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電子書籍

ちょんまげぷりん みんなのレビュー

  • 荒木源 (著)
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みんなのレビュー5件

みんなの評価3.9

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (1件)
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  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)
5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本ちょんまげぷりん

2010/05/23 14:31

たった一言「面白かった!」

12人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タール - この投稿者のレビュー一覧を見る

180年前の江戸時代から現代へタイムスリップしてしまった木島安兵衛が、SEを職とするシングルマザー・ひろ子と保育園児友也の元で暮らし始める。住まわせてもらう「恩義を返す」という大義名分を掲げて家事を請け負った安兵衛が、完璧に家事と育児をこなす中、それまで受けていた家事と育児による制約から解き放たれたひろ子は仕事に打ち込み、次第に認められていくのだが、ついに家事の範囲を超えた安兵衛の料理の腕もまた、彼の使う侍言葉の斬新さとも相まって一気に人気沸騰、時代の寵児となっていく。

 冒頭、ちょんまげに袴、日本刀を二本差ししてたたずむ安兵衛を友也が見つけて騒ぐと、急いでいてそれどころではないひろ子の慌ただしい視線でその奇妙な姿がこちらの脳に焼きつけられ、あとは本を持つ手が離せなくなる勢いで最後まで読み終えてしまった。
 文政時代の草原から平成の30階建高層マンション前に突然放り出され、困惑の極みで歩き回る安兵衛が、現代の「見て見ぬふりにたけた人々」によって放置され、命からがら、ひろ子の元にたどりつくところが哀れだ。本当にこんなことが起きていても、『身元不明の変人、のたれ死に』というニュースとして扱われるだけなのかもしれないと思わせる。

 「うち向きのことは女、勤めに出るのは男と決まっているのでござる」と言いながらも「(恩返しを)ほかにやりようがない」からと「うち向きの用事はすべて拙者がお引き受けいたす」と宣言した安兵衛が、「包丁のつかを日本刀みたいに握って」いた当初から、生真面目に習得に励み、あっという間に超一流の料理人の腕を持つに至るのも、なるほどと思わせる流れと説得力だ。
 江戸時代の男が持つ正論と対比させながら、共働き夫婦の家事分担についてや、シングルマザーの生きにくさという現代社会の問題が、さらりとしかしきちんと深刻に描かれる。そんな中、「うち向きのことは女」と唱えながらも己の役割を果たすことに忠実に真摯に家事に打ち込み、友也との遊びにも手を抜かない安兵衛の家人ぶりが感動的だ。
「やらせなければいつまでたってもでき申さぬ」と、保育園児の友也に対して丁寧に手ほどきし手伝いをさせる安兵衛の度量の大きさが、忙しさのせいで手抜きせざるを得なかったひろ子の元で欲求不満に陥っていた友也の感情を安定させ、みるみる成長させていく様子など読んでいる時は、手抜きに慣れてしまったわが身に突き刺さって痛かった。

 タイムスリップということで、よくある設定とも評されているようではあるが、現代のさまざまな問題を考えさせると同時に、文政の世の生きがいの見つけにくさにもまた思いを馳せさせられるところは目新しいと思うし、ラストに向けて、登場人物のほとんどがどんどん魅力的に変化していくのがすごく爽快。
 感動の場面と明るいテーマソングが頭に浮かぶようなラストが、つくづく映像向きと思わせる作品。清々しい気持ちで本を閉じることができること、請け合いです。

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紙の本ちょんまげぷりん 2

2010/09/09 23:31

頑張れ14歳!!

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タール - この投稿者のレビュー一覧を見る

原作も映画も面白かった「ちょんまげぷりん」。その続編を今この時期に(「絶賛公開中」の帯付きで)出版するというのはいかがなものかと一瞬躊躇するも結局買ってしまったのだが、前作同様のスピード感躍動感衰え知らず、一気に読まされた。

6歳の時に江戸時代からタイムスリップしてやってきた木島安兵衛と出会った友也が、8年後、今度は自分が江戸時代へ飛んでしまうというお話だ。

14歳の友也はその頃、母親であるひろ子とはケンカばかり、かつて安兵衛から教わった剣道も、ひろ子に残念がられながらもやめてしまっていた。塾をさぼってコンビニで万引きをしたあと、帰るに帰れず深夜徘徊をしていた時に起きたタイムスリップで、友也は「これでひろ子に怒られるのを当分先延ばしにできる」と安心する。このあたりの緊張感のなさ、厳しい事柄から本能的に目をそらすさまはまさに中学生だなと、同じ中学生の息子を持つ私としても、やれやれと感じた場面だ。

