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みんなのレビュー30件

みんなの評価4.7

評価内訳

  • 星 5 (21件)
  • 星 4 (7件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
30 件中 1 件~ 15 件を表示

ノンフィクション

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ノンフィクションとのことですが、現実はかくもやるせないものなんだなあ、と。世間にあふれる殺人事件の影にはこういう地道な調査が隠されているのかも。

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犯罪なのに

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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

結局、こんなことになっては、殺された幼女も、その両親や親族も全然、納得できませんよね。犯人とされた人物が、冤罪ならば、もう一度、再捜査しないといけないと思いました。それよりも……真相は、どうなんでしょう

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知らなかったことこそ悪

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る

普段は読まないタイプの本。きっかけは、本好きの方ならきっと分かるであろう企画から。 読んでみて、今まで、足利事件を知らなかったこと、興味がなかった自分が恥ずかしくなりました。また、ここに書かれていることが、本当ならと思うと怖くなりました。何が正義なのか?科学捜査は何のためにあるのか、報道の真の役割とは?本当にいろいろ考えさせられた一冊です。でも筆者の気持ちはすごく伝わりました。皆様にも是非読んでほしいと思う一冊です。

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読むべし

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ライディーン - この投稿者のレビュー一覧を見る

事件と釈放は報道で知ってたが、釈放のウラに壮絶な闘いがあったとは。
官の隠蔽体質は凄いと感じた。メンツを守るため、全面的に「ごめんなさい」が言えないのも呆れてしまう。
ラストの真犯人に対するメッセージも心にしみた。
遺族に対する心情もグッときました。
文庫Xだけあって一読の価値は充分ありです。

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いまだに捕まらないのが残念ではある

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投稿者:とも - この投稿者のレビュー一覧を見る

平成25年(2013年)12月に新潮社から単行本として刊行され、のちに文庫化された書籍である。

北関東で起きた事件(北関東連続幼女誘拐殺人事件)を追い、犯人とされたS氏は免罪であるとし、さらに別の"真犯人"が要るとした。
本著(単行本)が刊行されて10年近くなるが、真犯人が捕まる気配はない。
もう居ないのか?逃げているのか?それとも真犯人はやはり・・・。

作者の清水潔氏は、その昔、FOCUSで「桶川ストーカー事件」を追った。
ただ追ったのではなく、警察の不手際なども露呈させ取り上げた。
本著を読んで始めて知ったが、清水氏の娘さんは交通事故で亡くなっていた。
だからこそ、余計に赦せないのだろう。

日本には「記者クラブ」という、摩訶不思議な報道組織がある。言葉は悪いが、「大本営発表をただ流すだけ」のいわば"広報"である。調査報道がなかなか根付かないのは、こういった「記者クラブ」にも問題があるのではないか。

最後に、一日でも早い解決と、真犯人逮捕を願い、本著に記述されている一文を載せておく。
ーーーーーーーーーー
『何度も何度も報じたぞ。ルバンよ、お前に遺族のあの慟哭は届いたか。お前がどこのどいつか、残念だが今はまだ書けない。だが、お前の存在だけははここに書き残しておくから。いいか、逃げ切れると思うなよ。』
ーーーーーーーーーー

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怖いおはなし

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投稿者:まっしゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る

サスペンスでもホラーでも無い。ただそこに犯人はいることに戦慄を覚える。誘拐された幼女にとってみても、その子のご家族にとっても、目撃者にとっても、冤罪で捕まった人にとっても、決して他人事では済まされない恐怖がある。その恐怖の根源は犯人にあるのか、警察にあるのか、検察にあるのか、裁判官にあるのか、とても怖い話だとおもった。

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考えさせられた

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投稿者:deka - この投稿者のレビュー一覧を見る

犯人・事件・・・というとテレビの刑事モノでしか接点がない自分にとって今回この本を購入したのはたまたま本屋で目を引いて手にしたからだった。
読み始めるととまらなくなった。テレビでの刑事モノは時間内に事件解決でよかったよかったと行くが実際は簡単に解決につながらないものというのを知るいいきっかけとなった。いつ自分がそういう事件に関わることになるかわからないが考えさせられた本だった。

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真相は!?

