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電子書籍

ジェーン・エア みんなのレビュー

  • C・ブロンテ (著), 大久保康雄 (訳)
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みんなのレビュー8件

みんなの評価4.4

評価内訳

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8 件中 1 件~ 8 件を表示

紙の本ジェーン・エア 改版 下巻

2010/11/24 22:21

あの頃の私が見ていたもの、そして、今の私が見つめるもの。

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

ジェーン・エアは、中学生頃だったと思うのだが、夢中で読んだ本だった。

続きが気になってふとんの中で読んでいたことを覚えている。

あれは、黄色い表紙だった、ということは覚えていたのだが、
どの世界文学全集だったかは忘れてしまっていた。

先日、図書館の児童書の全集コーナーであのときの黄色の表紙を見つけた。

岩崎書店の世界の名作文学1だった。

あの頃は、自分がなぜそれを好きなのか、説明する言葉を持たないままに、
ただ夢中になるという読み方をしていた。

最近、よくやっているのは、再読して、
あの頃、なぜこの本が好きだったのかを考えるという作業である。

正確にいうと、同じ本ではないのだが、
今回は手元においておきたいと思ったので、文庫を購入して読むことにした。

再読してみると、嗜好はそれほど変わらないのだなと思う。

なんで好きだったのか納得感があるのだ。

私が子どもの頃、本書に惹きつけられたのは、
ジェーンがどこか自分に似ていたからだと思う。

ジェーンは、伯母やいとこ達に疎まれていることをどこか納得していた。

自分は彼らと異質なところがあるのだから、
好かれなくても仕方がないのだろうという気持ちがあった。

もちろん、いじめられるところをよしとしたわけではないし、
伯母の家を出る前に、彼女は、思っていることをはっきりとぶちまけるわけだが。

子供の頃、同じ年齢の子供たちと打ち解けられない理由を、
私はこれに近い感覚で納得していた記憶がある。

また、ジェーンの自身の容姿に対する見方にもどこか共感を覚えたのだと思う。

逆境を学ぶことで跳ね返して行くこと。

そして、身分違いの相手であっても、自分の信じるところをはっきりと告げ、
その意味では対等であったこと。

私の中では、『ジェーン・エア』が好きというのは、『青い城』が好きというのに近いと思う。

ジェーンもヴァランシーも最初は、抑圧された環境にいたけれど、
その中で決してあきらめず、自らの意見をきちんと表明した人だった。

また、親しくしていた人の死を看取っているのだが、
どちらも死を恐れず、穏やかに死と向かい合った人を見送っているのだ。

細かなところでふたりが幸せを手に入れる方法は異なるけれど、
最後の最後で自分の気持ちに正直に生きたところがよかったのではないか。

相手に思われることばかりを求めずに、
自分が思うところを大切にしたのではないだろうか。

ロチェスターとジェーンは、意見を語る上では対等であっても、身分的には差があり、
当時の社会では決して容易には超えられないものがあったのだろう。

それを劇的に埋めるには、
そして、離れてしまっていたジェーンを呼び戻すには、
ロチェスターに降りかかった災難は必要なことだったのだろう。

彼がいろいろなものを失ってはじめて、
ジェーンと対等に一緒になれるとは、なんとも皮肉ではあるのだが、
それでも、あのシーンは、ふたりのきずなが強いことを示す
エピソードを挟むためにも必要だったのだろう。

キリスト教的な考え方があまりに強い部分は、なかなか共感しがたいところもあった。

それでも、自分の信じるところにそれがしっかりと根付いているのだと考えると、
そういう選択になるのだろうなという理解はできた。

ジェーン・エアの一部を狂女とされたバーサの立場で描いた作品、
ジーン・リース著『サルガッソーの広い海』(『広い藻の海』)があるということも1年ほど前に教えていただいて知った。

この作品については、まだ読めておらず、
自分なりに関連論文を少し読んでみただけなのだが、
そのあとで、ジェーン・エアを再読すると、
ジェーン・エアが、イギリス的なものを最もよしとする
英国至上主義的なところを多分に持った作品であることが無視できなくなった。

