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電子書籍

ギリシア人の物語 みんなのレビュー

  • 塩野七生
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みんなのレビュー16件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (7件)
  • 星 4 (9件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
16 件中 1 件~ 15 件を表示

待望の一冊

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Ricky - この投稿者のレビュー一覧を見る

”ローマ人の物語” シリーズ以来の 塩野七海ファン。

歴史の素材をこなし 一般人にもよく分かる言葉で綴る技に感銘。

あの当時から 次は”ギリシャ人”をと期待期していた。

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紙の本ギリシア人の物語 3 新しき力

2018/05/18 13:08

歴史とは人間の生き方

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

待望の塩野七生さん最新作!これが「最後の歴史長編」とのこと。ペロポネソス戦争後のポリスの凋落からアレクサンダー大王の死までをみっちりこってり著している。夢見るように生き、燃え尽きるように死んだ若き天才、アレクサンダー大王。その生涯、ここに閉じる―。

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紙の本ギリシア人の物語 3 新しき力

2017/12/22 22:00

先駆者アレクサンドロス

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽんた - この投稿者のレビュー一覧を見る

世界史で言うとペロポネソス戦争後からアレクサンドロス大王がペルシャを征服して間もなく死んでしまい、後継者戦争が終わるまでの部分を書いてます。
アレクサンダー大王の帝国は一代で分裂したけど、東西の交易はその後も続きます。
ローマと同じように敗者の同化とか似た話も出てきます。
ローマ帝国と比べると短いけど、アレクサンドロス大王がカッコイイし、まさに短い人生を全力で駆け抜けたという表現がピッタリきます。
筆者の「なぜアレクサンドロスはこうも人々から愛され続けているのか」という問いに対する答えがこの本のような気がします。
リーダー論としても歴史の本としても面白いです。
筆者最後の歴史エッセイだそうです。間違いなく一読の価値ありです。

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選び、捨てる。

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kc1027 - この投稿者のレビュー一覧を見る

民主政治を機能させるには主権者としての国民が民主主義に精通している必要がある。
機能は目的に沿うものであろうが、国家という組織の大目的はまず何をおいても安全に暮らせることであろう。
日々の暮らしに波乱がなければ為政者は誰であろうと文句はあまりないが、
日々の暮らしが脅かされる限りはその組織のリーダーの選出が一大事となる。

ギリシアは民主政の発祥地である。主役は都市国家のアテネ。
アテネには早くから貴族がいた。やがて既得権者とそうでないものとの格差が生まれ、
格差の解消が必要となってきた。必要としたのは、既得権者の貴族の方だ。
そこで、民衆の合意を含みつつ、指導層を選び出す仕組みを生み出した。

この改革を実行したのは、貴族出身のソロン。
諸国を歴訪し、ビジネスセンスのあったソロンは、リスクマネーを許容する法を整備し、
階級制度と代表者選びの仕組みを整え、内閣と市民集会のようなものを生み出した。
次いでペイシストラトスは、専制的な手法を用いつつも、税と通貨を改革し、壺などの特産品の流通を奨励する。
続いてクレイステネスにより、地域統治と代表者会議の見直しが行われ、陶片追放制度が導入されることで
アテネの政体は確立していく。

紀元前490年頃に至り、やがて危機が迫る。ペルシア帝国の侵攻だ。
テミストクレスが政敵を4人も追いやり、海軍を整備し、スパルタとも共闘しつつ圧倒的に数的不利な状況下で
海に活路を見出しペルシアを撃退する下りは『ローマ人の物語』第2巻のポエニ戦役に匹敵するほどの
スリリングな歴史絵巻だ。その超人的な洞察力に魅了される。

本書に描かれる歴史は、ギリシア人の行動だ。ギリシア人のリーダーの行動だ。
国土の環境を取り巻く情勢は常に変化しており、それを見透かす冷徹な目は民衆には持ちようがない。
では民主政の何が優れていたのか。それはリーダーの選び方と捨て方だろう。
リーダーは勝たなければいけない。そして用が済んだリーダーに用はない。
選ぶ側の人間は、自らの利己的な生活を基準として、勝てるリーダーを選び、捨てる。
民衆の関心は昔からそこにあるんですね。

