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電子書籍

先生はえらい みんなのレビュー

  • 内田樹 (著)
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みんなのレビュー5件

みんなの評価3.9

評価内訳

5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本先生はえらい

2005/02/21 22:26

正しい「誤解」の仕方

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Tabby - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本のタイトルは『恋人はえらい』です。

あれ?『先生はえらい』じゃなかったっけ?と思ったアナタ!
これからアナタが取る道は二つあります。

その一:
先生でも恋人でも別にどっちでもいいや、ぷいっ、とこの本をスルーする。

その二:
もしかしたら、先生のみならず、恋人をゲットする方法も書いてあるのかも?という「謎」がむくむくとわき起こり、ふらりと寄った書店でぺらぺら立ち読みし、そのまま購入して家でむさぼり読むものの、やはり「謎」は解明されないまま……

それでいいのです。「謎」は「謎」ままで。でないと、この本の真意が損なわれますからね。
「その二」の道を取った人のみにこの本の真意を「誤解」する余地が残されているのです。

「はじめに」のなかにすでに書かれています。「先生の定義とは、うんぬん……」と。
そこから、先生にまつわる議論をひとまず脇に置いて、「恋人」について、「学び」について、「コミュニケーション」について、果ては「ゲームの規則」について読みやすい形で論じられる本書は寄り道だらけですが、それでいいのです。
つまるところ、どれでも本質はいっしょ、相手あってのものなのだから(と私は「誤解」しました)。

読む人によっては「最強の恋愛マニュアル」に思え、また他の人には「ゲーム必勝法」に思え、さらには「コミュニケーションの理想型」にも読めなくもないこの本は、まさに万華鏡のように、ころころとその相を変化させます。
つまり、答えが「開かれた」本なのです。
どう「誤解」しようと勝手、いや「誤解」そのものを読者に要請している本なのです。

私は、学びであれ、恋愛であれ、コミュニケーションであれ、ゲームであれ、とにかく「して楽しむもの」だと「誤解」しました。

さて、アナタはこの本をどう「誤解」されますか?
その「誤解」に、アナタの独創性が発揮されるのです。

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電子書籍先生はえらい

2016/11/24 21:33

先生はえらいのか!

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こけさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

学ぶという主体が非常に積極的なものであるという前提にたっている。今の子どもたちを見ているとなかなかそうは考えられないのだが…。何が間違っているのでしょうか?
教育のあり方が、真逆をいっているとつくづく思う。面白いと思わせる話はできても、その先を見せることはできないということを痛切に感じる。苦しい。

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紙の本先生はえらい

2005/03/22 13:59

秘伝書の中身をこれほどあけすけに語ってしまっていいのか

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オリオン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 昨年の暮れ、『死と身体』と『他者と死者』を続けて読んで、すっかり内田節に魅了されてしまった。とりわけ『他者と死者』は私の年間ベスト、それどころかもしかすると生涯にわたるベスト作品の候補にノミネートするべき本かもしれないと思った。で、何度も何度も繰り返し玩味し、余韻を味わっていた。(そういえば、毎日新聞の「2004年この三冊」で養老孟司さんが本書をとりあげていたし、朝日新聞の「今年の3点」でも高橋源一郎さんが推挙していた。内田樹さんは養老孟司の評価がよほど嬉しかったのだろう。2004年12月20日付けのブログ「内田樹の研究室」参照)

 そうこうしているうちに、若い人たちを相手に「近所のおじさん、おばさん」が学校でも家庭でも学べない大事なことを教える、というコンセプトで創刊された「ちくまプリマー新書」に内田樹の『先生はえらい』がラインアップされていた。で、さっそく入手し一気読みして、こんなに難解でひねくれて謎に満ちた書物を「若い人」に読ませるのはとんでもないと思った。もったいない。秘伝書の中身をこれほどあけすけに語ってしまっていいのか。いいんです、そこに慈愛があれば。内田樹ほど「近所のおじさん」にぴったりの慈愛の人はいない。

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紙の本先生はえらい

2005/04/03 19:40

日ごろ教師に対して不平タラタラの長女に読ませたら、フツーだねといって本を返してきた。そうか、きみもそう思うか。でも、奇抜ではないからこそ説得力もあるんじゃないかな

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「先生はえらい」のです。
たとえ何一つ教えてくれなくても。
「えらい」と思いさえすれば学びの道はひらかれる。
だれもが幸福になれる、常識破りの教育論。

