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電子書籍

午後の恐竜(新潮文庫) みんなのレビュー

  • 星新一
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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (2件)
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  • 星 1 (0件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

電子書籍午後の恐竜(新潮文庫)

2017/10/27 23:18

こわいくらい

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まきの - この投稿者のレビュー一覧を見る

『午後の恐竜』という作品、
これほどの短文で、これほど衝撃を受けることは今後ないといっても過言ではないです。

これたった一作品だけでも、この値段を払う価値、十分にあります。

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紙の本午後の恐竜 改版

2015/08/19 16:13

星新一の短編集

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オキシジェン - この投稿者のレビュー一覧を見る

SF短編の星新一の短編集。
個人的に、タイトルにもなっている「午後の恐竜」が、
考えさせられる内容だが、面白いと思いました。

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紙の本午後の恐竜 改版

2010/03/10 19:09

高度に成長し複雑化する社会を憂い風刺する11編

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:toku - この投稿者のレビュー一覧を見る

解説に、星新一氏のエッセイ「きまぐれ博物誌」に収録されている、友人達に出した年賀状の文面が紹介されている。
ユーモアと独特の視点で書かれたこの文面が、とても気に入ったので紹介します。

「今年もまたごいっしょに九億四千万キロメートルの宇宙旅行をいたしましょう。これは地球が太陽の廻りを一周する距離です。速度は秒速二十九・七キロメートル。マッハ九十三。安全です。他の乗客たちがごたごたをおこさないよう祈りましょう」

こんな年賀状を貰ったら嬉しいだろうなぁ。

『エデン改造計画』
所有欲や権力欲がなく、恥ずかしさもない住民たち。ここは豊かな自然と、文明の低い純真な地球人タイプの住民がいる未開の星。
その星の総督に就任した私は、住民のレベルをTV文明期まで引き上がることが任務なのだ。

地球が辿った試行錯誤と争いによる文明発達と、その発達方法を受け入れない住民たちの対照は、TVやCMがそもそも文明なのかという風刺に満ちている。

『契約の時代』
弁護士の連合会によって複雑難解な手続きを立法された今日、契約時代を迎えた。
集金、買い物、バー、タクシー、すべてにおいて厳密な契約や書類が交わされていた。

エヌ氏の被った恩恵が、複雑化する日本の契約を風刺しているようにも思える。

『午後の恐竜』
ある朝、全世界に恐竜や古代植物の幻が忽然と現れた。動き回る恐竜たちや植物は徐々に進化している。
一方、水爆弾頭ミサイルを十発搭載した最新原子力潜水艦との通信は、途絶えたままだった。

「時の渦(白い服の男に収録)」に通じる、諦めともの悲しさが入り交じった、複雑な感情を揺り起こす壮大なフィクションは、星新一作品の傑作の一つだと思う。

『おれの一座』
一座の座長をしているおれは、たった一人の観客のために、演出し試行錯誤をして、観客を満足させることに神経を行き渡らせている。
しかし観客は、何が不満なのか、いつも途中で帰ってしまうのだ。

身近にある現象をユニークな視点で描いた作品。
その現象の支離滅裂さを、演劇で喩えているところが面白い。

『幸運のベル』
各メーカーによって、売り上げ倍増のために始められた「幸運のベル」計画。
商品の包装紙を除くと特殊な放射線が発散し、天井に設置されたベルが鳴る懸賞システムは、莫大な賞金が当たるのだ。
エヌ氏は今日も包装紙を破り続ける。

こんな懸賞が実際に行われたら、瞬く間に普及してしまうのではないか。
子供の頃から、駄菓子屋で買うチョコバットの当たりに一喜一憂していたのだから。

『華やかな三つの願い』
失恋して自殺を試みた女性の前に、一人の悪魔が現れた。
三つの希望と引き替えに、死んだ時に魂をもらうという悪魔に、女性は一つ目の願いを伝えた。

ありふれた序章は星新一も望むところ。
女性の願いと引き替えに、悪魔があるものを失う展開は、少し意地悪だろうか。

『闘う人』
勇敢な兵士だった老人の人生は、波乱と冒険に満ち、主義主張の異なる相手との戦いは、生き甲斐を感じさせた。
しかし争いがなくなった今、老人は活気の薄まった世界から決別し、家の隙間や穴に目張りをしてガス自殺の準備を始めた。

人間の本能を、老人の危惧と人類の危急で描いた作品。
平和に暮らす人間が、どのように平和を勝ち取ったのかを的確に描いている。

『理想的販売法』
食品が開発した、天然のミルクとまったく同じ成分の合成ミルクは、牛乳消費量の限度で売れ行きが伸び悩んでいた。
売れ行き低迷の急速な打開策として、本物よりかわいく、人なつっこく、行儀が良い、ミルクが動力の猫ロボットが開発された。

利益追求のために新たな手段を見出す積極的な企業の様子と、その裏側に潜む欠点を描いている。
現代日本の企業は、この欠点が目立つようになってしまった。

『視線の訪れ』
独身の男は視線を皮膚で感じた。それはずっと遠くから自分を見つめている。
方角と距離まで分かるようになった、視線を感じる感覚は、それが近づいていることを察知した。

独身を満喫し、まだまだ人生を謳歌していたい男が、家庭を持つことになったときの心理を描いている。
あるいは子孫を残したい人間の本能の現象か。

『偏見』
三人の、夫となった男を殺した女囚に、死刑の時が訪れた。
おとなしそうで静かな美人の女囚は、どこか悲しく寂しげなものを感じさせた。

女囚が罪を犯すことになった、偏見の原因をユーモラスに描いた作品。

『狂的体質』

社会が複雑になるにつれ、多くのストレスが増え、人々の狂気は内側だけに留まらず、体を変化させた。
狂的体質の専門医であるエフ氏は、ラジオになった女性のスイッチを切り、スポーツカーになって驚くべき速さでやってきた少年のエンジンをかからないようにし、核拡散と国際間に高まる均衡に心配した末、核爆弾になった大臣を入院させた。
朝から変な患者たちに接し続けているエフ氏のストレスは……。

高度成長し複雑化していく社会における、人々の増大していく精神的緊張を憂慮した作品。

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紙の本午後の恐竜 改版

2017/10/03 15:52

あとから読み返すと

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:tamayo04 - この投稿者のレビュー一覧を見る

中学生のころに読んだときは不思議な星ワールド全開だなあなんてのんきに思っていましたが、よく考えてじっくりと読み通すととても怖いぞっとするお話です。登場人物がのんきだったり育ちがよさそうな感じで、進行する物語とのギャップがあるのもいつもの星さんらしくておもしろいです。表題作以外の作品も素晴らしいです。

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