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電子書籍

谷川俊太郎詩選集 みんなのレビュー

  • 谷川俊太郎, 田 原, 谷川俊太郎 (著), 田原 (編)
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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.8

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
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  • 星 1 (0件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本谷川俊太郎詩選集 3

2005/11/04 23:29

書簡インタビューにこそ谷川俊太郎の姿が見てとれるようです

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

『谷川俊太郎詩選集』第3巻は、1980年代後半から現在に至る作品を集めた1冊となっています。『詩選集』の最終巻でもあります。おおよそ今の谷川俊太郎が収められていると言えるでしょうか。
前2巻と同様に、様々なスタイルの詩が収められていますが、読み進めるうちにしばしば「詩」が「死」に通じているように思えてなりませんでした。決して、詩の中にそのような直接的な表現があるわけではないのですが、「詩」のことを語っているものに「死」の匂いを、「死」が表現されているものにこそ「詩」を感じてしまったのです。どちらも”shi”と発音されるのだから、何か共通するものがあるのだろう、なんていう解釈は余りにも谷川俊太郎の言葉遊びみたいで実も蓋もないのですが、「詩」をもって自分の存在そのものを語り続けてきた谷川俊太郎ですから、60代から70代と年齢を重ねてきた中にどうしても「死」の姿が見え隠れするのは自然なことなのかもしれません。
この第3巻巻末には、編者の田原と作者谷川俊太郎のメールによる書簡インタビューが載せられています。田原の問いに微妙にずらしながら答えているのが、実はどんな作品よりも彼らしさが出ているようで、一番おもしろく読んでしまいました。ここまで含めて初めてこの『詩選集』が完成するのではないかとも思われます。

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紙の本谷川俊太郎詩選集 1

2005/07/02 12:41

「問われて答えたのではなかった/そのことばは涙のように/私からこぼれた」

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

正直言うと、私は詩が苦手です。
小学校高学年だったか中学校だったかの国語の時間に詩の鑑賞というのがあって、自分の気に入った詩を皆の前で朗読するということがありました。私は私なりに気に入った詩を、子どもながらに感情を込めて朗読したつもりだったのですが、教師から感情がこもっていないと言われてしまってめげた記憶があります。
また、こんな憶えもあります。
高校受験か大学受験の頃の模擬試験の問題で、水泳の飛込みがモチーフになった詩が出たことがありました。私はそこに書かれてある通りに読み取ったつもりだったのですが、後で答えを見るとそれは川面で餌を採る鳥の比喩だったそうです。私としては「そんなのわかるか!」といった気持ちでした。
そんな私ですが、何故か谷川俊太郎だけはずっと気になる存在でい続けている人です。もともと『ことばあそびうた』や『マザーグース』で知った私なので、学校で習う詩とは違い、いつも声に出して言うことができるという前提があったのかもしれません。確かに私の知る谷川俊太郎といえば、どちらかと言うと「ことばあそび」の谷川俊太郎でした。
今回、谷川俊太郎の作品をほぼ年代順に選んだ詩選集が刊行されることになりました。ここにはもちろん「ことばあそび」ではない谷川俊太郎が多く収められています。極初期の作品などはやや観念的な感じもし、いかにも若者の作品という感じもします。
でも、途中からすごく読みやすく、言葉がこちらにすっと入ってくる作品が並ぶようになります。そして、その間に「ことばあそび」や歌になることを前提とした詩がいくつか並んでいます。
こうして年代順に並べられた作品を眺めてみると、谷川俊太郎は「ことばあそび」に限らず、常に声に出して語ることのできる詩だったのだということがわかってきました。
字面を目で追っているだけでは読み流してしまうような言葉が、声に出すことによって私の中に入ってくるのです。
この第1巻では、「くり返す」「ことば」「見る」「生きる」「からだの中に」が特に入ってきました。
巻末に収録されている「収録詩集装幀選」も、谷川俊太郎の作品を違う角度から眺めることが出来てありがたいです。

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紙の本谷川俊太郎詩選集 4

2016/10/21 23:19

今だ現役の詩人であることがよくわかる詩選集

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

集英社文庫版の「詩選集」が全3巻という形で出たのが、もう10年も前のことになるらしい。歳を取ると時計の刻む時間と体感する時間がどんどんずれてくるので、3冊を読んだのがまだついこの間のような気がする。
というわけで、それ以降に刊行された詩集から厳選された4巻目が出た。
谷川さんは今年で85歳になるらしいので、70代後半から80代前半の作品が集められているということになる。年齢も年齢だが、今だ現役だというのがすごい。先日もテレビに出てみえたが、全然変わらないご様子だったので、この調子なら「詩選集」5巻なんてものも出るのかもしれない。
この10年は言葉遊びうたのようなスタイルは少し影を潜めて、叙事詩とも抒情詩とも言える詩が多く並べられている。これもまた谷川さんのスタイルなのだろう。
自分の仕事柄、こころとか自分とかいったものを扱った詩に惹かれるところが多かった。「こころの色」「愛が消える」「自分をはぐくむ」「夢と家屋」「森の言葉」「分からない」といったところか。
それ以外にも、言葉を発しないことで伝わるもの・伝わらないものを言葉にしようとしているようにも思えた。
オリジナルの詩集として読んだものもあるが、そうでないものも収められていて、これを読んでいるとオリジナルも読みたくなるし、前の3冊をまた読み返してみたくなる。そんな不思議な「詩選集」だ。

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紙の本谷川俊太郎詩選集 2

2005/09/03 17:39

風景を切り取ったような詩が気に入りました

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

散文と違って詩では行間を読むことが必要だというようなことを、その昔学校で習ったような覚えがあるが、本当だったろうか。行間は白いに決まっているので、要は限られた文字から想像力を働かせて読みなさいということなのだと思うけれど、どうも私には想像力が欠けているのか、読んだものは読んだ通りにしか理解できない。だから、詩というものが妙にむずかしく感じられてしまう。そして、言葉遊びのような詩ならばすんなりわかる。というよりも、発せられる言葉の音を楽しむことが第一義であって、言葉の連なりはナンセンスなわけだから、読んだ通りにしかならないのだけれど。
というようなことを考えさせられた『谷川俊太郎詩選集2』だった。ここには、谷川俊太郎の主に70年代から80年代にかけての詩が収録されている。もちろん、すんなり読んでわかるものから、むしろ散文と言ってしまってもいいようなものまで、多様な詩が収められている。とても、1人の詩人が編み出したものとは思えないくらいだ。
読んでも理解しにくい詩は、そのまま読み飛ばすしかないのだけれど、この第2巻の中でもう1つなじめそうなタイプの詩を見つけた。叙事詩とでも言うのだろうか。情景が淡々と書かれている詩がいくつかあった。「地下鉄南阿佐ヶ谷付近1974秋」や「東京抒情」だ。目に映ったであろう事物を淡々と書いているだけのものだけれど、具体的な事物が出てくるので想像しやすいのだ。もちろん、そこで谷川俊太郎が描こうとしたものと、私が感じたものは違うのかもしれないが、何か感じさせるものがあるのだ。こんな詩ならば、もう少し読み進めることができるかもしれない。

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