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電子書籍

貝と羊の中国人(新潮新書) みんなのレビュー

  • 加藤徹 (著)
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みんなのレビュー3件

みんなの評価4.7

評価内訳

  • 星 5 (1件)
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3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本貝と羊の中国人

2006/08/18 07:40

日本人より、当の中国人が精読するだろう魅力の一冊。

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:和田浦海岸 - この投稿者のレビュー一覧を見る

たいへん説得力のある中国人紹介です。これからの中国理解の必携本になる。一読すれば、そうどなたにも感じられると思います。各章が分かりやすく、内容に深みある手ごたえ。買って損はありませんョ。お忙しい方には終章の15㌻だけでも読んでみるとよいと思います。
ということで、ここでは、その終章の一部をご紹介します。
「著者は若いころ、北京大学に留学した」のだそうです。そして
「抗日戦争60周年にあたる2005年8月、筆者は、中国の首都・北京にいた」とあります。
日本の靖国番組もどうかと、首をかしげる報道がありますけれど、
ここでは、中国のテレビのゴールデンタイムを紹介しております。
「連日、抗日戦争特集を放送した。
これらの番組には、共通のパターンがある。
生き残りの老人が、日本軍がいかに残虐だったかを、涙ながらに証言する。ナレーションで、中国人の民族性は善であり文明的であるが、日本人の民族性は残虐と野蛮さにある、と断ずる。そして、中国の農村がいまでも遅れているのは(大躍進の失敗のせいでも文化大革命のせいでもなく)、すべて60年前の日本軍の蛮行の傷跡のせいだ、と断ずる。そんな番組を、数十本、数百本となく作り、毎日、延々と放送していた。テレビ・ドラマも、60年前の『抗日戦争もの』ばかりを、集中的に放送した」
とあります。そういえば、第5章には
「中国の民衆は、仰ぎ見るヒーローを渇望すると同時に、徹底的に罵詈雑言を浴びせて憎める悪役を必要とした。このような構造は、いまも残っている」(P145)そうです。
昭和38年という戦後生まれの著者は「勝手な思いこみかもしれないが」と断わって、現代中国を理解する補助線として昭和初期の日本社会を思い出すことをすすめております。
その戦前の日本の例として
「軍部が強い発言権をもち、政府は軍人のクーデターを恐れた。言論の自由はあったが、言論後の自由はなかった。家庭や友人どうしの会話で天皇や軍部を批判しても平気だったが、それを公的な場で口にすれば、ただではすまなかった。・・今日の中国社会の雰囲気は、これと似たところがある」(p228〜229)
そこで、テレビにもどると
「今日の中国で、共産党の方針に対して正面から異をとなえる論調が公のメディアに載ることはまずありえない」(p235)
と著者は書き込んでおります。
この終章で私が気になったことをご紹介します。著者は日本語の教科書や辞書、コミックが売れていることを紹介しながら
「抗日戦争60周年特集番組を連日放送していた最中でさえ、夕方の時間帯には、テレビでは『頭文字(イニシャル)D』や『ドラえもん』などの日本製アニメを、ふだんどおり放送していた」
と指摘しておりました。
この新書が発売されたのが、2006年6月20日です。
2006年8月15日の産経新聞には北京・野口東秀による署名記事の中国情報が載っておりました。そこには
「香港の人権団体・中国人権民主化運動情報センターによると、中国で放映される外国アニメの92%は日本製」とあります。
そして、こうあるのでした。
「13日付中国各紙によると、国家ラジオ映画テレビ総局は、9月1日からゴールデンタイムに外国のアニメ番組の放映を禁止することを決定した」。
この記事を読んで、あらためて、今回紹介した本が私に思い浮んだというわけです。

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紙の本貝と羊の中国人

2006/08/13 06:26

中国人に対する見方が変わりました

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:otenki00 - この投稿者のレビュー一覧を見る

最近、ニュースでも中国の事がよく取り上げられます。どちらかと言うと「中国人は何を考えているのかよく分からない」「反日的な行動ばっかりで腹が立つ」というニュアンスが多い気がしていますし、私も実際そのように感じる事はありました。
が、顔は似ていても日本と中国では歴史が全く違う訳で、そうすれば思考回路は別物なんですよねえ。この本は、普段我々が目や耳にする中国人のイメージから更に一歩踏み込んで、「どうして中国人はこのような行動をするのか?」「中国人の価値観とは?」といった事を解説しています。
建前と本音の使い分けは日本人の専売特許ではなく、むしろ中国人の方が大先輩なんですねえ。「貝と羊」というタイトルは、これを象徴していました。
中国文化史の専門家である著者による平易な解説は、この分野には疎い私にも非常に分かりやすいものでした。中国へ対する素朴な反感を持っている人にこそ、この本はお勧めだと思います。

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紙の本貝と羊の中国人

2006/10/18 15:19

中国人理解の整理に役立ちます。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナマコ - この投稿者のレビュー一覧を見る

頻繁に渡中するビジネスパーソン諸氏には、溜飲の下がる本になるのではないでしょうか?日頃から感じている「中国人のああいったところが理解できない」といった発言や行動も何となく理解できるようになるでしょうし、社交上、中国人と政治体制や歴史に関する議論を展開する必要に迫られても、事前に読破しておけば、相手の考え方の一翼を窺い知るよい指南書になるのではないでしょうか?欧米人から見れば、日本人も奇妙な癖のある民族にしか見えないようです。「お辞儀」や、「愛想笑い」など、欧米人のコミュニケーション文化には無い日本独自の文化です。中国人のおける「本音」と「体裁」の使い分けも、中国独自に育んで来たコミュニケーションの一種なのだと思います。日本人より中国人の方が、為政者と国民との間にある「阿吽」(あ・うん)の呼吸をよく心得ていて、政治への参加意識は高度な水準にあるのかもしれません。

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