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機巧のイヴ(新潮文庫) みんなのレビュー

  • 乾緑郎
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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
6 件中 1 件~ 6 件を表示

電子書籍機巧のイヴ(新潮文庫)

2020/05/25 10:30

AIの原型

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る

SFのテーマとして有名な「アンドロイド AIが高度に発達すると、人間そして自意識との区別があいまいになる」を扱っている。
しかも舞台を未来ではなく日本の江戸時代に類似した世界にしているのが実にいい。
文体もその妖しい雰囲気をよく伝えている。

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紙の本機巧のイヴ 1

2019/05/11 15:46

伊武が可愛すぎる

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MAO - この投稿者のレビュー一覧を見る

この話は機巧人形の伊武を中心とした歴史SFです。
伊武という機械でありながら本物の人間のような存在は
関係する多くの人々を魅了します。
是非、読んでみてください!

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紙の本機巧のイヴ 1

2018/09/07 08:11

「ロボットに魂は宿るのか」というSF定番の哲学的問いに対する回答の一つ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Buchi - この投稿者のレビュー一覧を見る

江戸時代に似た時代設定の架空都市を舞台に機巧人形(ロボット、アンドロイド)を巡るSF連作短編集。
この舞台設定だけで面白いこと必至です。くわえて、機巧人形伊武(イブ)の正体が徐々に明らかになっていくその謎解きの過程がまた実にSFファンだけでなくミステリファンもうならせる見事さです。
「ロボットに魂は宿るのか」というSF定番の哲学的問いに対するこの本の回答がまた読者の心を揺さぶります。"誰かに気に掛けられたり愛されているからこそ、それに応えるために人のように振る舞うことができる。その振る舞いの中に命がある。"

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紙の本機巧のイヴ 1

2018/08/23 20:46

『お前には心があるか』

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「機巧(からくり)のイヴ」、続編が出たようなので、久しぶりに再読。

時代小説とSFと怪奇小説をミックスしたような、稀有な作風の傑作です。

短編集で、収録作品は次のとおり。
-機巧のイヴ
-箱の中のヘラクレス
-神代のテセウス
-制外のジェペット
-終天のプシュケー

頻繁に登場する遊郭「十三層」は、かつて東京にそびえていたという凌雲閣(浅草十二階)を連想させる幻想的な場所。隠密も活躍したり、オーパーツの要素もあったり、何でもありという感じの小説です。
例えば、「機巧(からくり)」と「天帝」のどちらをキーワードとするかで、レビューも大幅に変わると思います。
ぜひオススメしたい、幻想的な一冊です。

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紙の本機巧のイヴ 1

2017/12/15 17:13

武士×絡繰

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

もともとスチームパンクのような世界観が好きなのだけれど、
残念ながら母国語を日本語にする人で、
スチームパンクの書き手はなかなかいない。

そんななか、がっつり日本的な世界観で
そういうことをした本を見つけてしまった。

時のころは江戸時代
(正確には江戸時代っぽい設定のパラレルワールド)

機械人形に関する技術だけがオーバーテクノロジーとしてあって、
それ以外の部分はまんま江戸時代。

それでもあまり違和感なく受け入れられた。

この手のテーマでありがちなことを描いてはいるのだけれど、
とても丁寧なのでじっくり読める。
あと、見た目より読みやすい。

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紙の本機巧のイヴ 1

2017/10/16 17:20

アシモフの実生、或いは美しい欠片

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タンポポ旦那 - この投稿者のレビュー一覧を見る

単行本の発刊時、興味を魅かれたが、追いかけている作家の作品が相次ぎ、それなり忘れていた作品。文庫化で飛びついてしまった。
カバーイラストや腰巻からは、菊地秀行「からくり師 蘭剣」とか、士郎正宗「攻殻機動隊」のイメージを抱いたが、著者の築いた独自の世界に魅了された。江戸後期から末期のパラレルワールド、と言ってしまえば、それなりの作品が数多く思い浮かぶけれど、風俗から建物、階級・職制などの社会機構まで、背景設定が細やかで興味深い。その上に、オートマタを軸として権力闘争や「幕府」と「朝廷」の確執が絡む展開は、どの篇をとっても、各タイトルと共に最後まで飽くことなく読ませる力がある。
ロボット物としての面から言えば、アシモフほどの思想や訴求力は感じられないが、それでも「鋼鉄都市シリーズ」に近い香りは確かに受け取った。アシモフの“実生”或いは“美しい欠片”とは過剰な言い方か…。ともかく魅力的な作品であり、続編が執筆されているとの事で、単行本になる日が待ち遠しいシリーズだ。

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