また、時代的な障害観を反映しているためであるのだが、
障害のある人や病を得た人の描き方としてどうなんだというところも多々ある。

いわゆる世界の少年少女文学にはどこかそういうところがある作品が多いのかもしれないが。

ちなみに、世界の文学における死と障害の描き方については、
ロイス・キース著『クララは歩かなくてはいけないの?』に詳しい。

さて、いろいろあっても最後には結ばれる物語として夢中で読んだお話は、
このように大人になるといろいろと分析して読んでしまう。

だが、それに夢中になっていた自分がほほえましくも懐かしい。

子供の頃に好きだった作品の中には、なりたかった自分が確かにいる。

もしかすると、翻訳少年少女文学ばかり読んでいた自分はどこか偏っていたのかもしれないが、
子どもの頃に夢中になって、世界の文学を読む時間を持っていて私は幸せだった。

大人になって当時の自分を見つめながら、
再読したり、関連する新たな本に出会うという楽しみを得たのだから。

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紙の本ジェーン・エア 改版 下巻

2001/08/28 21:37

ジェーン・エア

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゲップ3号 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 なんと、ロチェスターには発狂した妻がいたのだ。その事実を知ったジェーン・エアはやむなく家を出て行く。放浪しているジェーン・エアは牧師のセントジョンに出会う。九死に一生を得た彼女はしばらくそこで暮らす。そんな中、ジェーン・エアは思いがけず莫大な遺産を受け取る。ジェーン・エアはセントジョンから結婚してインドにいかないかと求婚される。しかし、彼女はロチェスターに対する思いを捨てきれず彼のもとへとおもむく。そして、感動の結末と供に波乱に満ちた物語は幕をおろす。

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紙の本ジェーン・エア 改版 上

2019/01/28 09:44

私は「嵐が丘」よりこちらが好みです

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

嵐が丘の作者、エミリー・ブロンテの姉、シャーロット・ブロンテの作品。この作品にでてくる主要な登場人物の一人であるロチェスターと嵐が丘のヒースクリフはどちらも暗くて悲しくて卑しい過去を持つ男なのだが、その後の人生は大きく違う。ロチェスターはジェーンによって明るい希望を見出し、やがて結ばれる。ヒースクリフは闇の中でいつまでも復讐の炎を燃やし続け、キャサリンと結ばれたのは死後のことだった(二人の幽霊が目撃されている。さて、どちらの作品が好みかというと、その時の精神状態にもよるのだが、最後まで好きと言えなかったひねくれもののヒースクリフに感情移入してしまう自分がいる

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紙の本ジェーン・エア 改版 上巻

2001/08/28 21:25

ジェーン・エア

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゲップ3号 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ジェーン・エアは幼くして両親をなくし、リード夫人に引き取られる。しかし、そこでの折り合いが悪く、慈善学校に入校する。そこで、彼女は8年過ごし、家庭教師になる。そして、赴任先で、ロチェスターに出会い彼女は恋に落ちる。二人は結婚しようとするが、しかし、ロチェスターには秘密が…。

