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西洋音楽史 「クラシック」の黄昏 みんなのレビュー

  • 著:岡田暁生
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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (5件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
7 件中 1 件~ 7 件を表示

西洋の歴史と音楽

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:バベル - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本人である我々には馴染みのない世界であると思うが、西洋の歴史と音楽の成り立ちがわかる。いまはYouTubeとかで曲を調べることもできるので、合わせて読み進めるのも良い。

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ものすごくおもしろい。

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投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る

姑に貸したら、返ってきませんでした。とてもおもしろいし、知識も深くて、読んでいるとイタリア、フランス、ドイツを旅してみたくなります。

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流れを大まかに掴む

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投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る

はじめに言ってしまうと、この本は西洋音楽史について書いてはいるけれども、各時代ごとに専門的すぎる内容は書かれていない。
各時代の音楽その物や周りを取り巻く社会環境などの特徴をすり合わせながら大まかな流れを解説している。
ある程度音楽について知ってる人向けだなとは思ったけど、ちょくちょくおすすめのCD情報とか入っているので、クラシック初心者さんでも音源を探しやすい感じがしたし、どの辺りの曲から聞くのがいいのかのあたりを付けるにはいいなと思った。

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西洋文化史入門に最適

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投稿者:休暇旅行 - この投稿者のレビュー一覧を見る

西洋美術(絵画)史だと、ルネサンスからキュビスム以後現代美術まで、っていう〈一番基本の一本道〉があると思うんですが、ほぼそれに準拠して読める本になってると思います。すっごく大づかみするときには、芸術ってのは分野を越えて一定の流れがある(語られる)のかな? 宗教(カトリック/プロテスタント)が与える影響、近代文化のブルジョア性(商業的環境の与える影響)、ドイツ的個性をヨーロッパの全体像と見誤る危険、なんかの指摘もふくめ。
そういう意味で、音楽に限らず教養程度の西洋文化史の一番最初の本として、高校生くらいが読むのにすごく便利なんじゃないかと思います。

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クラシックを楽しむために。

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投稿者:くろねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

決して平易な内容ではないが、知らない世界の扉を開けることができてとても嬉しい。何度も読み返して自分のものにしていきたい。

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西洋音楽の大河 (古典派・ロマン派) のはじまりからおわりまで

7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る

新書 1 冊で中世から現代までの西洋音楽史を論じているが,中心は古典派からロマン派の音楽にある.それは,音楽が特定の作曲家の作品として演奏され,おおくのひとに消費された時代の音楽ということだ.現在でも古典派やロマン派の作品が演奏されつづけているが,もはや特定の作曲家がそれほど有名になることはなくなっている.

これまで,音楽史というのはとおい過去から未来へとずっとつづいていくものだとかんがえてきた.しかし,著者がえがく西洋音楽史は中世にほそぼそとはじまり,古典派,ロマン派の時代にはおおきなながれになったが,もしかすると現代にはきえようとしているながれである.こういうながれをえがくには,新書というメディアが適切だったのかもしれない.

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「諸君、脱帽したまえ、名著だ!」

21人中、19人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オリオン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 西洋音楽史を「私」という一人称で語り、「私」という語り手の存在を中途半端に隠さないことに徹しようとする志が素晴らしい。歴史はたんなる情報や事実の集積ではない、事実に意味を与えるのは結局のところ「私」の主観以外ではありえないとする断念が潔い。音楽と音楽の聴き方(「どんな人が、どんな気持ちで、どんなふうに、その音楽を聴いていたか」)とを常にセットで考え、だから西洋クラシック音楽を、たとえそれが世界最強のものであるとしても徹頭徹尾「民族音楽」として、つまり音楽を聴く場に深く根差した音楽として見るその視点に惹かれる。「ただ一つ、本書を通して私が読者に伝えたいと思うのは、音楽を歴史的に聴く楽しみである。」著者はそう書いている。
 西洋芸術音楽は「書かれたもの(エクリチュール)」である。そのルーツは中世グレゴリオ聖歌に遡るが、それはまだ日本の声明にも似た一種の呪文であって、建築のように設計され組み立てられたものではなかった。西洋芸術音楽はまた必ずしも耳に聴こえる必要はなかった。たとえばバッハのフーガの凄さは楽譜を「読んだ」時に初めて理解できるものだし、その「純粋な運動感覚」としての面白さは演奏家にしか実感できない。
 そのような西洋芸術音楽の誕生と転身、興隆と衰退の歴史を、著者は記譜法や楽器の開発といった技術面、教会・王侯貴族・教養市民といったパトロン層や音楽が演奏される場の推移、そして宗教や民族意識といった精神史的系譜との関係をたくみに織り込みながら達意の文章で物語る。躍動感をもって綴られるその叙述には過不足がない。あまつさえクラシック音楽という、私たちが好むと好まざるとにかかわらずその中に生きている「音楽環境」もしくは「音楽制度」をあたかも異文化として聴く=読む態度へと導いてくれる。
 とりわけ惹かれたのは、第二次大戦後の現代音楽の状況を前衛音楽・巨匠の名演・ポピュラー音楽の三つの相に分節して論じ、かつては福音であった実験・過去の伝統の継承・公衆との接点という三位一体がなぜ20世紀後半以降ことごとく呪縛に転じたかを描く終章だ。著者はそこで「一つ確実にいえることは、われわれはいまだに西洋音楽、とりわけ一九世紀ロマン派から決して自由にはなっていないということ、その亡霊を振り払うのは容易ではないということである」と語る。そしてその唯一の例外が1950‐60年代のモダン・ジャズであったと書いている。
 読後あらためて感じたのは、本書の通奏低音をなす宗教と経済、すなわち西洋音楽の始点に位置する「神の顕現する場としての音楽」とその対極をなす「商品としての音楽」、そしてそれらの中間にあって両者を媒介する「感動させる音楽」、すなわち西洋音楽史のハイライトたるロマン派との三つ巴の相互関係の複雑かつ精妙なありようである。本書最終章の末尾で著者は次のように綴っている。
《今なお音楽は、単なる使い捨て娯楽商品になりきってはいない。諸芸術の中で音楽だけがもつ一種宗教的なオーラは、いまだに消滅してはいない。カラオケに酔い、メロドラマ映画の主題歌に涙し、人気ピアニストが弾くショパンに夢見心地で浸り、あるいは少ししか聴衆のいない会場で現代音楽の不協和音に粛々と耳を傾ける時、人々は心のどこかで「聖なるもの」の降臨を待ち望んでいはしないだろうか? 宗教を喪失した社会が生み出す感動中毒。神なき時代の宗教的カタルシスの代用品としての音楽の洪水。ここには現代人が抱えるさまざまな精神的危機の兆候が見え隠れしていると、私には思える。》

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