後宮の烏 みんなのレビュー
- 白川紺子, 香魚子
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高い評価の役に立ったレビュー
物語の世界観に惹かれました!
投稿者:ロビン - この投稿者のレビュー一覧を見る
皇帝の高峻と烏妃の寿雪、二人は似た者同士です。
幼少期に独りぼっちになった事、母親を助けられなかったことで自責の念がある事
そういった過去や現在の立場からなのか自分の気持ちを上手く伝えられない事など。
そんな二人が少しずつ心を通わせていく、でも本心に気付かないっていう焦れったさ。
今後この二人がどうなるのかって思ってたら新刊が出てるらしいので楽しみです。
しっかりしてそうな寿雪が食べ物に釣られるってところが可愛いらしくて和みます。
低い評価の役に立ったレビュー
もったいない、、、
投稿者:ねむすぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る
初期の巻のころにあった後宮ならではの面白さや人間関係の奥深さ、そしてなんとも言えない不思議な、静かな夜のような雰囲気がとてもすきだったのですが、話が進むごとにストーリの粗さが目立つようになってきたように思います。
寿雪の選んだ道は大まかな流れとしては良いのかもしれませんがもっとよい話の紡がれ方があったような気がしてなりません。一言で言うならもっと丁寧に書いてほしかった。。。
正直サナメ一族の話は外伝や同世界軸の別の物語で書くとかでよかったように思います。
哈彈族の子供二人に関してもとにかく雑さが目立ちました。
素材は良かっただけに残念です。
電子書籍後宮の烏7
2022/11/29 01:17
何度読み返しても気づきがある作品
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ki - この投稿者のレビュー一覧を見る
偶然書店で見かけた際、表紙に惹かれて読み始めました。
心に響く言葉があちらこちらにあり、何度読み返しても新しい発見があって飽きません。アニメも観ています。
寿雪と高峻はなぜ恋愛にならないのだろうとずっと気にかかっていました。何周目かを読み終えたとき、とうに恋愛も友情も超えた唯一無二の関係になっているのだと不意に気付きました。男女の仲の脆さ、危うさは二人ともそれぞれの母のことがあったため身に染みて知っているはずです。さらに高峻が皇帝である限り、寿雪を唯一の妻とすることはできません。
寿雪と高峻の関係は、二人が言う通り、「友」と言うしかないのだと感じました。
登場人物が魅力的で深みがあり、物語も伏線がたくさんあって、含蓄に富んだ素晴らしい作品です。人物や衣装、風景の描写も見事です。込み入った話が苦手でない方には心からお勧めできます。
紙の本後宮の烏 1
2018/07/18 08:45
シリーズ化を期待する
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:SUKO-MAMA - この投稿者のレビュー一覧を見る
後宮ものだから、ドロドロ・・・かと思いきや、登場人物がすべて優しい人ばかり。一気読みしてしまった。皇帝と他の妃たちと烏妃とのかかわり合いとか、読んでみたい。
紙の本後宮の烏 7
2022/07/05 01:13
また一つ好きなシリーズが終わってしまった。
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
烏漣娘娘の半身を探し鼇の神との決着をつけ、ついに寿雪が烏妃から解放される最終巻。
物語の最初から、ずっと静かで淡々とした夜のような話だったけど、この結末は朝焼けのようだった。
高峻とは男女の仲にならず、最後まで友人で、たとえ住む場所が離れても二人の交流がずっと続いたようだというのは素直に嬉しかった。
それに、九九や温螢達が後宮を出た寿雪についてきてくれたのも。思っていたよりもあっさりとした終わりに寂しくはあるけど、これ以上書いても蛇足なんだろう。
紙の本後宮の烏 6
2021/08/28 08:24
そろそろ佳境?
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
前の巻の終わりで寿雪がどうなってしまったのか心配していたけど、どうにかなり(衛青のおかげ)、寿雪がとうとう烏の半身を探しに界島に出かけるところまで。晩霞の実家も人間関係がドロドロしていて一波乱ありそう。それが寿雪に有利な方向にはたらけばいいなぁ。次巻が待ち遠しいです!
紙の本後宮の烏 5
2020/12/19 12:33
なんて惨い
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴代の烏妃があんな事になっていたとは…あの麗娘の姿を魚泳が見ないで済んだのは不幸中の幸いだったのかも。
そして寿雪を解放しようと奔走する人々の願いも虚しく…どうなる?
電子書籍後宮の烏7
2023/01/16 12:48
納得はできない
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
終盤の展開がどうしても納得できず、紙媒体を全部処分。
それでもまだ読み落とした部分がないかと思って電子版を購入しました。
結果として印象は変わりませんでした。
繰り返された兄妹間近親相姦エピソードとか作者の個人的な性癖でしょうが、何度も何度も書かれるとどうも気持ちが悪い感じ。
その性癖をこの作品に持ち込まないで欲しかった。
その性癖に読者を巻き込まないで欲しかった。
残念です。
寿雪と高峻の結末はそれなりに納得しています。
ただ、なぜ寿雪は急に海商になることに?