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投稿者:toposu - この投稿者のレビュー一覧を見る

冤罪事件・・・ということは真犯人が必ずいるということ。
何とか真相解明してほしい。

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こんな報道もまだあるのですね

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投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る

現在日本テレビで報道に携わっておられる記者のノンフィクションです。
副題は「隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件」となってます。
私が買った書店では本来の装幀を隠して書店員さんが薦める作品として一部で話題になった形(本来の作品名と作者名を隠す)を踏襲したカバーをつけて販売していたので、気になって手にとってみました。

ドキュメントですが、読み物としてかなり面白かったです。
日本の報道の一番の弊害と私は考えている記者クラブ制度(官製報道)にも言及していますが、やはり中心は「足利事件」とそれを含めた著者が同一犯人による連続誘拐殺人と考えておられる事件です。
「足利事件」は私もある程度知っていましたが、他の4件のことはこれを読むまで知りませんでした。
推理小説好きの私はDNA型判定はお馴染みの科学捜査技術で絶対的なものだと思っていただけに、読んでいて驚くことばかりでした。
私は死刑制度には反対で廃止論を支持しているのですが、一番の理由は人のすることに絶対はない。つまりこの本で書かれている「足利事件」や「免田事件」のように誤審や冤罪を完全に排除できない中で国家が行う人殺しは後で間違いが分かっても取り返しがつかないと考えているからです。

読みやすい本でしたが、一人一人が改めて考えなければならないこの国の問題を教えてもくれる良い本だと思います。

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事件記者の真骨頂をここに見る

13人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る

犯罪ルポものを比較的読み漁っている身としては、筆者の前作『遺言-桶川ストーカー事件の深層』(文庫化に際してタイトルのメインとサブが逆になりましたが)は当然読んでいたので筆者のことは知っていたし、なにかのタイミングでかその当時の日本テレビでの特集(最初は『バンキシャ!』だったと思う)をリアルタイムで見ていた私にはなじみの内容である。
事件で自分は冤罪だと訴えていた方に無罪確定・釈放というのは勿論めでたいことだとが(何年・何十年も理不尽に閉じ込められた方に「めでたい」と表現するのは失礼だとは思うのだが、誤りが正されたという意味で「めでたい」という言葉を選んだ)、私がいつも感じるのは、「じゃあ、真犯人は誰なの?」ということ。 マスコミ報道は冤罪に至った過程を検証するけど、それも重要だけど、真犯人の存在について言及する例があまりに少ない、と常々思っていた。 だから、「あくまで真の目的は真犯人の検挙」という筆者の姿勢が好きなのです。 だから<足利事件>の冤罪証明は途中経過に過ぎない、という発想に同意。

なにしろテレビ報道をそのときは期待して見ていたので、「あ、あの部分は書かれてないんだな」といろんなことを思い出す(主に被害者家族の言葉が印象に残っていたのだが、あえてそちら方面にはあまり踏み込まないようにという気遣いかもしれない。 必要最小限かつ重要なことは記載されている)。
「真犯人らしき男について、実は特定している」という報道も見た記憶はあって、でもそのあとどうなったのかわからなかったのでこの本を読んでみたわけですが・・・そうか、もうちょっと、というところで3.11が来たのか・・・私の記憶も飛んでいるはずである(ただ、何故真犯人と目される男に筆者が辿りついたのかの説明がぼやかされていて、そこは少々イライラするところではある。 でも確たる証拠がないし警察も動いていない以上、プライバシーその他は守らねばならない)。

当時科警研が進めていたDNA型鑑定の弱点についてつっこまれて、それを証拠として有罪が確定した案件までもひっくり返されることを恐れる警察・検察・裁判所・法務省などひっくるめてこの事件に知らんぷりしたい・・・という組織側の姿勢を激しく糾弾しつつ、真犯人に対してもケンカ(?)を売っているのがこの本の骨子といってもいいかも。 「ジャーナリズムは公正中立」というお題目にとらわれず、自分が知りたい・やりたいようにやってしまう、だから結構私噴も丸出しで、第三者的視点から語るのではなく自分の言葉で突っ走ってる感じが、私は好きである。
スクープをつかんでも、すぐ発表したらどんな影響があるかわからないのでそれを確認してから、なんてのはある程度当然のことかと思いきや出来てる人、少ないよね~、と感じさせられたりした。

『バンキシャ!』出演時に<(桶川ストーカー事件の際に警察よりも先に犯人を特定した)伝説の記者>と紹介されたのに対し、心の中で「伝説ってなんだ、俺はまだ現役だ」と毒づくなど、私の好きな職人肌頑固おやじ的要素をこの人が持っていると感じられるから好きなのかもしれない。
事件を風化させないために雑誌にも連載し、それでも当局が踏み込まないのでこの本の刊行を決意した、とのこと。 一刻も早い解決を望んでやまない。 そして、他のすべての未解決事件についても。
刑事ドラマ全盛の世の中なのに、実際の警察組織がお粗末なのは恥ずかしいよ。
ハードカバー刊行時以降の動きについても触れられているが・・・解決までにはクリアすべきことがまだあるようです。続報を待つ。

