デルフィニア戦記 みんなのレビュー
- 茅田砂胡 著
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紙の本大鷲の誓い
2006/05/30 22:48
口には出さない
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
本来なら出会うはずもない二人がいかにして出会ったのか。ナシアスとバルロが親交を深めていく様子が描かれています。
初めて出会った頃はいかにも貴族らしい傲慢さが前面に出ていたバルロ。果たしてナシアスと出会わなかったら、彼はどんな人間になっていたのだろうかと思います。本質は変わらないかもしれないけれど、部下の心がつかめない人間になっていたかもしれない…
一方で、ナシアスにとってもバルロとであったことは幸運であったはずです。それを実感として感じるのはずっと先立ったかもしれませんが。
お互いに与え合うところがあったからこそ、長く付き合うことができる。そんな良き関係の始まりの物語がここに。
紙の本コーラル城の平穏な日々
2011/07/15 23:20
むかしのおもいで
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ポーラの休日」
『デルフィニア戦記画集』に収録された中編の加筆修正版。本編13巻末頃のエピソード。
ウォルからコーラル見物を勧められたポーラが、アランナを連れ立って昼間の魔法街に買出しに行く。ところが小間使いの姿に変装して行った事から、妙な事件に巻き込まれてしまう。
そして、彼女たちを密かに護衛していたリィとシェラ、国王からの密命で内偵をしていたバルロとナシアス、ロザモンドとシャーミアン、それにイヴンまで巻き込んだ大騒動に発展していく。
「王と王妃の新婚事情」
『デルフィニア戦記アルバム』に収録された掌編『蜜月―彼と彼女の場合―』の加筆修正版。本編8巻頭頃のエピソード。
戦場で休息するウォルとリィ、それに振り回されるシェラの姿を描く。
「シェラの日常」
書き下ろし中編。本編14巻頭頃のエピソード。
王妃の身の回りの世話をするシェラの日常生活を描く。本宮での他の女官たちとのやりとりや、街中での出来事など、比較的平穏なやりとりが続いたかと思ったところで、やっぱり彼ららしいアクションも発生する。
最後には、サヴォア公爵に叱責されるシェラや、ベルミンスター公爵の問題を裏技で解決しようとする国王に困惑させられるシェラが見られる。
紙の本デルフィニア戦記画集
2001/02/16 03:15
あのデルフィニア戦記のイラストの数々が満載
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆぎり - この投稿者のレビュー一覧を見る
『デルフィニア戦記』で使われていた表紙、口絵、本文中のイラストが全て掲載されています。また、新しいイラストも何点か。今までその姿を知られていなかった副団長のガレンスやアスティンも登場しています。見所は、17・18巻で使われたイラストがちゃんと一枚になっているところや、デルフィニアの3人組とボンジュイの3人組の対比図があるところ(リィがちゃんと男になってます)。
イラストだけでなく、西離宮の見取り図やコーラル城全景もあり、「デルフィニア事典」もあり、以前CDに収録されていた短編もあり、デルフィニアでの優雅な一日を描いた主要人物総出演の中篇『ポーラの休日』もあり、作者のインタビューもありと一粒で二度どころか、4度も5度もおいしい感じがします。値段は多少張りますがその価値は十分でしょう。『デルフィニア戦記』ファンなら是非おすすめです。
紙の本遙かなる星の流れに 下
2003/01/28 11:52
いつかまた
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひつじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白いと思った本は他にも沢山有りますが、これほど登場人物すべてに愛着が持てた本はこれが初めてでした。そして終わってしまうと知って、寂しいと感じたのも初めてでした。
戦いの中にある彼らの強さに憧れ、個々の恋愛事情に振り回される姿に微笑み、主役の二人はもちろん、脇役と言うのが憚られるほどに個性の強い彼らの人生に読みながら同調していたように思います。
またどこかで彼らに会える日を心待ちにして。
紙の本ポーラの戴冠式
2018/11/12 14:16
一気読み
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
BOCで読んでいたので、購入をちょっとためらいましたが、やっぱり買って正解。
しっかりとした世界観を作っているからこそいまだに面白く読めるんだなって思います。
怪獣夫婦も好きですが、デルフィニアが一番好きだなぁ。
2022/04/04 12:33
これを読む前に!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:バボみく - この投稿者のレビュー一覧を見る
この外伝3は「紅蓮の夢」の続きなんですね。「紅蓮の夢」を先に読んでからでないと、この外伝3の話がよくわかりません。知らずに外伝3を読み始めて、何の話なのかわからずに頭をひねりました。
さらに言えば、「紅蓮の夢」を読む前に、「スカーレット・ウィザード」「クラッシュ・ブレイズ」も読んだ方がいいですね。
紙の本国王の受難
2021/12/22 21:58
なるほど!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あずあず - この投稿者のレビュー一覧を見る
あの時の裏話的な感じで、楽しく読めました。 デルフィニアは今頃どんな様子かな~改めて思えるお話です!