というのが、カバーに出ている紹介文。で、この論を読み解くカギとなるのが著者略歴だろう。ま、こっちが勝手に金田一耕助するだけの話だから、どこからも文句はこない。内田は1950年生まれ、東大仏文科卒、現在、神戸女学院大学文学部総合文化学科教授。さらに手がかりを書けば、おもな著書が『「おじさんてき」思考』『ためらいの倫理学』『レヴィナスと愛の現象』『寝ながら学べる構造主義』『私の体は頭がいい』『他者と死者』などである。

見えてくるでしょ、なんとなく。つまり団塊の世代の最後、いや塊に乗り遅れた最初の世代とでもいったらいい。だから、哲学、といったものに幻想を抱く最後の世代。さらにいえば、巨匠の文学に引き摺られる最後の世代。ちなみに、この本の中にも漱石、太宰といった名前が殆ど無条件に名作とイコールになっている。勿論、東大仏文とその世代とくればラカンなんていうのもよく分る。

で、著書を見れば、全て世の中を斜に見て、皮肉というよりはどこか軽い受け狙いふうのタイトルのオンパレード。うふふ、時代の枠組みを超えられないのかね、先生!てなことになるのは、私の東大出・団塊の世代・哲学大嫌いの言わせる技であって、けっしてこの本の評価ではないのでお間違え無く。

そう、その志はともかく、この本、ある教師像を見事なまでに明らかにしているのである。それは著者の言と矛盾するほどで、無論、それが悪いことではないので引用しておこう。内田は、明快な文章、誰にでもわかる論旨というものを、それだけのものとして斬り捨て

「古典といわれるほどの書物は、小説であれ哲学書であれ、読者に「すみからすみまで理解できた」と決して言わせないような謎めいたパッセージを含んでいます。これはもう必ずそうです。構造的にそうなんです。」と繰り返し説く。

その伝で行けば、誤解のしようのないほどに明快で簡単な論旨のこの本は、読むにも値しないものとなってしまう。そう、この本は驚くほどにはっきりした内容の本であり、寄り道こそ多いけれど、それが決して韜晦にならず、私たちが抱く「偉い先生に出会いたい」という夢を打ち砕き、むしろ、先生は私たちが望めばどこにでもいるという、新しい見方と夢を与えてくれる。

ただし、これが常識破りの教師論かといえば、少なくとも我が家では娘二人に小学生時代から、こう教えているし、少なくとも現在、世にいる教師を見る限り、それにとやかく言って無駄な時間を過ごすくらいなら、さっさと彼らに見切りをつけ、自分でさがそう、反面教師もまた教師と思っている。

むしろ今、気づいたのだけれど、その「教師」というところに「官僚」でも「政治家」でも、「芸術」でもいいから当て嵌めてよくよく考えてみれば、これって結局のところ体制擁護、責任放棄でもあるわけで、豊かな日本だからこそ許される議論なんだろうなあ、でもその向こうには荒涼とした風景が見えるなあ、とわが身を反省してしまう。そういう本である。

ちなみに、この本を見かけた長女が、いいねえと思わず手を伸ばしてきた装幀はクラフト・エヴィング商会。その名のとおりの手作りの着物の柄を思わせる品のよさである。

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紙の本先生はえらい

2006/07/06 21:44

期待はずれの一冊

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GTO - この投稿者のレビュー一覧を見る

内田樹の本の中では、駄作である。大切なことが書いてある。しかし、こんな筆致の文章を中高生が読むわけがない。読むのは相当にひねくれた生徒だけである。となれば、こんなこと言われなくても分かっているメンバーか、どれだけ言っても心に届かないメンバーかのどちらかである。だから、書いた意味がない。

 さらに、この本を手にするようなメンバーなら、最初の10〜20ページも読めば著者が何を言わんとしているか分かるだろう。これ程の紙数を費やす必要はなかった。それに、中高生相手ということでやたらと恋愛を引き合いに出しているのが失敗である。恋愛の話をすれば若者がのってくると思うのは大きな間違いで、受けねらいをして媚びている姿はみっともない。

 あえて、この本の良いところをあげれば、最後に出てくる『張良』の話くらいである。先生がなぜえらいか、何が大事か知るには、148ページ以降を読めば充分です。若者にはこれを読むより、春日武彦との対談『健全な肉体に狂気は宿る』を読むことを勧めます。

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