天切り松 闇がたり みんなのレビュー
- 浅田次郎
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2003/05/07 12:50
惚れたぁ〜っ!
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぶるん - この投稿者のレビュー一覧を見る
惚れて惚れて、泣いたっ! なんと粋な登場人物達!
現代の無粋な泥棒諸君、腑抜けな老若男女、とにかくすべての人々へ、
きりりっと背筋を伸ばして読んでみて下さい。日本人の心意気ってもんを、忘れていた人は思い出し、もう一度その身に滾らせろ! 知らない人は、学ぶべし。
2023/06/15 15:20
天きり松 シリーズ
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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
(5巻)
ライムライトは高校の英語の授業で習いました。
あのチャップリンの名作が題名についた今回の天きり松。
もちろん、浅田次郎氏の創作なのですが、戦争嫌いのチャップリンならこの本の中でこのようにふるまうかもしれません、と思いました。
2023/06/15 15:15
天きり松
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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
(4巻)
可愛くて可愛くてしょうがない寅弥が面倒を見てきた少年が成長してとうとう召集令状が届いてしまう。
夫を戦争で亡くした妻は、今度も戦争に大切な一人息子を戦争に送り出さなければならない。なんて、無情な。卑劣な。
気落ちした寅弥が、つい、占い師に見てもらう場面は、義賊一家の説教寅ではなく、父親の姿でした。
当時の日本にはこういう光景が多かったのでしょうね。やり切れません。
2023/06/15 15:06
天きり松 シリーズ
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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
(3巻)
ここで出てくる貧しい少年が銭湯代を無くし松蔵や寅弥におごってもらうくだりが好きです。けれども、少年の話を聞くうちにだんだん辛くなってきます。
少年は、自分の父は名誉の戦死をしたと自慢げに話す悲しさ。そこに寅弥の優しさが加わってきます。
多くの戦死者を出した日露戦争。ただただ無謀な突撃を命令するだけの指揮官たち。戦死した者たちにも家族、友人、恋人らがいたはず。そんな事情なんてはなから無視をした国の政策。その思いをだれが救ってくれるのか。当時の日本という国の情景が恐ろしく思いました。
2023/06/14 14:45
天切り松 シリーズ
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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
(2巻)
江戸っ子の話し方が粋でトントントン流れるようだ。
おこん姐さんに惚れてしまった、海軍さんの切なさがつらい。おこんさんは美人なんですね。一目ぼれなんでしょう。
この目細の安一家は、強い団結で結ばれています。血のつながりもないのに、それこそ一家なのですね。「義」を大切にするから親しまれるのでしょう。
2023/06/14 10:03
主人公のこれからが気になります
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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
泥棒、と言えばなんだか違うようなこの天きり松の所属している(?)一家。
もう、芸術の域に達している仕事(?)。
決して、弱きもの貧しいものから奪わない義賊。
当時の貧困状態も描かれ、その情景が感じられます。
ドラマでも見ましたが、私は小説の方が想像力を働かせやすく本の方がいい、と思いました。
電子書籍天切り松 闇がたり 第二巻 残侠
2022/11/16 10:25
1巻読後、すぐに購入しました
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投稿者:なこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻を読み終わって、すぐに2巻以降を購入しました。やっぱり面白い!現代で「粋」という言葉は使うことも思うこともありませんが、この物語を読むと、すこしだけその時代に生きてみたかったと思います。物語はあくまでフィクションですが、だからこその面白さがあります。
2022/11/16 09:18
爽快
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投稿者:なこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白くて、寝るのを惜しんでどんどん読み進めてしまいます。文章もキャラクターもストーリーも爽快で、とても良い気分になれます。
2017/10/16 10:55
黄不動の兄い
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投稿者:kiku - この投稿者のレビュー一覧を見る
目細一家のぴか一
浅田様天切松のシリーズ続きますよね
2003/01/08 11:00
相変わらず切れが良くて泣かせます
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投稿者:T40 - この投稿者のレビュー一覧を見る
不覚にもまた通勤電車の中で泣いてしまった。
大正時代を生きた伝説の泥棒、天切り松が昭和の刑務所の中で語るお話です。
「闇がたり」とは半径2〜3mにしかその声が届かない泥棒独特の発声術のことらしいです。私はもちろん聞いたことはありませんが、読むうちに雑居房の冷たい床や壁を伝わる彼の声音が染みてくる気がしました。
浅田さんの江戸弁は本当に切れが良くて、地方出身の私には江戸っ子は憧れです。江戸っ子の洒落と啖呵が随所に出てきてテンポがとても良いので読みやすいと思います。
任侠路線では「プリズンホテル」、東京を語るなら「霞町物語」などもお勧めです。
文庫版第2巻も出ていますので必ずそちらも読みたくなります。
その後のシリーズも早く文庫化されないかなぁ〜。
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