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電子書籍

レパントの海戦(新潮文庫) みんなのレビュー

  • 塩野七生
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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (1件)
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  • 星 1 (0件)
4 件中 1 件~ 4 件を表示

紙の本レパントの海戦 改版

2015/06/30 17:06

現代日本のかかえる問題との酷似

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コーチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者のあとがきには、ホメロスの『イーリアス』のような戦史を書きたかったことが綴られている。5時間足らずの間に1万6千人の死者を出した戦闘をダイナミックに描いた決戦の場面を読むと、それもうなずかれる。ヴェネツィア、スペインを中心とするヨーロッパ諸国が結成した連合艦隊とオスマン海軍が戦い、ヨーロッパ世界がトルコから地中海の制海権を奪い、それを衰退へと向かわせるきっかけとなった1571年のレパントの海戦の物語がこれである。
 塩野作品を読むといつもこうなのだが、本作品も、国の平和を守るために何が必要かについて深い洞察をあたえてくれる。ヴェネツィア領のキプロスに攻撃をはじめたオスマン帝国。それへの対応に、当初ヴェネツィア政府は右往左往をする。30年におよんだトルコとの平和が、彼らの臨機応変な態度を狂わせ、「平和は終わったのだということを人々にさとらせること」はむずかしかったという。今の日本と同じ「平和ボケ」である。だがそのあとがヴェネツィアと日本との違いかもしれない。
 ヴェネツィア政府は、法王ピオ10世に働きかけ、トルコとの戦いがキリスト教対イスラム教の戦い、聖戦であると主張した。それに動かされた法王の号令のもと、スペインその他の諸侯が結集した。法王の求めということでしぶしぶつきあったスペイン王フェリペ2世の遅延工作に対しても強硬策と妥協を巧みに使い分けながら、ヴェネツィアは対トルコ戦争の準備をすすめる。
 1950年に行われた遠征は、ヴェネツィアとスペインの不協和から失敗に終わるものの、翌年はその反省にもとづいて、フェリペ2世の弟ドン=ホアンを総司令官として新たに連合艦隊が結成された。ヴェネツィア軍がスペイン人の配下につくというヴェネツィアとしては、スペインに妥協した形だが、この総司令官がヴェネツィアにとってはうれしい誤算となるめざましい統率力を見せ、連合艦隊を大勝利にみちびく。
 連合艦隊はその後、結局キプロスを取り返すことはできず、この勝利がただちにトルコの衰退に拍車をかけたわけではないが、ヴェネツィアとしては、トルコの侵略を、軍事と外交によりみごとに防いだわけである。
 大勝利とはいえ、連合艦隊側の損失も大きかった。小説の形式をとる本書の主人公として登場するヴェネツィア軍参謀のひとりバルバリーゴも、この戦いで死んだ一人であった。気むずかしいヴェネツィア艦隊総司令官ヴェニエルと諸国の調整役としての役割をよく果たした陰の功労者の命も犠牲になったのだ。物語は、彼の愛人とその息子が、祝勝に沸くヴェネツィアの町を歩く場面で終わる。悲しみに打ちひしがれた母を、息子はこうなぐさめる「母上、あの方は勝った戦いの指揮官として亡くなられたのです。」
 強大な敵を相手とする場合、外交を通じて他国の協力をとりつけ、ときには妥協もする。いざ戦さとなれば身の危険などかえりみず戦う...国を守るということはこういうことである。そして、国を命がけで守ってくれた者を心から敬い、誇りに思い、彼らにかわってこれからは自分が祖国を守ろうと誓うことが、残された国民の義務である。
 安保法制の審議で日々、憲法解釈、安全確保といった低レベルの議論に明け暮れる国会議員はこれを読んで何かを感じ取れ!そして祖国防衛という大義に立って仕事をせよ!と言いたい。

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紙の本レパントの海戦 改版

2017/06/08 16:08

世界海戦史に残る一戦

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:サラーさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

海戦の歴史を調べると必ず出てくるのがこのレパントの海戦。塩野さんの地中海戦記三部作のラストに相応しく、戦闘描写も手に汗握る大海戦を中心にそこまで至る道筋も丁寧に書かれている。レパントの海戦、当時の海軍事情に興味がある人にも一読をオススメします。

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紙の本レパントの海戦 改版

2015/10/28 01:17

バルバリーゴかっこよすぎ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nao - この投稿者のレビュー一覧を見る

塩野七生さんの三部作で、一番好きな作品です。海戦の描写が、政戦略の点も含めて非常に具体的です。ベネチアの海将バルバリーゴかっこよすぎです。

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紙の本レパントの海戦 改版

2015/08/21 17:32

その海戦は世界を変えた。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:historian - この投稿者のレビュー一覧を見る

進撃に進撃を重ねるトルコに対し、西欧一の海軍国・ヴェネツィアと西欧一の陸軍国・スペインは手を組んで乾坤一擲の勝負に出た!レパント湾に繰り広げられたガレー船団同士では最後の大海戦。それは地中海が世界の中心だった時代の最後を飾る戦いでもあった・・・オスマン・トルコからキリスト教側が勝ち取った最初の大勝利であるレパントの海戦をヴェネツィア海軍の副将を主人公に描く。

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