2018/12/24 21:00
デルフィニアの世界を愛する人へ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミントの葉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
茅田砂胡全仕事に収められた中編の続編。
10年後のデルフィニアの世界のお話です。
本編や中編のような刺激やドキドキ感はあまりないかも。
おまけのおまけの話。
その一方で、デルフィニア戦記の世界観やキャラクターを愛している人にとって、これほど嬉しいご褒美のような一冊もありません。
本当に愛おしい、幸せな気持ちになれる一冊です。
あー、そんなこともあったなぁ。
みんな、大人になったなぁ。
そんな風にキャラクターと一緒に16年の年月を振り返る感じ。
本編を読んだ時の興奮が蘇り、私は思わず本編プラス外伝を二回読み返してしまいました。
改めて、私は本当にデルフィニア戦記が好きなんだなぁと、感じさせてくれた作品です。
紙の本ポーラの戴冠式
2018/11/04 10:59
やっとでた茅田砂胡さん新刊 おもしろい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なお - この投稿者のレビュー一覧を見る
小説BOCで連載中も読んでいましたが、
連載終了から、ノベルズ発売が早くてびっくりしました!
連続性のある短編集が読みごたえたっぷり。
2013/07/31 14:58
何度読み返しても面白い
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投稿者:まめまめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
茅田さんの本はどのキャラクターも魅力的で、一度ハマると抜け出せなくなる中毒性があると思います。何度も読み返したくなるのでレンタルは向かず、しかもシリーズをまたいで話が続いていくので、すべてを揃えるとかなりの散財になるかと思います。デルフィニアは刊がすすむほど面白くなると思います。ただ、長いので、初めての人はスカーレット・ウィザードからお試ししてはどうでしょう。
紙の本王女グリンダ
2003/07/16 10:19
デルフィニア戦記とセットでお読みください
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投稿者:akasaka - この投稿者のレビュー一覧を見る
中央公論新社において出版されているデルフィニア戦記の原作です。
出版社の倒産のため二巻まで出版したところで絶版になり、ごく少数の図書館でしか見ることのできない幻の本でした。作者はいやだいやだと絶対に再版しないとおっしゃってたのですが、読者の熱烈な希望により復刻した本です。2巻分がまとめて一冊になったデル戦ファン待望の非常においしい一冊です。ですがこの本には続きがありません。デルフィニア戦記と同じ話でありながら別の話なのでこの二巻だけでおしまいです。なのでデルフィニア戦記を先に読んでから非常に気に入った方だけ読まれることをお勧めします
紙の本王女グリンダ
2000/09/04 02:13
二重に美味しい作品です。
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投稿者:やん - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は1992年に大陸書房で出版した『王女グリンダ』シリーズの第1巻『デルフィニアの姫将軍』と第2巻『グランディスの白騎士』が1冊にまとまったものです。
出版社の倒産によりシリーズが中断されていましたが、1993年に中央公論社より『デルフィニア戦記』とシリーズ名を変更し、物語の最初から再開されることになりました。(『王女グリンダ』は『デルフィニア戦記』の第2部にあたる部分だったので…)
しかし、『デルフィニア戦記』は『王女グリンダ』とは違う物語に成長してしまい、このシリーズは完全に取り残され、幻の作品となっていました。
作者は『デルフィニア戦記』のあとがきなどで、再版する事はないと言っておられたのですが、復刻して欲しいという声が大きくなり、無視できなくなったようです。
『デルフィニアの姫将軍』は「リィ」がデルフィニアの王女になり、王女付きの侍女として「シェラ」が王宮に入ってくるところから物語は始まります。実は「シェラ」は男で、しかも暗殺者なのですが…。そして『グランディスの白騎士』では「リィ」にグランディスより縁談が持ちかけられます。縁談を断るために「リィ」が出した条件とは、いったい!?
ひとつの作品として読むのもよし、デルフィニア戦記と比べて楽しむのもよし。二重に美味しい作品です。
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