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電子書籍

孤舟 みんなのレビュー

  • 渡辺淳一
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みんなのレビュー4件

みんなの評価3.8

評価内訳

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4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本孤舟

2013/12/23 21:19

定年を迎えた主人公の心の乱れを描く

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

渡辺淳一が著した定年退職を迎えた主人公とその家族の物語である。昨今どこにでもある退職後の家族間のすれ違い様を記したもので、話題性もあるので手に取ってみたのである。場面場面で生じる軋轢や葛藤はリアルである。ただし、現代風を意識しているのか、誇張も多く、今時こんなやつがいるのかと思わせるシーンも少なくない。そういう点では舞台劇でも見ているような気がしてきた。

 主人公は広告会社の役員であったが、関西の関連会社の社長に飛ばされそうになった。身を引く覚悟を決めて退職したのである。年齢は60歳である。その年齢で退職して毎日が日曜日でようやく仕事の束縛から逃れられたと考える。しかし、少し前であれば皆がそう考えたかもしれないが、現在そう考える人は少ない。

 何もしないでいられるのは精々1ヶ月で、後は退屈な日々を如何に過ごすかを考える毎日がやって来る。また、主人公は妻との会話が成り立っていない。今時珍しい亭主関白ぶりで、熟年離婚にでも至るのかと想像していたが、そうではなかった。これもやや誇張が過ぎるようだ。今時こんな亭主は少ないであろう。これに対する妻の会話や行動も理解はできるのだが、今までの夫を支える妻の役割に関する不満が一気に爆発した感がある。

 いずれにしても、相互のコミュニケーションが成り立たない状態が続くので、その先の渡辺流の展開が楽しみになり始めてきた。この辺りはさすがに読者を楽しませる術を心得ているようだ。

 本書は定年を間近にしている退職予定者にとってはきわめて興味深いテーマを描いている。とはいえ、その内容は退職後の平凡たる日常である。しかし、細々としたその日常は十分想像がつくもので、意外性のあるものではない。いよいよその時期が来たのかという現実を実感させるものである。

 自分自身のことは何とでもなるのであるが、意外性があるといえば周囲の自分を見る目であろう。とりわけ、今までも身の回りにいた家族の変化については予想がつかない。自分は今までと同じだと思っていても、毎日、外に働きに出ているか、四六時中家にいるか、では家族の思いは全く違うとういことである。

 本書の主人公のように勤務していた時代と同じ亭主関白では家族はたまらないであろう。しかし、それはもう10年以上前の世代ではないか。今そのような生活をし、家族との接し方をするような人は多くはない。もっと気を遣っているはずである。そういう点では悪く言えば、随分手抜きで粗雑な出来であるような印象を受ける。もう少し完成度の高い小説を期待していた。その反面矛盾しているようだが、テーマとしてはタイムリーであり、読者として楽しめたことは間違いない。

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電子書籍孤舟

2018/12/31 09:53

ここまでとは。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ライサ - この投稿者のレビュー一覧を見る

定年退職したやり手サラリーマンのその後の人生を描いた小説
いかに、仕事以外での人間関係構築を現役の時にやっておくかが肝である
仕事「しか」できない人間ほど退職後にお荷物扱いされ得るかがよくわかる
だがまだ彼らは恵まれた世代なのだ。私は30前半だが、私たち以降の世代はここで書かれているようなプチ贅沢すらもできない未来が濃厚だ
そもそも今でも現実にランチに使う金は彼らのが私たちよりも10倍近かったり土産ものにかける金も倍以上使っているのを目の当たりにしたことがある
「こんな老害たちを支えたくない」と若い世代が思っても不思議ではないのだ

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紙の本孤舟

2017/04/15 07:45

定年後

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ピート - この投稿者のレビュー一覧を見る

自分も定年後こうなっていくんだな。という切実感があり、どんどん読み進められる。
また、もっと早くこの本を読んでいれば、という気持ちも起こる一冊である。
定年後の人生に興味を持っている方に読んで欲しい。

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紙の本孤舟

2016/02/03 20:22

色々考えさせられました。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:としちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

読みながら威一郎のような定年退職後の人生を送るのは本当に嫌だと思いました。現在日本人男性の平均寿命が約80歳と言われてます。定年退職後も20年、30年生きることになるでしょう。仕事ばかりに時間を費やし、家族との関係を軽視し趣味や習い事等仕事以外の生きがいを持たなかったらどうなるか。定年退職後威一郎のように悪化した夫婦関係や親子関係に苦しみ、家の外でも何をしたらいいのか分からず途方に暮れて結果的にストレスを増大させることになりかねません。しかもそれが20年、30年続くのかと考えるとあまりにも辛いです。現在30代半ばの私は独身ですが、将来結婚しても仕事に励む一方で家族サービスもしっかりやっていきたいですし、仕事以外にも趣味やいろいろなことに挑戦し定年退職後も家族と良好な関係を保ちながら自分がやりたいことをやって楽しく人生を謳歌していきたいです。定年後に限らず現役の間も仕事と家庭をどう両立させるか、仕事以外に何をするべきか色々考えさせてくれた作品だったと思います。

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