大好きな恋人に駄々をこねているように文句を言っているのだ。

 「桜の森の満開の下」はうっすらとしか覚えてなかった。読んでもよく分からなかったのだと思う。40年後の今、これを読むとここに登場する女は安吾のおかあさんだったのだなと思う。男に亭主を殺されその男の妻となった女は男に理不尽な要求を次々としてくる。でもこれは安吾のおかあさんだったのだなと思う。
 母を嫌っていた安吾、母に憎まれていると思っていた安吾は嵐の日に母の食べたいというものをとるために、海へ入る。安吾の切ない思いがあった。本当は安吾は母を一番愛していたのだ。

 今も安吾の作品が若い人々に読まれているのは嬉しい。年とった私はというと、ちょっとふざけた「不落樽号の旅」なんぞを読んでいます。安吾を愛する方々がこれを面白く読んで下さると、また嬉しい。
不落樽号の旅

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紙の本堕落論

2016/07/29 07:20

堕落には覚悟が必要

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

どんなに有名で名著と呼ばれる本であっても、読者の一番いいタイミングで出会えるとは限らない。
 あるいは同時代的な作家の作品であっても、遅れて生まれてきた読者にとってはすでに評価の定まった作品でもある。
 坂口安吾のこの作品でいえば、表題作である『堕落論』は終戦後間もない昭和21年4月に発表された自我的評論である。1970年代に安吾は劇的な復活を果たして、当時の若者たちに熱狂的に支持されたという記憶がある。
 ただ残念なことに当時私は同じ無頼派の作家でも太宰に傾倒していたので安吾を全く寄せ付けなかった。
 読まず嫌いということほど恐ろしいことはない。

 まず大きな誤解であったことは一冊の文庫に『堕落論』というタイトルが付けられていても、表題作そのものはわずか数ページのエッセイであること。
 例えば、私が読んだ集英社文庫でいえば『続堕落論』『日本文化私観』(この評論がすこぶるいい。なんといっても文章が生きている)『不良少年とキリスト』(太宰の情死後に書かれた評論と小さな太宰治論になっている)『桜の森の満開の下』(1975年に篠田正浩監督によって映画化されている)など9篇の作品によって構成されている。
 現在『堕落論』はさまざまな文庫に収録されているが、他の作品の構成は各文庫ともにばらばらなので、気をつける必要がある。 少なくとも『続堕落論』『日本文化私観』が併録されているものがいい。

 安吾の言葉をそのまま読む必要はないし、逆説的解釈も必要であるが、どの作品もその奥のある純粋な湧き水のような清冽な透明さに気がつくことだろう。
 もっと早くに読んでおくべきだった。

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紙の本堕落論

2015/08/18 15:02

堕落論以外もオススメ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しろくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

目からうろこ。すがすがしいことこの上なし。でも、極端なことを言っているから読んでいて気持ちいがいいのではなく、モヤモヤしたものの正体を見つけるヒントを与えてくれるからなのです。
のびやかで淀みのない、軽やかな文章は、そうそう出会えるものではありません。何度も読み返し、安吾に会いに行きたくなる、そんな本です。

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紙の本堕落論

2002/08/07 19:38

美しいとは何か

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆうげ - この投稿者のレビュー一覧を見る

表題作の「堕落論」・「桜の森の満開の下」は安吾の作品の中で有名である。
しかし私は同時収録の「文学のふるさと」が興味深い。
また「桜の森の満開の下」と合わせて読むと、更に面白い。

童話や小説を読んでいて、残酷なシーンを目にすることがある。
童話などは子供向けなはずなのに、よくそういうシーンをよく目にする機会が多い。
だが残酷だからといってそのシーンを無くしてしまうと、
物語として何か足りないものになってしまうのではないだろうか。
つまり、残酷さがあってこそ魅力のある作品であるという証明にもなる。
そのことが「文学のふるさと」には赤頭巾ちゃんと伊勢物語の中の男女の駆け落ちの話を例にして書かれてある。
特に伊勢物語を例にとったものを読んだ時のハッと何かに気付かされた感覚を忘れることが出来ない。
どこか残酷で美しい話を好んで読んでいる方には、
私と同じ「ハッ」と気付く感覚が味わえるかもしれない。

「桜の森の満開の下」は「文学のふるさと」を安吾が自ら実践した作品ではないのだろうか?と思うほど、
残酷さなどが心を惹きつける美しい作品である。
是非「文学のふるさと」と合わせて読んで欲しい。
最初に何も知識なしに「桜の森の満開の下」を読んでから
「文学のふるさと」を読むと面白いのではないだろうか。

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