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待望の新刊

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:デンジャーメロン - この投稿者のレビュー一覧を見る

塩野七生さんの著作はいつも楽しみに読んでいます。歴史を探る、以上に現代日本にあてはまる教訓も満載。豊富な図表など、単行本で買って損はないです。

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民主政治のお手本とされるが。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る

アテネのペリクレスとその時代を描く。ペリクレスは民衆の移ろいやすい、深く考えない性質を理解しきっていた人間なのだろう。だからこそ、長年民主制の主導権を握り続けられた。同時にペルシア帝国、スパルタを治める有力者たちとの相互の協力があったとしても、足を掬われずに過せた能力は素晴らしい。
 しかし、ペリクレスの退場とともに衆愚政治が始まったとされるのはなぜなのか。これは作者ではなく、読者が考えるべきなのだろう。

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デモクラツィアことはじめ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る

なぜ限られた狭い地域で、多くの市民が参加しての政治体制が生まれたのだろう。横には専制君主のいるペルシア帝国があり、その周囲はまだ文明化していないバルバロイの民族がいる。
 それでも大多数のペルシア軍と戦い勝ったアテネやスパルタの戦い。興隆期の勢いと誇りが描かれる。

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二人の偉大な哲学者を生んだ精神的緊張の時代

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コーチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

『ギリシア人の物語』第2巻の前半は、ペリクレスの時代におけるアテネのデモクラシー全盛期が、後半は、ペリクレスの死後、衆愚政治に陥るアテネとペロポネソス戦争の悲劇が描かれる。
 ペリクレス時代-アテネ民主政の理想とされるこの時代は、実際にはペリクレスというただ一人の政治家が支配した時代であった。
 塩野は、彼の政治家としての手腕を次のように要約する。「これこれの理由でこの政策が最も適切であると、彼自身の考えをはっきりと示す。こうして...現状を明確に見せたうえで、ただしこの政策への可否を決めるのは、あくまで君たちだと明言する...」さらに「ペリクレスの演説を聴く人は、最後は常に将来への希望を抱いて聴きおわる...なるほどこういう見方もあるのかと感心しながら政策の説明を聴き...積極的で明るい気分になって家路につける」これこそが、33年もの間ただ一人の支配者としてアテネを率いたペリクレスの人心掌握術であったという。
 国家防衛を用意周到に行う一方、諸外国特にスパルタとの友好関係の構築には気を配り、その王とも親友関係にあったという。また外国からは芸術家や劇作家など能力のある者が移り住み、アテネは絢爛たる文化の熟成が見られたのだった。
 ペリクレスの死後、アテネは急速に分裂への道を進む。武将としては、アルキビアデスなど有能な人材も出たが、政治の実権がデマゴギーグに牛耳られたアテネに、もはや自浄能力はなかった。ペリクレスの晩年に発生したペロポネソス戦争はその流れを決定づけ、多くの悲劇をアテネにもたらす。とりわけ、シラクサ攻撃の失敗による、多くのアテネ兵の運命はあまりに悲惨である。
 紀元前461年から紀元前404年までのわずか57年という短い期間に、まさにアテネの光と影2つの時代が、見事な対比をもって語られている本書は、現代にも通ずる民主政治の光と影を描いた書でもある。さらに、ペリクレス時代の理想と衆愚政治の暗黒という大きな矛盾に満ちた50年は、ソクラテス、プラトンという偉大な哲学者を立て続けに生むことになる精神的緊張の時代でもあった。だが、本書にはそのような角度からの描写はなかったことが残念といえば、残念ではある。著者の塩野七生が学習院の哲学科出身であるだけに...

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残念

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽんた - この投稿者のレビュー一覧を見る

ペルシャ帝国を破ったギリシャ(特にアテネ)がペリクレス時代(アテネの最盛期)からペロポネソス戦争に敗れるまでを書いてます。後半のアテネが没落する様が読み応えあります。アテネとスパルタの戦いと裏で糸を引く黒幕。
よくダメになるのはあっという間と言いますが、ピッタリ当てはまります。
失敗の見本や民主主義のマイナス面として読んでも面白いです。

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紙の本ギリシア人の物語 3 新しき力

2018/12/08 13:57

お疲れ様でした

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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

塩野先生最後の歴史エッセイ。今まで本当にお疲れ様でした。
今作はアレキサンダドロス大王の人生がメイン。
残酷な面もあるけれど敵の母后への態度など憎めないところがアレキサンドロスの魅力ですね。
力作ですがテーベの神聖隊の特色などをもう少し書いてもよかったのでは?

