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電子書籍

あすなろ物語(新潮文庫) みんなのレビュー

  • 井上靖
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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.6

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本あすなろ物語 改版

2009/11/20 22:04

人が成長するということは、人生のままならさを知るということなのかもしれない

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る


 両親と離れ、祖母とともに土蔵で暮らす少年、梶鮎太。これは彼が少年から青年へ、そしてやがて新聞記者となって終戦を迎えるまでに至る成長を描いた物語。

 鮎太の成長にあわせて6つの掌編で紡がれる連作集です。
 私は最初の「深い深い雪の中で」がことに強く印象に残りました。
 血のつながらない祖母りょうの縁の者である若い女・冴子が鮎太の生活に闖入してくるところから物語は始まります。やがて彼女が起こす悲劇を目の当たりにして、鮎太ばかりでなく読者も、冴子の抱えた心の闇をしかとはつかみきることができません。世の中の成り立ちのようなものをその心ではまだ消化しきれない幼い少年の目を通すことで、冴子の情死は痛ましさよりもむしろ妖しいまでの美しさを放つものとして描かれます。人生の解きほぐしがたい込み入った事情に初めて触れてしまった少年の、戸惑いのようなものが伝わってくる物語です。

 そして鮎太の長じて後の壮年期を描いた「星の植民地」も、私の心に触れるところが多い物語でした。
 妻も子もいる歳になった鮎太が、オシゲという若い女と情を交わし、やがて別れていく。
 そこにもまた人生の尋常一様ではない様子が巧みに描かれています。吐息をもらしながら読み終えました。

 表題にある翌檜(あすなろ)は、いつかヒノキになろうと望みながらもその願いの叶う日が来ることはない哀しい存在を表しています。この物語の中の鮎太も自らの思いが果たされることはなく、人生のむずかしさを感じながら日々を過ごしています。

 そんな彼の姿を見ながら思うのは、人生は一筋縄ではいかない、という苦い思い。そしてまた、人生は一筋縄ではいかないからこそまた、味のあるものでもある、という甘美な思い。
 相反する二つの気持ちが胸に根を張っていくことを強く感じる小説なのです。

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紙の本あすなろ物語 改版

2003/07/05 17:40

希望を持つということ

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:akkom - この投稿者のレビュー一覧を見る

人には希望が必要。けれど、挫折や絶望があってこそ、希望がある。
「明日はこういう自分になりたい」と願っていてもそう容易くなれるものではない。けれど、そう願わなければ、人の成長は無い。
井上 靖氏の作品は、いつも人間の生き様を改めて振り返らせる。「あすなろ物語」は、人はどんなに年を重ねても希望が無ければ、死を見つめるしかなくなるのではないかという事を感じた。そして、同時に希望はいつだって、そこにあるという事も。
何度でも読み返してみたい一冊である。

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紙の本あすなろ物語 改版

2018/08/13 09:08

あすは檜になろう

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なっち - この投稿者のレビュー一覧を見る

どの時代でも、若者は未来に希望を抱いています。
明日こそは檜になりたい。
日中戦争や太平洋戦争にかけて、主人公(自伝的小説の作者自身?)の少年期から壮年期までの成長が描かれていて、物語のエキサイティングな山場があるわけではありませんが、一気に読んでしまいました。
「・・・あすなろうは一人もいなかった。誰もがただ暗い戦争が終るのを待つだけの絶望的な毎日を送っていた。」
戦争の悲惨さを表したこの一文が印象的でした。

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紙の本あすなろ物語 改版

2017/06/07 09:51

昔読んだが

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:井沢ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る

内容はもう覚えていない。45年位前なので。

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