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まさに調査報道の真骨頂!是非ご一読をおすすめします

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る

幼女誘拐殺人犯として誤認逮捕された菅家さんが2009年に釈放されました。17年におよぶ刑務所生活からの解放です。実はこの釈放の背景には、真犯人が他にいるとの信念のもとに取材を続けたジャーナリストの存在がありました。そのジャーナリスト本人が、いかにして菅家さんが冤罪であるかを突き詰め、そしてついに検察、裁判所までを動かす大きな波を起こしたのかを辿るノンフィクションです。著者の「真犯人を野放しにさせない」との執念が結実した1冊です。まるで推理小説を読んでいるかの如く引き込まれます。菅家さんを自供に追い込んだ当時の警察の取り調べの状況、一旦下った判決への疑念に対する取材への警察の抵抗、そして事件の報道とは誰のためになされるべきか等、読みどころ満載で、書評サイトHONZでも高評価なノンフィクションです。昨年「文庫X」と書名を敢えて隠して発売され話題にもなりました。

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事件告発

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

小説を読んでいると錯覚するのは著者の筆力によるものもあるかもしれないが、前作同様現実の世界だ。ほんのちょっとでもこうした作品で世の中が暮らしよくなることを願わずにはいられない。最後がすっきり解決というわけでないのが残念である。

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とにかく1人でも多くの人に読んでほしい衝撃の1冊

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タラ子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

4〜8歳の4人の少女が殺され、1人の少女が行方不明の事件。5件とも近い場所で似通った手口で起こっている。しかもうち3件について自供した犯人が捕まり、1件が起訴されているが、犯人とされた人物は無罪を訴えている。真犯人は別にいるのではないか。この本は、そんな疑問を持った著者の執念の取材、調査に基づく衝撃の実話である。

なかった物証があったことにされ、警察のシナリオに合わない目撃情報は除外され、杜撰なDNA鑑定かわ犯人特定の鍵となった。そして17年間無罪の人が刑務所に入れられ、その人が釈放されても真犯人逮捕に警察は動かない。
これは本当に日本で起こったことなのか!
17年間間違った人を刑務所に入れて捜査していなかったのに時効成立はおかしくないか。
またそれについて国会でとわれた時の当時の法務副大臣の真犯人の人権を擁護するような発言には唖然とした。

他にも杜撰なDNA鑑定と、しっかり検証すれば疑わしい目撃証言で、無罪を主張するも死刑が執行された事件についても書かれていて、私の警察や司法への信頼は崩れていった。

事件はまだ終わっていない。殺人犯は今日も普通の顔をして私達と同じ空間で生活している。
今なお悲しみの中にいらっしゃる被害者家族のため、また安全安心な社会のためにも早く真犯人を捕まえてほしいと強く思う。

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是非一読を!

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:月緒 - この投稿者のレビュー一覧を見る

普段なら絶対に読まないジャンルの本。じゃ、何故手に取ったか。本屋で「文庫X」として衝撃的な売られ方をしていたからです。

実際に手に取ってみると、警察の闇や報道のありかたなど、警察やマスコミの情報を鵜呑みにすることの恐ろしさが伺えます。常々こういう冤罪のニュースが流れると、「それじゃ真犯人は?」と疑問に思っていたけれど、そこまで言及する報道って見ないですよね。そして真犯人が捕まりましたという報道もない。そもそも、真犯人を捜査してるのかどうかすらわからない。そんな疑問を持つ人にとって、筆者の「犯人の逃げ得は許さない」という一環した信念が共感を呼ぶのではないでしょうか。

警察の在り方、捜査の在り方、報道の在り方、そしてそれらの情報の受け取り方。それぞれについて深く考えさせられる内容でした。情報とは、流す側の利害によってはいくらでも操作されてしまうものなのだ。

筆者は言っています。警察批判がしたいのではない。5人もの幼い少女の命を無惨にも絶った犯人を捕まえて欲しいだけなのだと。

私も言いたい。面子や体裁を守るために犯人がスルーされることだけはあってはならない。そもそも、あなた方警察に今さら守るべき面子などない。それでも守りたいのなら、真犯人を捕まえて初めて面子も体裁も守られるのだ。

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文庫X

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る

ある書店員が、「文庫X」として、あえてカバーを隠して推薦した本。
ノンフィクションなのに、まるで小説を読んでいるかのような出来事。
緻密な取材に基づいた、圧倒的な迫力。
そして、まだ真犯人が捕まっていないという怖ろしさ。
私も、おそらく題名だけでは手に取らなかったと思う。
カバーを隠して薦めてくれた書店員に感謝。
そして、これを機に、真犯人逮捕に向けた更なる捜査を警察には望む。

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