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コピーフェイスとカウンターガール みんなのレビュー

  • 仮名堂アレ(著), 博(イラスト)
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みんなのレビュー5件

みんなの評価3.9

評価内訳

5 件中 1 件~ 5 件を表示

膨らみきれず萎んだ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る

ラブコメではなく、ただのうじうじダラダラしたラブストーリー
キャラクター全てが「こんな性格だったか?」と思わされる
姉妹どっちを選ぶの?というストーリーってわけでもなく、「コピーフェイス」という意味をいまいち使いきれていない
結局この物語のテーマはなんだったのかを理解できない、というか理解してないのは作者なんじゃないの?
二巻の時点ですでにネタ切れを感じていたが、「面白さ」をまったく膨らませることができないままの完結でした

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密度が薄くて物足りない

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る

途中まではいい感じだったのですが、ちょっとワケが分からなくなりました
真面目に読んでも面白くないですし、コメディとしては直球すぎて笑いどころがない
話の密度が薄くて物足りない
笑いをとるにしろ何にしろ、もう一ひねり半くらいは欲しかったです
残念というかもったいないですね
雰囲気は悪くないので、密度を上げられれば今後に期待できそう

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ほんわかしながら瓜二つの苦労を垣間見せる

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

唯我独尊な先輩がようやく卒業したと思ったら瓜二つの妹が入学してきて主人公と関わりあう学園物語。アイデアもストーリー展開も悪くないと思う。ほのぼのとしていながらも出来過ぎる姉にコンプレックスを抱いている妹の困惑が見え隠れしている。それでも対立することなく姉は姉として妹は妹としてお互いを思い合っている。天文部という地味な部活動を通して愛情一歩手前の感情を抱いていく妹と主人公。本作のタイトル『コピーフェイス』の意味はすぐに解るが『カウンター』の意味が解るのはクライマックス。いつも姉と間違われる妹の秘めたる思いと企み、そしてそれを見破る主人公の、2人の行く末に「頑張ってネ」と声をかけたくなる結末である。最後での妹の甘えんぼさん姿はなかなか可愛い。惜しむらくはシリーズ化が難しい題材ということ。コピーもカウンターもそうそう何度も使えるネタではない。

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前巻の雰囲気そのままに大きくレベルアップした秀作

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

前巻の書評で「シリーズ化は難しい」と記したが、それを訂正してお詫びしなければならない続巻である。しかも前巻で脇役という名の黒幕を演じた姉【早苗】をメインに配しつつ、新キャラもふんだんに登場させながら良平と早希の関係はそのままに、平良家の親戚陣もしっかり活躍させる構成が秀逸であり、さらには実に見事な結末まで用意している。もしかしたらこれは良平向けか?という早苗の思わせ振りなプロローグも、実際は誰に向けられたものだったのかが最後に判るニクい演出である。ついでにもう1つ言えば、ハチャメチャな早苗の言動(あれだけのオヤジギャグ連発はむしろ作者に脱帽)も、今回の敵役である自意識過剰の勘違いナルシスト【宗像宗助】も、負のオーラをばら撒く親戚【平良公平】も、そしてイケメンコンテストも全てがエピローグのための布石である。おそらく作者はこの結末、実は後輩思いで妹思いな早苗の隠れた一面を描くことを念頭に置いたのではなかろうかと推測できる、いや推測したくなるストーリー展開だった。お見事。これでは早希が蚊帳の外みたいだが、早希は早希で頑張っている。今回は、前巻で見分けて貰ったお礼とばかりに良平を見分ける、あるいは自分を見分けてくれる良平を信じる言動が幾つかあり、とりわけプラネタリウムでのことでは、良平への全幅の信頼振りが素敵過ぎる。この直後かイケメンコンテストのクライマックスで飛び出た早希のセリフで良平は早希の想いに気付くべきなのだが……。その予兆らしきものは本巻にあったのだから、そろそろお互いをもう少し意識した、ラヴ成分UPな早希と良平が見たくなってきた。早苗を巻き込んだ番狂わせ(?)な三角関係もあるのだろうか。

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最後まで『コピーフェイス』が効いていた完結編

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

第1巻で早希が入学したと思ったら、続く第2巻で半年くらい過ぎて早苗先輩の大学祭、そして本巻ではさらに半年ほど進んで良平くん卒業しちゃうよー、やけに進行が早いなぁ、と訝しんでいたら完結だった。それでも『コピーフェイス』、すなわち同じ顔の姉妹、同じ顔の親戚という題材でシリーズ化できただけでもめっけものか。最後までテーマに即した物語の上に良平と早希、理屈ばかりこねる不器用な2人にもようやく春が訪れた上手な完結編である。

今回は良平と腐れ縁な友人【明石明】とその彼女【樹樹里】(この2人、本巻1冊のためだけにキャラデザインされたのね……絵師さんご苦労様)との卒業旅行に行く、インドア派な良平達にしては珍しい話。裏を返せば、珍しいことだからこそ早希の隠れた想いが滲み出てもいる。そして、旅行先では明石達と良平達のペアが対比として表現されていく。いわゆる体育会系と文化系、行動派と慎重派、肯定的と否定的、感情と理論などなど、言うまでもなく前者が明石達で後者が良平達であるが、直情的な、つまりおバカな行為の連続に見える明石達に呆れと反感を抱きながらほんの少しばかりの羨望もあるようなないような複雑な心境を垣間見せている。まぁ、イマドキの特定の若者らしい理屈っぽさなのであるが、フツーに考えれば明石達の振る舞いの方が良くも悪くも若者らしく見え、ここにはマジョリティに対するマイノリティの斜に構えた見方の1つが表現されているのかもしれない。ただ、せっかくの旅行なんだからもっと弾けなよ!みたいなもどかしさも少し感じる。そして、ここにきて早苗先輩からのまさかの告白という事態が勃発するのだが、これまた若いのに何だか達観しているような猪突猛進さに欠ける理論武装が見られてイマイチ乗り切れない。なに、そのハーレム容認論?みたいな見解、それ、拡大解釈したら不倫もOKになるのでは?という感じ。ただ、これまでの展開には自分にも思い当たるフシがあったりするので何とも複雑。う~ん、このままでは……なんて思っていたら後半にそれを覆す展開が待っていた。続く早希の告白とその後の顛末はいかにもなドラマ展開ながら明石達にも良平の親戚達も相応に出番のある好展開を迎え、最後の最後に良平の答えが用意される結末を迎える。やっぱり恋は理屈抜きで真っ直ぐ進まなくちゃネ、というハッピーエンドと言えよう。単なるラヴコメならばこの後の物語も紡げられるのだろうが『コピーフェイス』という設定のためにこれにて終了、という気がして残念である。作者の新シリーズに期待しよう。その時はもう少しストレートで小難しい理屈抜きな物語をお願いしたい。

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