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紙の本ギリシア人の物語 3 新しき力

2018/09/17 15:50

最後の歴史長編

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投稿者:コーチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

『ギリシア人の物語』シリーズ最終巻、そして、本巻のあとがきによれば、どうやらこれが塩野七生の歴史長編ものの絶筆となるらしい。高齢もあるだろうが、むしろルネサンスまでのヨーロッパ史をほとんどくまなく網羅してきた彼女に、新たに開拓すべき分野はなくなった、やりつくしたというのが真相であろう。
 そんな彼女が最後に描くことを選んだのは、アレクサンドロス大王。ギリシアを統一した父のフィリポス2世のあとを継ぎ、ペルシアを滅ぼし、ギリシアからインド北西部に至る大帝国を築いた古代最大の征服者である。彼を最高の武将たらしめているのは、その戦法のすさまじさであった。一言でいうとそれは、軍師自らが先頭になって敵陣に切り込むというたいへんリスクの多い攻撃法である。彼に従い敵陣に切り込むべき精鋭部隊が遅れをとり、彼自身の生命が危険にさらされたことも何度かあった。また戦略家というものは、普通だまし討ちをも平気でするものであるが、アレクサンドロスは違った。彼は常に正攻法で正々堂々と戦いつづけた。
 アレクサンドロスは文武両道の将でもあった。マケドニアというギリシアでは田舎の国で生まれた彼は、父王フィリポスのように粗野で無教養な王となるのをきらった母后の方針で、アリストテレスを家庭教師につけるなど少年時代にギリシア人としての教養を徹底的に身につけさせられた。その結果彼は、文学を愛し学問に通じた主君となり、結果的にこのことは、支配地におけるヘレニズム文化浸透にも寄与したといえよう。
 戦略家としてだけでなく、文化人、人間らしさやリーダーとしての器にも恵まれ、全兵士の愛と信頼を一身に集めていたアレクサンドロスは、『ローマ人の物語』のカエサルにも匹敵する偉大なキャラクターとして描かれている。軍師としての才能ではカエサルをも越えていると断言する塩野であるが、そのトーンはカエサルについて語るときほど熱狂的ではない。カエサルのためには『ローマ人の物語』の2巻を割いて記述した彼女が、アレクサンドロスについては、本巻の事実上半分(前半はテーベの台頭と没落、マケドニアのフィリポス王の台頭が描かれる)で済ませていることからも、このことはわかるだろう。
 だがこれも、アレクサンドロスが新たに建国した帝国を経営する前に、32歳で病没し、結果的に征服者としての実績しか残せなかったためである。要するに、戦記以外に書くべきことはほとんどなかったのである。さらに言えば、アレクサンドロスの世界帝国の理念が十全なかたちで実現されるのは、彼の死後何百年も後のローマ、それもカエサルが青写真を示した帝国ローマにおいてであった。このようなことを考えるとき、人間的にはカエサルに劣らず偉大であったアレクサンドロスの物語が、カエサルほどには、質・量ともに大きく語られないのは当然だろう。
 『ギリシア人の物語』全体を読み終え、塩野七生の歴史文学全体を振り返ってみて、燦然とした輝きを放っているのは、やはり『ローマ人の物語』である-これが率直な感想である。

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紙の本ギリシア人の物語 3 新しき力

2018/08/23 11:45

歴史エッセイの名、そのままに。

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投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る

『ローマ人の物語』の一巻目で、成長期のローマを描きながら、凋落しつつあるアテネをはじめとしたギリシアのポリスの様子を紹介しつつ、「ソクラテスの弟子たちを書きたい誘惑にかられる」と綴られていた。この巻で、詳しくはないが、ある程度果たされたのかもしれない。
 ソクラテスの罪は死刑に値したかどうかはともかく、弟子たちはプラトンでさえ師以上になれたのか疑問が湧く。
 そしてアレクサンダー大王。かれが果たした役割とは?

