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電子書籍

あ・うん みんなのレビュー

  • 向田邦子 (著)
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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (4件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本あ・うん 新装版

2009/06/02 20:13

人々の距離感

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くにたち蟄居日記 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 向田邦子の本を読むのは初めてだ。登場人物達の間の「距離感」が斬新だった。

 戦前の主人公達である二人の男性の距離は21世紀の僕には聊か理解しがたい程の近さである。それは彼らだけではなく 彼らの家族も含めて その「密接」の「度合」には驚く。
 但し そんな「密接さ」が 暑苦しくないことが 本書の不思議でもある。各人の「個」が溶け合っているような中にも 妙な涼しさがあり 一人一人の「個性」はきちんと立っており読後は非常に爽やかだ。

 言うまでもないが 本作は作者が紡ぎだした ある種のファンタジーである。本作で展開される男同志の友情と勝手と その家族まで交えた複雑な愛憎関係を 女性が書き出したという点は 本書を読むにあたって見逃すことは出来ない。女性から見た男性の友情とはこういうものなのだろうかと 再度考え込んでしまう限りだ。

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紙の本あ・うん 新装版

2004/01/03 12:59

男の友情と家族と恋心のドラマ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:RIKA - この投稿者のレビュー一覧を見る

この物語は仙吉とその妻、たみと娘のさと子、門倉の妻と二号という家族を描いたもの。一介の月給取りである仙吉と、左うちわの実業家、門倉は奢り奢られるという関係を持ちながらも、無二の親友である。門倉は仙吉の妻、たみに思いをよせており、たみもまた、門倉に惹かれながらも、その気持ちを秘めたままにする。

向田邦子を読むと当時の家族がどういうものであったかがよくわかる。家族という表の顔を保ちながら、秘めた思いを貫く。現代であれば、それは偽善だとか不倫だという文脈で語られてしまう恋心が、昭和初期という時代、そして向田邦子の手にかかると温かく、真摯な人々のドラマになるから不思議だ。

たみのことを愛しながら、仙吉との友情や娘のさと子への親愛を貫いて行く門倉。父親と門倉という二人の男の生きかたと、その間で揺れ動く母を見ながら育っていくさと子。事業に手を出しては失敗する仙吉の年老いた父親、妾として子供を生む門倉の愛人など、人物が皆生き生きとしていて心地良い。リズミカルに結末まで導く手法はさすがホームドラマの名手といいたい。「あ・うん」で一つの組になる二匹の狛犬に例えられる男の友情と、昭和初期の家族の情景。読んだあともずっと心にしみてくるような名作である。

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紙の本あ・うん 新装版

2016/04/24 22:40

「ふつう」ほどアブノーマルなものはない

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Naki - この投稿者のレビュー一覧を見る

親友の嫁に惚れている男。
それを知りつつ、どこか誇らしく思っている、親友。
旦那と旦那の親友のあいだで心地よく揺れる妻。
親たちの関係を見つめながら、自分の恋につき走っていく娘。

どろどろしそうな関係を、
さも当たり前に「日常」として描き出す文章に惹きこまれました。

男が2号3号を作ったり、芸妓に入れあげたりすることへのおおらかさは
今であれば男性優位の昭和の悪癖と取られることもあるでしょう。
でもそれを傍目に認めながら、だからこそ自らを律して旦那を愛している女たちと
命を懸けて恋をする娘=また新しい時代の女の潔さが、
とてもカッコいいと思ってしまいました。

門倉も仙吉もたみも40代のおっさんおばさんですが、
まるで爽やかで、青春小説を読んでいるようでした。

向田邦子の長編小説はこれ一本、とのこと。
もっともっと読みたいのに・・もどかしくなってきます。

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紙の本あ・うん 新装版

2003/09/15 10:00

固定された制度と固定されない心理

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のらねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 実は、向田邦子はこれが初読。でも、そんなことはどうでもいい。
 内容は、戦前を舞台に、ある一家と、その一家の主・仙吉、仙吉の親友である、門倉との奇妙な関係を書いた長編……というより、連作短編か。
 仙吉は薬品会社に勤めるいわゆるサラリーマンだが、門倉は、軍需産業の会社を経営している。一緒に飲みに行けば、門倉が奢るほうで仙吉が奢られるほう。経済的な甲斐性の差以外にも、風采的にも「門倉が花、仙吉が葉」と本文に書かれるほどの差がある。そして、門倉は仙吉の細君のたみに惚れていて、仙吉の一家の者もそのことに気づきながら、知らぬふりを決め込んでいる。現代ならすぐに不倫だ浮気だ、という騒ぎになりそうな設定でありながら、大小様々な、いかにもホームドラマ的な事件を通過しながらも、結局、仙吉夫妻と門倉の関係は、微妙な緊張を孕みながらも最後まで変わらない。このあたり、舞台となる時代ゆえ、というべきか。でも、その制約というか「結局は変わらない」という前提を受け入れた上で、中年夫婦と友人の、水面下での心理的な揺らぎを想像しつつ読むと、かなり、おいしい。脚本家としても第一線で活躍していたこの著者らしい文章だと思う。
 どんどんきな臭い方に向かっていく世相は背景に押し込め、むしろ、当時の「普通の人々」の風俗や生活、感情の機微をきめ細かく描いていく。

酩酊亭亭主

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電子書籍あ・うん

2018/05/06 08:26

時代は古いけど

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:プロビデンス - この投稿者のレビュー一覧を見る

時代が古いけども、なんかしっとりとした情緒がある。昔は男の甲斐性のようなものがわりと普通に受け取られていたようで、二号さんにもおおらかなのが面白い。

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