彼女が後宮に残り高峻の妃になったら作者お気に入りの朝陽の娘・晩霞の邪魔になるかもしれないからかもとつい邪推してしまいます。
事実上、烏妃の物語からサナメの物語になってしまった「後宮の烏」。
自分としてはサナメの血を引いた皇帝誕生の邪魔になる寿雪は後宮から排除された疑惑を拭い去れずにいます。
それにしても、なぜ作者は寿雪や高峻に比べてどう考えても需要がない朝陽一家にああも入れ込んだやら。
しかもこの朝陽一家 作者の熱意のわりに魅力がないので読者として困惑するしかありません。
禁忌を犯した人でなしの父親とそれに振り回される子供たち。ただそれだけ。
このあたりのバランス感覚の無さは商業作家として不味いのでは?
紙の本後宮の烏 7
2022/05/25 04:02
神の存在
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とうとう完結編。烏妃である寿雪が烏と梟の力添えにより烏妃を辞める。神の声を聞く力を捨てて普通の人間になる。何にも縛られる事無く生きていく。高峻と結ばれる事もなく。海商になって海の上で生きる人生を選ぶ。しかし高峻が皇帝の立場を退位してからも碁仲間として二人はお互いの友情を育んでいくという形で幕が閉じる。
紙の本後宮の烏 7
2022/05/05 14:59
無難な結末
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
意外と白雷が協力的で大した犠牲も払わず鼇の神を倒せ、まあそういう結末だろうねぇと想像していた範囲内の終わり方でした。もう少し意外性のある結末が良かったなぁ。ちょっと消化不良の気分です。隠居・蟄居の命令が自殺を促すことだというのは知らず、高峻の冷徹さに少し驚きました。
紙の本後宮の烏 6
2021/09/06 13:56
ちょっとしつこい
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
神々の戦いが迫って来て不安。
作者はよほど兄と妹の禁断の関係がツボなのか、またそんな展開に。
ちょっとしつこいし、きょうだい持ちとしては気持ちが悪い。
それしか引き出しの無い人だとは思わないので、禁断はこれで打ち止めにして欲しい。
今回は表面上は穏やかに接しながら自分を慕う青年を傷付ける真似をする老婆の悪意が印象的だった。
紙の本後宮の烏 6
2021/08/29 16:55
寿雪と烏
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いよいよ佳境に入ってきた。し寿雪は烏と離れられるのか?高峻と結ばれるのか?物語の力強さは1巻ほどでは無いけれど、読み続けてきた読者としては終わりを見たい。もう少し、1,2巻のような登場人物達の心の動きを丁寧に読みたいけれど、どういう形で終わるのか、とても楽しみにしています
紙の本後宮の烏 6
2021/09/16 10:11
ちょっとついていけなくなってきました。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マツモトキヨシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
政治とファンタジー?な要素が強くなってきて
いくら読んでも「ん?」となる部分が増えてきました。
特にこの巻は主役なのに寿雪がほとんど出てこないし。
うーん、困ったんな。
紙の本後宮の烏 3
2021/02/28 14:49
不思議な世界が広がる。
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
冒頭に世界図や地図が掲げられる。
帝国の後宮には当然複数の妃がいる。重臣の娘、辺境の有力者の娘。国を治める難しさを匂わせている。
ヒロインの烏妃雪寿の周囲には皇帝高峻のほか、何らかの縁が絡まっていく。
紙の本後宮の烏 5
2020/12/23 08:37
続きが気になる!
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
待ちに待った新刊。もったいないのでちょっとずつ読もうと思いつつ、やはり読みだすと一気読みでした。寿雪と高駿の思いに、深く納得。そして、切ない。複雑にからみあうことが紐解かれつつ、さらにいろいろ謎も。驚く展開のラスト。あー、続きが気になる!
紙の本後宮の烏 5
2020/12/20 13:04
次巻が待ち遠しい!
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
結界を破ることができたのか…!と思いきや、どうやら失敗したみたい?何が起こったのかよくわからないので、次巻が待ち遠しいです。寿雪と高峻の未来がどうなるのか、とても気になります。ハッピーエンドにしてほしいです。
紙の本後宮の烏 4
2020/11/14 12:35
ますます深く
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
巻がすすむほどに、物語の世界がどんどん深くなってきてます。1巻を読んだときには想像すらしなかった、こんな、複雑な世界を頭において、作者さんは書いてたのかと驚き。なんとも複雑な気持ちになったラスト。今後が気になるの、早く続きが読みたいです。