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電子書籍

残像に口紅を みんなのレビュー

  • 筒井康隆 著
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みんなのレビュー5件

みんなの評価3.9

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本残像に口紅を

2016/02/28 17:08

才能とバイタリティ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:K.ザムザ - この投稿者のレビュー一覧を見る

筒井康隆先生の作品を読んだのは今回が初めてですが、圧倒されてしまいました。音を一つずつ消していくというアイデアもさることながら、豊富な語彙や読者を楽しませる工夫が散りばめられており、飽きることがなく読了しました。音が消えることに伴ってその音を含む物も同時に消えていってしまう世界に漂う哀愁は今まで他の作品では味わったことがありません。先生の才能とバイタリティにただただ感服しています。

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電子書籍残像に口紅を

2019/01/28 13:58

これはすごい作品です

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

私が「マグロマル」や「家族八景」に衝撃を受けてからはや35年。あのころすでに売れっ子作家であった筒井氏は驚くべきことにこの作品や「旅のラゴス」「虚構船団」「文学部唯野教授」など次々にヒット作を連発して世代をまたいで読み続けられているすごい作家になってしまった。谷崎潤一郎賞も読売文学賞も紫綬褒章までもらってしまった。大学生のころ、彼の大ファンであった私だが趣味は読書ですといっている人たちの前では「筒井康隆を愛読しています」とは言えなかったことを思うと感慨深いものがある。ひとつずつ言葉が消えていく、虚構の現実の狭間で登場人物が慌てふためく、こんな世界はもちろん彼にしか描くことができない

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電子書籍残像に口紅を

2018/05/28 04:57

限界に挑む

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

リポグラムと呼ばれる文字遊びが楽しかったです。限られた表現方法の中でもひとつのストーリーを展開する巧みさに驚かされました。

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紙の本残像に口紅を

2004/07/25 03:46

へそ曲がりな作家の真骨頂です

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kokusuda - この投稿者のレビュー一覧を見る

筒井康隆と言う作家は読者を極端に選ぶ作家です。
作品の本質を理解できず表層でしか評価できない読者と
隠された意図を読み解いて虚構を虚構として積極的に
楽しもうとする読者に二分されます。
この作品は実験的な作品で読者に理解するための努力を要求します。

主人公は神戸に在住のSF作家 佐治勝夫。
妻と三人の娘を持ち家族関係や仕事関係は良好だ。
ただ作品は前衛的で難解な超虚構作品が多く
読者や評論家の間でも論議を巻き起こしている。

そんな彼が現実と虚構の境界に挑戦しようと思い付く。
表現のためだけに必要な記号としての言語が大切なのか?
イメージを表現するために言語自身が大切なのか?
作者である佐治自身が見極めよう。
そのためには世界からことばが失われた時に
そのことばがいかに大切であったか、どのように大切であったかを
知ることができるのではないか?

そんな実験的なことばが1つずつ失われていく
虚構の中の現実とも虚構ともいえる世界で
主人公の日常生活が始まっていきます。

佐治は作家であり主人公であり、住んでいる神戸は実在の街であり、
佐治にとって作品内世界は現実でありながら虚構でもあります。
実際に作品を楽しんで判定していくのは佐治であり、
作者であり読者の役目です。
この作品の中で、どんなことばが失われていくのか?
失われる前後で、どう変わったのか?
言葉が失われた世界に論理的な間違いは無いのか?
それらを判定し作品の意図や目的を見出すことを
読者は要求されていきます。

題名は作品が進み、妻の氏名が失われても妻という固有名詞が
残像のように残り、そのボンヤリとした妻が化粧をする様子です。
実験でことばが失われていく事を楽しみながらも、
妻と娘たちがいなくなっていき喪失感にとらわれる佐治。
五十音のことばが1つ消え、2つ消え、残りが3つになり、
2つになり、1つになり、最後に全て消えてしまう。
そんなラストシーンはキイスの「アルジャーノン〜」に
匹敵するほどの緊迫感で描写されます。

実験的で思弁的でありながら、小説という概念に挑戦し、
叙情的で妙に可笑しく切ない作品に仕上がっています。
本当に筒井康隆ってへそ曲がりで才能の有る作家だと思います。
少し残念なのは実験のための実験のような面も感じられて、
日常生活を描いているので展開は地味な印象です。
確かに非常に制約の大きな設定なんですが、筒井さんならば
制約を乗り越えて、とんでもない作品にできた気がします。
それだけ才能があり実力のある作家だと思いますから…。
でも、良くできた問題作、意欲作、ケッ作です(笑
その後の断筆騒動を予感させるような場面も見受けられます。

私の所有する単行本では途中に封がしてあります。
最後まで読みたくなくなったら、封を破らず出版社に持参して
返品、返金できます、というものでした。
本当に筒井さんらしい。
読者にも挑戦的なんだから…。

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紙の本残像に口紅を

2019/05/14 18:15

言葉の面白さ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キミテル - この投稿者のレビュー一覧を見る

使える文字がどんどん減っていくという事はどんどん可能性が減っていくという事なのに、減るたびにむしろ面白さが増幅していく。制限されるという縛りは生きる上でむしろ必要であるという証左であるとこの書を読んで思わされる

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