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電子書籍

カナリヤは眠れない みんなのレビュー

  • 近藤史恵
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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本カナリヤは眠れない

2003/07/04 18:00

依存症を巡る、あたたかな物語。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:3307 - この投稿者のレビュー一覧を見る

買い物依存症・摂食障害・H依存症と、人喰い人種の物語。


物語の幕開けは、「買い物依存症」の現場。
彼女が抱える不安の重さにたじろぎました。

怖い話、不安な話、憂鬱な話は苦手です。
わざわざ、物語を通じて「輸入」しなくても、
間に合っています。


「あの整体師、いいよね」なんて言葉を
たびたび耳にしていたので、「もう少し、あと少し」と
自分をなだめつつどうにか1章を通過しました。難儀でした。

でも、救われました。
2章は一転して、お人好しの若手男性編集者の
視点に切り替わり、空気が穏やかになったので。

本書は、買い物依存症の女性と、お人好し編集者の
二つの視点で展開します。


本書はもちろんミステリなのですが、
「読書的消化器系」とでも呼びたい一本の管と化した
本の虫の私は、物語として摂取しました。

キャラクターを好きになり、
彼らが何を感じ・選び・生きるのかを見届けること。
それは、無数の人生を試食する喜び。

そんな喜びを与えてくれる作品はたまらなく愛おしいものですが、
この物語の魅力の秘密は、著者のまなざしの「あたたかさ」にあります。

近藤氏は、キーパーソンの整体師の口を通じて、
依存症と生きる人を「トンネル工事に伴うカナリヤ」と呼びます。

  (本書 P144より引用)

  「あいつらはカナリヤや。あいつらが呼吸困難で苦しんで
   いるのは、決して人ごとやない。ほかの人間に危険を
   教えているんや。あいつらの悲鳴を
   無視していくわけにはいかんのや」


思いがけず病を得ることもあるし、
癒えない傷を抱えることもあるし、
その他諸々の共存せざるを得ない不都合は
確かに存在します。

でも、だからってそれが
自分の人生を楽しめない理由には直結しません。

そう再確認できたのは、近藤さんが
作品世界に注ぐ眼差しの心地よさに加えて、
「大阪弁」特有のリズムのおかげかもしれません。


読みやすくて、あったかくて愛おしい。
このシリーズおすすめです。

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紙の本カナリヤは眠れない

2002/07/30 22:09

整体師が探偵のミステリ!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かずね - この投稿者のレビュー一覧を見る

整体師シリーズ1作目。買い物依存症の女性 墨田茜は、ふらりと立ち寄った接骨院の 整体師に「無理はしてませんか?」と言われる。そのような覚えはないが先生との会話に何かひっかかるものを感じる。自分自身にちゃんと向き合っていないのでは?と。この整体師の先生、かなりの変わり者なのですが、「身体の声を聞く」能力がとても 優れており、茜の治療をした時に何か暗い影を感じます。そして、その影は思いもよらぬ出来事に・・・

なぜ、茜は些細な事にこんなにも周りの目を気にし、着飾る事に執着するのだろう?と、感じずにはいられませんでした。これは心の病のせいなのでしょうか?他にも接骨院の助手の姉妹達も心の病にかかっています。やはり、心の病は現代病なのでしょうか?最後に茜に降りかかっていた影が何かわかった時は、あまりの事の大きさにとても驚きました。読んでいて心が重く感じる時もありましたが、一人の青年が茜とこの物語に 爽やかさを運んできてくれて救われたような気分になりました。そして、この先生のバイタリティと懐の深さと素晴らしい変人ぶり(!?)のおかげで読後感はすっきりしています。

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紙の本カナリヤは眠れない

2001/05/19 09:22

本を読んで整体に行こう!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:川原 いづみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 これ読んだらね、整体に行ってみたくなりますよ、絶対。とにかく気持ちよさそうだし、見違えるように体調が良くなりそうだし。力先生の言葉がまた心に染みるのですよ。涙出ちゃいましたもん。「要するに体って乗り物なんや」で始まる一文、すごーく納得。頭のどこかにひっかかっていた整体に対する訳のわからない胡散臭さも説明してくれた、そんな感じ。どこかにこんな先生いないかしら。
 買い物依存症の茜を始めとする、脆さを抱えた人達と精神的に健康な人達の対比がくっきりしているけれど、上手くバランスが取れていると思います。妙に同情的だったり差別的だったりしない。
 すっかり引き込まれていたのですが、終盤にさしかかった頃、「そういえば、これって『長編推理小説』じゃなかったっけ?」と。そう、全然推理小説っぽくない。謎らしい謎も出てこないし…。そう思っていたら、なるほど、こうきましたか。謎解きとか、ミステリが持つ旨味がもしなかったとしてもこの小説、十分面白いと私は思うのですが、どうでしょう?

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