逢魔が時に会いましょう みんなのレビュー
- 荻原 浩
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紙の本逢魔が時に会いましょう
2018/10/19 14:05
どこか懐かしい気持ちになれる小説
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
あらすじで主人公の名前を見たとき、私も「真矢」が男性の名前だと思ったのですが…女性が主役だったんですね。
布目教授と同じ間違いをしてました…
それはともかく、本編がとても面白い!
妖怪が好き、民俗学が好きという人だったら間違いなく楽しめます。
座敷童や天狗が登場する物語は、最近の「あやかし」ブームの中では多いと思いますが、そういったラノベ的なキャラクターではなく、最後まで「不思議な存在」として描かれていて、読み終わったあとも「本当にいるのかも…」という余韻が残ります。
表紙が最近の若い子向けのアニメチック・漫画チックなイラストじゃないから、よっぽど妖怪好きじゃないと手に取らないかもしれないけど、それでも小中学生にも読んでほしいと思える暖かいお話でした。
やっぱり荻原作品は風情があっていいなぁ~…
紙の本逢魔が時に会いましょう
2018/09/30 23:03
ニッポンていいな…と思える
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タンポポ旦那 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「愛しの座敷わらし」の派生作品かと思っていたら、こちらがプロトタイプだったようだ。凸凹コンビのもののけ探し、といった作品は数多いけれど、荻原浩の手にかかるとテンポの良いセリフと心情描写で、独特の世界が築かれる。
「座敷わらし」はもちろん、旧作の「ユニバーサル広告社」シリーズの雰囲気が味わえる「河童」「天狗」の篇では、著者の視点と解釈に新鮮さと驚きさえ感じた。とにかく最後まで面白く読めた作品集だった。
しかし、日本にはキリストも妲己も渡来しているし、本書に描かれた欧州の精霊まで来ているとなると、さすが八百万の神々が住まう国、懐が深いもの。思わず“ニッポンていいな”と呟いてしまった。
本作の主人公コンビ、とても魅力があるし、是非シリーズ化して欲しい短篇集だ。
紙の本逢魔が時に会いましょう
2021/10/05 02:05
おもしろかった!
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投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
妖怪とか好きなので、この本はすごい自分に合っていて面白かったです。
布目先生の仮説も本当にそうなんじゃないかと思わせるくらいしっかりしているし、逆に真矢の遭遇する出来事もまたリアルで非常によかった。
このコンビのお話がまた読めたらいいのにな。
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