サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

カント入門 みんなのレビュー

  • 石川文康 (著)
予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー3件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本カント入門

2017/08/28 13:14

「仮象批判」「自律」といった一貫した概念

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ポージー - この投稿者のレビュー一覧を見る

あとがきで著者はカントの入門書を新書で書くのは難しかったと言っているが、読む方としてはなんとなくわかったつもりにはなれた。それはカントが哲学・道徳論・宗教論・美学など多岐にわたるテーマを一貫した概念で論じていて、本書がそれを平易にすくいとっているからだろう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本カント入門

2001/08/12 01:21

哲学の正統

7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アルケー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ちくま新書の「哲学入門シリーズ」のひとつ。このシリーズは哲学者の経歴や背景といったものよりも哲学者の思想そのもののに焦点をあてて解説するところに特徴がある。いわゆる内在的研究といわれるもの。
 これまで人気のある著者によって多くの人気のある哲学者の解説がなされてきたが、面白いことにそれまで知られていなかった学者による解説に読みごたえのものがあるように思われる。最近では『アリストテレス入門』がそれだ(不案内なフランス思想はのぞく)。
 最近カント復興がやってきているのであろうか。黒崎政男“カント『純粋理性批判』入門”(講談社)や文芸評論家柄谷行人『倫理21』(平凡社)などが目につく(文芸評論家は時代の潮流に敏感だから当然といえば当然。中沢新一『フィロソフィア・ヤポニカ』(集英社)は日本思想の隆盛にいち早く反応したもの。文芸評論家やそれに近い人が哲学を紹介するのは日本のお家芸)。また、カント著作集の翻訳もだされるなどしている。もっともこの翻訳はあまり意味があるとは思えない。著作集が翻訳されているのは日本だけかもしれない。しかし一方では、宇都宮芳明『カントと神』(岩波)というすばらしい研究書も出ている。
 プラトンの後にはアリストテレス、ヘーゲルの後にはカントと分析的な思想へと向かっているのはそれなり理由があるのだろうか。それよりも弁証法に人々は飽食したのかもしれない。マルクス主義にはじまって、構造主義、ヴィトゲンシュタイン、システム論と実体概念よりも関係概念を志向する思想を中心に回転してきた現代の思想に食傷ぎみなのかもしれない。もしそうだとしたらそれはよい傾向だといえる。実体概念と関係概念は切り離すことができないからだ。
 著者のカントは具体的な例を取り上げて論じるので分かりやすい。システム論などは例が挙がっておらず、挙がっていても読者にほとんどイメージ(表象)しがたいもので、著者独自の解釈による概念の羅列につきあわなければならないので、解読不能なものが多い。そういった類のものと比べると、難しいと敬遠されてきたカントが何と読みやすいものになっていることか。しかもカントの思想にはその前後の思想がすべて含まれている。現在ではそんなことも忘れられている。これから哲学とじっくりとつきあっていきたい人に大切な一冊となることをねがう。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本カント入門

2016/02/11 11:20

平易なカント入門書

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カント - この投稿者のレビュー一覧を見る

カントが、第一アンチノミーを解決するために、時間と空間は我々の感性の形式であるという第三の視点を持ち出したところに感銘を受けた。

カントの「認識論」と「倫理学」、さらには「宗教観」、「美学」について包括的に論じられている。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

3 件中 1 件~ 3 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。