見知らぬ世界にきてしまっても「それほど深刻に」受け止めずに済んだのは、21世紀に来てしまった安兵衛が結局元の時代に帰れたことを知っていたせいと、「また安兵衛に会える」と期待したせいだった。ところが探しても訊ねても、安兵衛はおろか、21世紀にちゃんと残っていたはずの「時翔庵」すら見つからない。うろうろしている間にも、服装と茶髪が見咎められ石を投げられ追いかけられる羽目になる――。

このあと、妙に落ち着いた子供・麟太郎、麟太郎のいとこのせんと行動を共にして安兵衛を探すことになる友也。せんの手引きで歌舞伎役者・市川海老蔵と出会い、歌舞伎役者として一躍脚光を浴びる場面に、安兵衛がかつて「時の人」としてもてはやされた時よりもずっとスカっとしたのは、友也のスター性のせいだろうか。それとも頑張る中学生・友也へのエールだったろうか。「毎日をだらだら過ごしていた」友也が他に選択の余地なく与えられた仕事に真剣に取り組む様子にも、いい経験ができているなあと、つい親の目線でみてしまった私はきっと、すっかりひろ子の視点になっていたのだろう。

囚われの身だった安兵衛を救い出し、一度は頓挫した阜凛(プリン)作りに挑む友也、麟太郎、せん、そして瓦版屋のやえ。期限は10日。大団円に向けてますますスピードアップしていくラストにワクワクする。

テレビで発言を求められていたおかげで21世紀の教育問題についても詳しい安兵衛が、友也の「何もかもがつまらない気分だった」という告白を聞き、「近頃むしょうにまた学問がしとうなって参ってな」と告白する場面がいい。

「あの頃(中学生の頃)もっと勉強しておけばよかった」と、ほとんどの大人はそう思っているのではないか。ほとんどの親が、中学生の我が子に対して「今勉強しなくていつするの」と言いたくてたまらない、もしくは口角泡を飛ばしているのではないか。このセリフを安兵衛の口から言わせているだけでも、この本の価値があるような気がしてしまうのは、私自身が悩める母だからでしょうか。

こうして書くといいところばかり並ぶけど、前作が良かったせいか、映画の影響を感じるせいか、とってつけた感に時々ひっかかりはした。タイムスリップの場面や、のちの著名人がやたら大勢絡むとか、恋愛話とか。2は必要だったのか?という最初の疑問も断ち切れない。

それでもここまで続けたからにはいっそもっと続けてほしい気もしてしまう。前作を読んだ時から頭に映像が浮かんでいたエンタ色濃いこの作品。いっそドラマにしてほしい……かも、です。

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紙の本ちょんまげぷりん

2019/05/21 08:17

ちょんまげぷりん (小学館文庫)

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:lakini - この投稿者のレビュー一覧を見る

これを登録してびっくり、2がある(笑)。
まぁ、違うお侍がやって来る話なのだろう。

最初の方は、ありきたり感もあって、また、教育論を振りかざす(というほどでもないかもしれないが)感じもあって少し読みにくかったが、最後の方はおもしろかった。ハートフルストーリーだね。
田中氏の変わりっぷりにはびっくりしたけど(笑)。

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紙の本ちょんまげぷりん

2016/06/05 18:32

サラサラと読め面白い

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アキコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

改題後のひらがな語感、いささかそそらないため手を出していなかったが、
評価が高いので読んでみた。
最初の数ページで作者の筆力が高いことがわかる。
サラサラと読み進めることができる。良い意味で軽い。

いわゆるタイムスリップものだが、破たんなく話が収まり
読んでいてすっきりとした。
途中で説教くさくなりかけたが、なんとか持ちこたえている。
時代考証など、細かい疑問点は深く考えないことにすれば
面白く読めるだろう。

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紙の本ちょんまげぷりん 2

2016/06/05 18:38

軽すぎる

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アキコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

大人向けの小説と思って読むと、前作よりさらに軽すぎて閉口する。
さらさらさら~。予定調和。うんうん、良かったね~。
言葉づかいがおかしいとか、何もかも上手くいきすぎだろうとか、
歴史上の人物に会いすぎだろうとか、考えてはいけませんね。

しかし安兵衛さんと友也という、既におなじみのキャラクターの
その後を見届けたいという思いでなんとか完読。

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