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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
7 件中 1 件~ 7 件を表示

平成男子の言葉を聴け!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あだじぇっと - この投稿者のレビュー一覧を見る

本棚見ると 3冊目の朝井リョウ 
桐島も読んだので4冊目か。
親はたぶん "ヤリガイ幻想”世代 。
「やりたいことを見つけて...」が 物分りの良いイイ大人の言葉待遇で 世間に垂れ流されている環境で大きくなったのではなかろうか。 彼の作品の登場人物は 
できる/できない 
好きなものがある/ない 
評価される/評価されない 
という視点から描かれている。『ままならないから ...』では それを女子で書いちゃって その単純さに私はイラっとしたみたいだが 本作は 男子中心。

”いつかはクラウン” ...... ではない世の中になって久しい。
言い換えると 人生の目的や喜びは おのおのが納得できるものを探さなくちゃならない。
それは 「やりたいことがある人」には生きやすいけれど、そうではない者にとってはどうなのか?

ざっくり定義すると”できる/評価されたい/好きなものがない” 雄介。
その能力の高さもあって、周囲は彼に直接的に変わるべきだとは言わない。 ただ 環境が変わっていく。
棒倒しはなくなり 成績は発表されなくなり 大学は統一価値がない場所だ。
能力が高い雄介は 少しづつ 自分の拠りどころを失っていく。

その雄介とずっと仲良くしてきた 智也。
智也は できる/評価されなくていい/好きなものがない と自己分析している。

雄介と智也 まったくキャラの違う二人が 最後の最後に衝突する場面で。雄介は見事に両者を分析してみせる。
圧巻。
男子ならでは。

もちろん女性も登場するし、女子にとっての ”対立” も書き込まれてはいるのだけれど ”降りる”選択をしやすい女子と ”降りる”と”評価されない”男子 との違いもくっきりと。
男子ならではの 生き辛さ。

メディアの現場における同じ構図と その背後にある権力者の老獪で汚い図太さも なかなかの質感。
昭和株式会社思想から抜け出せない 嫌がらせ転勤など発動して溜飲を下げているような人種は、よく噛み砕いて飲み下せるまでこの作品を読むとよいよ。

最後の智也の章では この作品を含む”螺旋プロジェクト”のベースになる設定『海山伝説』がしっかり登場するが、現代の寓話として きっぱり描かれている。
惜しむらくは 智也のくだりが 長い。長いというか説明的すぎて煩雑。

でも平成生まれの男性の群像が見事に表現されている。偉そうな言葉遣いをしちゃうと、腕上げたなぁ!朝井さん!

ところでこれ、あと10年?20年? 
その後を読みたいよ。
白井さんも 亜矢奈も 弓削さんも どう生きて行くのだろう .......!?

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現代の若者の焦り

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トコトコくん - この投稿者のレビュー一覧を見る

現代人の若者の心の中にある闇の部分というか、少し病的な焦りのようなものに焦点が当てられているなぁと感じました。
独特でありながら、自分の身の回りにも、そういう雰囲気があったかもって思いました。単純に痛いけど、分かるなぁ、こういう気持ち。
この本は、とてもおススメです。読了後、ちょっと心が疲れちゃいますけど。

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紙の本死にがいを求めて生きているの

2019/04/16 14:41

SNS映えならぬ「人生映え」の身ぐるみを丁寧に剥がしていくエグさ

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

堀北雄介が私の中にもいる気がしました。生きがいを求めて、でも見つからなくて、何かと戦ってるふりをしながらそこから逃げる。だから読んでいて苦しかったし恥ずかしかったけど、最後の方で光が差し込んだ。そんな感じでした。
どんなに嫌いな人を遠ざけても、過去としてその人との背景としてそれが残る。人は生きている限りどうしても他者と繋がってしまっている。自分の存在する理由を見出だすために生きるのではなく、生きながら自分を見いだしたいと思った。
生きがいを見つけないと生きていけない。他人に認められたい。他者と比較し、生きる意味を探し、人に魅せる生き方って何なんでしょうか。生きているだけでいいと思いたい。

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紙の本死にがいを求めて生きているの

2019/07/10 17:33

死にがい

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る

死にがいという言葉に、不思議な響きを感じました。植物状態のまま、病院で眠りつづける智也と、それを献身的に見守る雄介にどんなことが起きたのか、どんどん読み進まずにはいられなかった。

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紙の本死にがいを求めて生きているの

2019/08/02 17:28

現代を生きる二人

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る

生きがい?死にがい?そういうものがないと生きてちゃいけない、そんなふうに思い込んでる人達。自然にそういうものがあって健康的に生きてる人、そういうものがないからねつ造して生きてる人、たしかにそんな人、現実にもいそうだなと思った。各章の物語の面白さとかより、テーマを前面に押し出した作品という感じ。現代の一側面を垣間見た気がします。

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紙の本死にがいを求めて生きているの

2019/05/07 09:05

まあまあ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:りえみり - この投稿者のレビュー一覧を見る

朝井リョウさんは、若者の気持ちやあり方を書くのが相変わらず上手いと感じた。
螺旋プロジェクトなので、山族と海族の対立
をとりいれなくてはならないが、平成に取り入れるのは少し無理があると感じた。違和感あり。

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紙の本死にがいを求めて生きているの

2019/04/24 20:10

友人

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る

植物状態の友人を見まもる。そんな美しい関係性に見える友人同士の二人だが、いびつな関係性が、そこにはあった。

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