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さすがの筆力

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投稿者:ジル - この投稿者のレビュー一覧を見る

「ローマ」と比べて日本人には馴染みの薄い「ギリシャ」だが、章を進めるにつれ、ぐいぐいと引き込まれていく筆力はさすが。

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ふたたびわが国の現状とかさなる...

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投稿者:コーチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

塩野七生の大作『ローマ人の物語』には、建国期のローマ人が当時の先進国であるアテネを視察し、政治社会制度をつぶさに観察したが、結局、全員が平等に参加する民主政を彼らは採用はせず、共和政という選ばれた少数者に統治をゆだねる独自の政体を選び、それがローマ発展の礎となったというようなことが書かれていた。だからといって、塩野が民主政をレベルの低い政体と見なしているということではない。「読者への手紙」と題したはしがきにもあるように、「なぜ彼ら(ギリシア人)は、それまで誰一人思いつかなかった、民主政を創り出す気になったのか。また、いつ誰が、どのようにしてそれを機能させ、また国家存亡の危機に際しても、有権者はどう関与し、なぜそれが可能であったのか...」とギリシアならではの民主政のあり方、意味について探求したのが、この『ギリシア人の物語』である。
 しかし塩野の著作を読むと、いつもこうなのだが、私には、これが単に遠い古代の出来事を述べた書物とは思えない。ことにこの第1巻のハイライトであるペルシア戦争についての記述は、わが国の現状を連想させた。そこには、現実に迫りつつある国家的危機を理解している指導的人物と、それを認識しない勢力の対立があった。前者は、迫りくる危機に対処するための準備を着々と進める。後者は、そんな彼の努力を杞憂と笑い、危機への対処を無用のものと見なす。
 マラトンの戦いに代表される第一次ペルシア戦争直後のアテネにおいては、テミストクレスらの対ペルシア主戦派とアリステイデスらの穏健派との政争が繰り返されていた。塩野によれば、ともに国を守ることを究極の目的にすえている愛国者である点では変わりないものの、両者の対立は、危機意識の違いに由来するという。そして、ペルシアの脅威を現実的で深刻なものととらえ、その目的を用意周到に計画により実現した急進派のテミストクレスによって、ギリシア世界は救われる。
 彼は、政敵のアリステイデスを陶片追放により失脚させ、続いて最高司令官にあたる「ストラテゴス・アウトクラトゥール」の地位を設け、自身がそれに就くことにより、戦時の命令系統の統一を確保した。そして、来るべき海戦に備えて彼は、主力軍船である三段櫂船の増産をする。このようにして自ら軍団を率いたサラミスの海戦において彼は、みごとペルシア軍を撃退したのである。
 国家の外交・防衛に関しては、楽観的な平和主義や皮相な性善説はことごとく排除し、どこまでも現実的にならねばならないことは、現代の国際社会に生きるわれわれ日本人がようやく学び始めた教訓である。戦後、連合国軍に押しつけられた憲法のもとで育まれた、やみくもに平和を唱えれば平和がやってくるという幻想は捨てて、現実に迫った危機にわれわれ自身で対処するべき時が来ている。今、安倍総理が北朝鮮有事に備え、万全の態勢を整えようとしている。その努力をあざ笑ったり、あるいは独裁と非難する勢力もまた存在する。本書に描かれたテミストクレスの姿はまさにわが国の首相のそれと重なって見えたとしても、まったく誇張ではあるまい。
 塩野も書いている。「何のことはない。二十一世紀の現代から彼らを見るのではなく、二十一世紀に生きるわれわれ一人一人が二千五百年前に戻り、あの時代に生きた人々と問題意識を共有する、ということなのだが。」

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なんとも無残

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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

ペリクレスの死後から坂道を転がるように衰退していくアテネの姿には愕然とするしかない。テミストクレス、ペリクレスと同じ国の人間とは思えないほど。特にシチリア戦役後の惨たらしさは読むのも疲れた。国が枯れていく道のりは読んでいるだけでエネルギーを消耗するものなんだなあ。

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