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紙の本ジェーン・エア 改版 上巻

2001/07/25 18:31

外見より凛とした心

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オカジマワカ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「美人でないヒロインが幸福になる唯一の小説」,筒井康隆がそういう感じの言葉で評した作品。いやな表現だが,英文学史の基本とされる小説は他にも多いのに,十代の頃これが一番のお気に入りだったのはそういうことか,と納得もする。
  同じブロンテ姉妹でも,妹エミリの書いた『嵐が丘』のヒロイン,キャシーが美しいお嬢様なのに対し,ジェーンは地味な孤児。キャシーもジェーンも気が強いが,はっきり言ってキャシーはわがまま。でも美人だから許される。ジェーンは伯母の家で「使用人以下」と言われ暮している。大好きな本を隠れて読むことも許されず,抗議すれば殴られる。そのためについ激しい性格が表に出ると「キレる子供」扱いで追い出される。前半のジェーンは悲惨だ。
  後半,ジェーンと金持ち領主ロチェスターの関係は,辛い片想いをしたことのある人なら共感できる。ジェーンだから,普通の主従恋愛ものと違い,彼女がひたすら従順というのではない。ジェーンは自分が誰かの恋愛対象になるなどと思ってないから,媚びない。というか媚び方を知らない。だから彼にからかわれたりしても困ってしまう。その困り方がリアル。ジェーンは凛としているが,つんとはしていない。この不器用なジェーンが彼に惹かれていき,苦悩する場面はやっぱり可哀想。
  ロチェスターのモデルはこれまた『嵐が丘』のヒースクリフと同じブロンテ・父なので,男性キャラ二人を比べても面白い。どちらも影があってたくましく,内に情熱を秘めた男。ロチェスターの方がかっこいい,というのが通説らしく,私もそう思うが,ジェーンの想いを知ってあの態度はどうかと最近は思う。
  この小説の最大の魅力はジェーンという人間だが,暗いイギリスのお屋敷の雰囲気も魅力だし,ストーリーも波瀾万丈。やっと幸せになりかかった時,びっくりな不幸がジェーンを襲う。最後は筒井康隆の言ったようになるので,それを頼りに読みましょう。最近,英文学者サザーランドが「ジェーンは結局幸せになれないだろう」という茶々を入れたが,そういう無粋な解釈はあんまりしたくない。
 『ジェイン・エア』という表記される翻訳も多いので注意。

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紙の本ジェーン・エア 改版 上巻

2001/03/01 19:13

『嵐が丘』と全然違うけどやっぱり名作

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る

 最初の方がちょっとまどろこっしかったり状況を把握しづらいところがあるものの、名作の名に恥じない作品。
 時代なのだろうか、「生きる」ことへのとまどいのなさに心打たれる。まずとにかく生きる(食べる)ことが前提にあり、仕事もパンのためにするのであって、自己実現とかそんなことは全然関係ない。
 そしてその上で人間として誠実でいようとしたり、立派でいようとする。
 すごく強い人々の物語で、心を打つ。
 『嵐が丘』と比べて多少明るい気がする。主人公の女性が素敵な人だからか。

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紙の本ジェーン・エア 改版 上

2017/01/16 00:16

懐かしい書籍・名作です

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投稿者:まさちえ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本を購入したのは1年前に老人ホームに入居した母(94歳)が望んだからです。若い頃に感動したのでもう一度読みたいと言っていました。私が子供の頃にも同じような話を聞かされており、私も読んだことがあります。最近はこの本を読む人がそれほど多くはないように思いますが、名作です。姉妹のエミリー・ブロンテの書いた「嵐が丘」も名作です。是非お読みいただければと思います。

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紙の本ジェーン・エア 改版 上巻

2001/06/29 11:03

長いが読破すべし

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投稿者:くもざる - この投稿者のレビュー一覧を見る

 皆が何かしら小説を書いているブロンテ姉妹。姉妹の一人E・ブロンテも「嵐が丘」という名作を書いている。
 父親がとても厳しく、人付き合いをさせてもらえなかったこの姉妹(3人姉妹と1人弟がいる)たちは、本を書いたり空想の世界を夢見ることで、自らを慰めていたようだ。C・ブロンテも自分の夢をこの「ジェーン・エア」にたくしているよう。
 この話はジェーン・エアの幼少期から大人の女性となるところまでの半生をつづっている。上巻の幼少期あたりは、なかなか話が進まなくてイライラするかもしれないが、そこさえクリアすれば、読んだだけの価値が見いだせる、深く心に刻みつけられる話。特に大人になってからのジェーンの恋の話からは断然面白くなってくる。静かな中にも、内からこみあげてくるような情熱に圧倒される。
 作者を反映してか内気な女性ジェーン・エアだが、その芯は誰よりも強く、挫けることがない。読み終わった後も、一時この小説のことに思いを巡らせてしまうような、そんな小説だ。

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