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電子書籍

象と耳鳴り みんなのレビュー

  • 恩田 陸
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みんなのレビュー4件

みんなの評価3.4

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本象と耳鳴り 推理小説

2003/02/12 16:25

こんな家族ならステキだな。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エルフ - この投稿者のレビュー一覧を見る

六番目の小夜子の主人公関根秋の元判事の父『関根多佳雄』の周りが起きる様々な事件の
短編集です。
秋の兄と姉の『春と夏』も出てきます。
どの物語もミステリー好きの一家らしさの現れているものばかりです。
ただこの短編集には秋は出てこないのが残念なのですが、六番目の小夜子でも書かれていたように小夜子役をした『春』、鍵を渡す役をした『夏』の二人のことがよく分かる物語でした。
そして彼らの父である多佳雄の奥深さも…。
こんな家族がいたらステキだなぁと思う反面ここまで揃った家族はないだろうなぁとも思いました。

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電子書籍象と耳鳴り

2018/12/06 06:41

ミステリータッチであってもミステリーではない

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

『象と耳鳴り』は『六番目の小夜子』に登場する関根秋(しゅう)及び『図書室の海』に登場する関根夏そして『Puzzle』に登場する関根春(しゅん)の父親・関根多佳雄を主人公としたミステリータッチの短編集です。

関根多佳雄は退職判事でミステリーファンでもあり、細切れな情報から事件を構築するのが職業柄のくせでもあり、趣味でもある人で、その父親の影響を子どもたちは色濃く受け継ぎ、長男・春は検察官となり、長女・夏は弁護士となって活躍中です。『図書室の海』の夏が高校生でしたから、『象と耳鳴り』の時間軸はその15年くらい後になるかと思います。もっとも子どもたちが登場するのは「曜変天目の夜」、「海にゐるのは人魚ではない」、「待合室の冒険」、「机上の論理」の4編で、後の8編は妻・桃代とのやり取り、元同僚とのやり取り、散歩仲間(?)とのやり取り、姪との手紙のやり取りなどあくまでも多佳雄と彼の周囲の人たちで構成されています。

退職判事という立場上、解決される事件は一つもありません。ただ過去の事件などの謎を推理してみたりして、「まさか!」という驚きの真実の可能性を見つけることもあったりするのですが、証拠もないし、本格的に調査するような権限もないのでそれらは全てそのまま放置されることになってしまい、いささか後味の悪い印象もあるのですが、それでも話は興味深くて、ちょっとぞっとするのが魅力なのかもしれません。

表題作の『象と耳鳴り』は、多佳雄が立ち寄った喫茶店で老婦人が「あたくし、象を見ると耳鳴りがするんです」と語り始め、少女時代に英国で遭遇した、象による奇怪な殺人事件を一通り語り終えて立ち去った後に、多佳雄がその話の裏にあったと思われるものを読み解くお話です。老婦人の話の謎はそれで比較的すっきりと解けるのですが、彼女と幼馴染だという喫茶店の店主がなぜわざわざ象の置物を彼女の目につくところに置いているのかという謎が最後にころんと取り残されてる感じがします。

収録作品最後の書下ろし『魔術師』は構成が『Puzzle』に似ていて、まずは関連性の不明なピースのみが提示されるので若干混乱します。そして都市伝説を研究しているという人が登場してバラバラのピースに若干の解説を加え、多佳雄がその謎解きをする感じです。検事を辞めて実家の農業を継いだ多佳雄の元同僚が展開する「都市がある一定の大きさを超えると独自の意志を持つようになる」という珍説と絡み合って、謎解きされる都市伝説が一種異様な雰囲気に包まれて、新たな謎が顔をのぞかせたところで話が終わっているのでちょっとホラーっぽいすっきりしない印象が残ります。

まとめると、ミステリータッチであってもミステリーではないということでしょうか。独特の味わいがあって面白いと思いました。

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紙の本象と耳鳴り 推理小説

2016/11/13 09:42

そおか

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひややっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「6番目の小夜子」の秋君のお父さんの関根多佳雄さん。お父さんが主人公の本格ミステリ短編。面白いです。いやしかし、再び三度「6番目の小夜子」読まないとな。

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紙の本象と耳鳴り 推理小説

2003/06/13 13:26

安楽椅子探偵を極める

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:PNU - この投稿者のレビュー一覧を見る

 退職判事・関根多佳雄と周辺の人々が、身近な謎を解く連作短編集。ムードは良いが、ややライトな読み口の本。
 安楽椅子探偵ものは難しい。探偵役の超人的な推理力に物語のリアリティを失ったり、本当に〈探偵の推理=真実〉なのかという点において、しばしば読者の胸に疑惑の黒雲をわかせるからだ。そのジャンルを得意とする男性作家K.K.や同じくK.K.(おや、どちらも同じイニシャルだ)がいるが、両者ともやはりその傾向があり、なんと簡単に事件の結末が口先だけでついてしまうことか、とこじつけめいた推理に唖然としたものだ。しかし、本作は推理が飛躍しつつも、或る時は現実の解決、或る時は推理ゲーム、或る時は追憶の中で…と探偵に必要以上の万能感を与えていないので、納得出来るし読みやすく思う。推理=真実では必ずしも無く、幾つかの可能性を指し示してみたりするところはスマートでクールだ。
 「曜変天目の夜」十年前の友人の死の真相が、ある日たちまち明らかとなる。人間の思考の不思議。
 「新・D坂の殺人事件」乱歩の作品と同じく、煙にまかれる。
 「給水塔」不気味なイメージ。
 「象と耳鳴り」人の心の襞の奥は、安楽椅子探偵をしても解き明かしきれないのだ。
 「海にゐるのは人魚ではない」息子と2人で推理合戦。ちょっと妄想激しい回。
 「ニューメキシコの月」多佳雄のもとに持ち込まれた、ある人からの絵葉書から見えたって来る真実の重さとは。
 「廃園」庭が怪しい魅力を持っているのは、庭というものが土や木、花といった自然物を使って構成されていながら、全体として見えてくるのは造園者の意志、という全き人工物であるという違和感から生ずるような気がする。ナチュラルに見えてアーティフィシャルな空間、庭の魔力あふれる回。
 「待合室の冒険」息子の春くん大活躍。
 「机上の論理」兄妹推理合戦。ハートウォーミングで好きな回。オチも効いている。
 「往復書簡」文通で事件解決?
 「魔術師」読んでいてイメージが拡散してしまい、あまり楽しめなかった。

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