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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (4件)
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  • 星 1 (0件)
5 件中 1 件~ 5 件を表示

現実的で、足が地についた議論

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 まず、まえがきである「はじめに」を読んで、意気投合した。著者は本物である。
 日本経済と日本企業経営の現実を、自分の目で観て、自分の耳で聴いて、自分の頭で考えて、理論化している。輸入物の理論を日本の現実に当てはめてみようとしているのではない。著者の理論の完成度や学会での評価は分からないが、企業で実務に携わるものとしては、現実的で、足が地についた議論をしていると感じる。
 「大切なのは、日本型の組織の本質を維持しつつ、腐った組織に堕さないよう、自ら主体的に思考し実践していくことだ。」という著者の主張はもっともである。常識的な論理を一つずつ積み上げて、「組織の基本」「組織の疲労」「組織の腐り方」と、輸入理論の応用で発生した組織設計の誤解を解き明かしている。

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組織が仕事をすることはない、という真理がわかります。

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:aguni - この投稿者のレビュー一覧を見る

 コミュニケーションやリーダーシップを最高に発揮できるためには、何もかもを一人でやってしまう方がいい。しかし、一人でやれることには限界があるから、人が集まって集団・組織になったり、法人になったりする。組織は放っておくと腐って行くから、改革・改善・お掃除する必要がある。でもどうやって? というところで方法論の問題になるわけだ。

 この本の著者沼上 幹氏は言う。「問題を処理するのはヒトであって、組織構造ではない。組織構造は、そのヒトの邪魔をすることはできるが、ヒトのやるべきことを代行してやってくれることはない。」(P76)

 だから会社であれば、組織は構成員がより仕事しやすくなり、無駄がなくなるようにオーダーメイドで創り出す必要がある。コンサルタントのアドバイスに従って肩書きを英語に変えたからといって、仕事がはかどるようになる道理はない。

 組織改革を成功させるには,まず組織を見つめ直すことが重要になる。調査・点検・診察・カウンセリング。言葉はいくらでもあるだろうが、意味するところは同じである。これから組織の改善をしようというメンバーは、所属する構成員が人間であり、それぞれ意志や思い、長所と欠点を持っていることを理解し、そのうえでもっとマシにするにはどうすればいいのか、考える必要があるだろう。

 日本型組織がダメだとか、MBA型組織はなじまないとか、この本はそういった抽象的な批判本ではない。むしろ、具体的に組織を点検しこうという際、示唆に富んだ実用書になるだろう。「決断できないトップ」「組織の中のキツネ」「フリーライダー」「経営改革検討プロジェクトの乱立」…。ただ、新書という制約からか、もっと体系的に多くの事例を知りたかった、という思いは残る。

 もしあなたが経営者ではなく、スタッフなら、もちろん組織を改善・改革することだけが解決法ではないことも事実。「トップが決断できない」「トップ周辺の人々も決断できない」という会社の場合、「これはもうどうにもならない。早々に転職を考えるべきであろう。」(P138)とのこと。

 組織に不満のある皆さん、ご一読を。この本を読むことで、組織のせいなのか、トップのせいなのか、それとも自身の意識の問題なのか、整理されることウケアイである。

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本格派の学者にしか書けない世俗的な組織論

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Taka−14 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「いかに」を論じた組織論の文献は思いのほか少ない。「実践」などとうたわれていても、その有益性を実感するようなHow toにめぐり合うことは、こと組織論の分野においては稀である。
加えて、最近の組織論は揃いもそろって官僚制「ほぼ」全否定である。真意は量りかねるが、少なくともそういうまとめ方をしている議論が多い。企業の実際では環境変化によって官僚制が機能しなくなったというよりも、むしろその機能が弱体化していることが問題であるケースが少なくないにもかかわらず。

 私が感じていた組織論へのこういったストレスを一掃してくれる本がやっと登場してくれた。
著者は沼上幹氏。学者、それもかなり本格派の学者である。

 本書の冒頭で著者は、「(日本企業の抱える問題に対する)答えが体系的に書いてあるわけではない」といっているけれども、無理に体系化していない分、逆に著者の考えようとしている問題の本質が生々しく伝わってくるように感じる。
何よりも感動的なのは、日本企業のための課題解決の方針を何とかして抽出しようという著者の野心的な姿勢である。

 一点だけ不満をいうと、中途半端な紙面で解説できるものではないということで省略されたのか、多くの日本企業が長期的な雇用を合理的だと考えていることについてそれ以上の言及がないこと。これについての筆者の考え方を聞いてみたい、と思っている読者は少なくないのでは?

 新書というパッケージングと啓蒙書的な位置付けから組織論に馴染んでいる人は案外読み飛ばしてしまうかも知れない本であるが、入門書として片付けてしまうにはあまりにももったいない一冊である。

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noname

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:阿Q - この投稿者のレビュー一覧を見る

1980年代には「日本的経営は優れている」と言われ、終身雇用制をはじめ日本的経営を特徴付ける諸要素は絶賛されていた。ところが、バブル崩壊から現在に至る長期不況のなかで、世の論調は一変した。今度はアメリカ企業があらゆる点で優れていて、日本的経営では世界的な競争に生き残れないという主張がなされるようになった。こんな状況を見ていると、アメリカ企業の業績が良いからその組織構造もきっと優れているはずだし、日本企業にも導入しなければならないという安易で極端な思い込みがあるように感じる。

本書で著者は、創造性や戦略性を支えているのは健全な官僚制組織であり、官僚制こそが組織設計の基本であること、いくらITの普及により水平的なネットワークが重要になっても官僚制の基本骨格が消えてしまうと考えるのは誤りであること、そしてなにより、組織構造を変えれば全面的に問題が解決するはずだという、組織設計に対する過剰な期待など、広く一般に広まっているように思えるさまざまな誤解を否定する。

さらに第2章では、ベストセラー『ザ・ゴール』の議論のなにが優れているのかを議論したうえで、それ(ボトルネックの考え方=「ボトルネックには事前に製品検査を行なって不良品を投入しない」、「ボトルネックを経た材料にその後間違った加工を施さない」などなど)を日本社会全体の人材育成システム(=教育システム)の分析への応用を提案する。著者も言うようにこの考え方は嫌悪され、受け入れられないだろう。でもそういう視点で考えたことも無いまま最近の教育システムへの批判に対峙し、効果的な改革案を練り上げるのは不可能なのではないかと思う。

会社組織に限らず、組織で生きたことのある人たちは、特に第7章〜第9章あたりが楽しめると思う。「あ〜、こんな奴いるよね〜」とか「これって、あいつのことじゃん」なんて。もしかしたら「ドキッ! これって俺!?」なんてこともあるかも…。

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組織運営についての知恵を与えてくれます

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:abikko - この投稿者のレビュー一覧を見る

組織論についてのエッセーをまとめた本。会社員である当方の経験に照らして心当たりのある事例やさもありなんというような事例を出しながら、組織が気をつけるべきことの発生原因・対処法などについて非常に具体的に書かれている。
例えば、問題点が組織にあるのか人にあるのかのチェック(76頁)、「縁の下の力持ち」への報い方(94頁)、トップの決断不足の兆候(131頁)、キツネ(メッセンジャー)の権力の予防法(154頁)、成熟事業部が暇になる背景と弊害(190頁)、組織腐敗のチェックポイント(205頁)などである。
当方は、管理部門に配属なったことはないが、もしされるとなると、こうした知恵が必要だろうと思う。

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