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毎日が日曜日 みんなのレビュー

  • 城山三郎
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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.9

評価内訳

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4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本毎日が日曜日 改版

2008/05/14 22:24

ビジネス戦記

11人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:CAM - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本作品は、昭和50年(1975年)2月から読売新聞朝刊に連載されたものである。「あとがき」において、著者は連載を始めるにあたっての「作者の言葉」を紹介している。

「余暇社会の入口まできて、にわかに崩壊しはじめた経済。形こそちがえ、いまの世相には、第二の戦争末期といった感じがある。前途は暗く、混乱はひろがり、生きがいは見つからない。」

 私は読売新聞で毎朝本作品を読んでいたが、1975年当時は石油危機(1973年)の後でかなりの不況であったと記憶する。著者は当時を「第二の戦争末期」のようで「前途は暗く、混乱はひろがり」と述べているが、当時は「第一の敗戦」(1945年)の約30年後であった。

サンフランシスコ条約の発効(1952年4月28日)により主権を回復した我が国は、敗戦の15年後(1960年)の第一次安保改定問題という“政治の季節”を経て、経済高度成長期に入り、敗戦の約20年後(1964年)には東京オリンピック、敗戦の25年後(1970年)には大阪万国博を開いた。

しかしながら、石油危機直後の1974年には消費者物価指数が23%上昇、インフレ抑制のための公定歩合引き上げによる企業設備投資抑制などの結果、日本経済は戦後初のマイナス成長を経験、高度経済成長が終焉を迎えたとされる。そして、さらにこの約10年後には、その後のバブル経済とその崩壊の原因となったと考えられるプラザ合意(1985年)となる。

 こうして見ると、著者が1975年当時を「第二の戦争末期」と喩えられたのはまことに適切であったわけで、その後のプラザ合意、バブル崩壊という「第二の敗戦」を経た現在は、まさに「第二の戦後」ともいえることになる。

 今、本書をあらためて読み返して見ると、まだ成田空港ではなくて羽田が唯一の国際空港であったこと、京都と東京間の国内電話料金でさえもまだ相当の高額であったこと、当然のことながらPC・携帯電話はまだ登場していなかったことなど、30数年の歳月を感じる部分も多いとはいうものの、帰国子女問題なども既に生じていたことがわかる。本書では、そうしたまだまだ情報化社会以前であった世界で戦った多くの無名「戦士」「兵隊」たちに対する城山氏の暖かい視線が感じられる。

 著者は、「作者の言葉」として、前掲の部分に引き続いて次のように述べている。

「そうした中で、経済戦争の加害者であり被害者でもある戦士と、その家族たちは、どのように生き、どのように漂っていくのであろうか。
 会社を信ずる者と信じない者、のめりこむ者、脱出する者と、そのさまざまな生き方の織りなす中で、現代に生きるよすがとなるようなものを追い求めて行きたい。」

 本作品が読売新聞に連載されていたころ、私は(商社ではなかったが)最初の勤務先を退職した直後であって、いわば「会社を脱出した者」としてこれを読んでいた。 そして、その後の日本社会を“漂つた”末に、この30数年後の本年4月から自分自身が「毎日が日曜日」となった現在、ふたたび本作品を読んでみて、当時の “会社にのめりこんでいた” 団塊世代前後の同僚達のことをあらためて思い出した。

本書は、日本経営の長所とされたいわゆる終身雇用制が揺らぐ現在だからこそ、あらためて読まれるべき“戦記”とも言うべき作品だと思う。

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紙の本毎日が日曜日 改版

2012/09/07 09:16

主観的現場の客観視

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆきはじめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

商社マンの主人公とその先輩。
二人の境遇が絡み合って、
形の違ったそれぞれの「日曜日」生活が
想像以上であったり予想外でもあったりと
目まぐるしく過ぎてゆく。
600頁を超える長編ですが、
飽きずに読めてしまうところが、流石の城山小説ですね。

時代を先駆する商社の一面的華やかさにはお構いなく
脈々と行なわれている現場の多面性を
持ち上げもせずおとしめもせず解き明かしてゆく作者の真骨頂は
後に商社が汚職事件のお得意様として叩かれようとも
それが却って小説の味わいを深くさえするような揺ぎ無さにあるでしょうか。

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紙の本毎日が日曜日 改版

2016/07/04 04:28

タイトルのイメージと現実

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちぃ - この投稿者のレビュー一覧を見る

昔、読みましたが、「サラリーマン現役引退後の日常はどうなるのだろう?」という関心でした。今、現役を退き、実際に再読してみると「なるほど」とうなづける面が多々。自分が企業戦士、早期退職、定年退職。様々な立場にあってもその場面場面において納得できる生き方がよみがえってきて面白く読めました。自分の人生を振り返ってしまいました。

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紙の本毎日が日曜日 改版

2013/05/07 02:40

城山三郎と高橋三千綱

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:帝國グマ - この投稿者のレビュー一覧を見る

このお二人の共通する面はあるか?作風・年齢・学閥。まるっきり空振りですな。では答えをそれは高橋三千綱がその時の新刊「坂道を越えた国」を城山へ送って城山から感謝のはがきを貰ったと言うこと。おそらく「なんだよそんなことかよ」と思った人もいたかと思うがその当時の高橋にはかなり勇気づけられた、はがきであり、文面だったらしい。
城山三郎というひとはかなりの侍だ。直木賞の選考委員を片手に余る出席で辞任したり。自分の文壇デビュー「文学界」新人賞選考委員の「軽信」という言葉へのこだわり。
時に「毎日が日曜日」これは私自身への皮肉のようなタイトルだ。

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