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われ笑う、ゆえにわれあり みんなのレビュー

  • 土屋賢二 (著)
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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (3件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
6 件中 1 件~ 6 件を表示

紙の本われ笑う、ゆえにわれあり

2011/11/29 18:19

これが「ツチヤ節」の出発点ですか^^ こういうのは大好きです♪

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みす・れもん - この投稿者のレビュー一覧を見る

土屋氏の名前を初めて知ったのは、書店でのこと。何やら目を惹くタイトルの文庫本があり、思わず衝動買いしてしまったのだ。それが「妻と罰(文春文庫)」だった。ちょうど「罪と罰」を読もうかどうか迷ってただけに、ツボにはまったようだ。
その後、「幸・不幸の分かれ道」を読むにいたって、土屋氏のにわかファンになったわけだ。
本書は、土屋氏が最初に出版した本だとのこと。

「哲学」とは全てを疑うことから始まる学問だ…というのは、著者の言葉だったように思う。疑おうと思えば、ここまで疑えるのかと感心する。ほんの些細なことをとりあげて、それを一本のエッセイにまとめてしまう。「些細なこと」というのは、間違いなのかもしれない。私がそう思ってしまっていただけなのかも…などと、私のこれまでの価値観も疑ってしまう(苦笑)。

この本で土屋氏の「にわか」ファンから、ファンに変わってしまった…かもしれない。そうじゃないかもしれない。
読んでいるうちになんだか納得してしまいそうになって、いやおかしいと我に返る。そういうことを繰り返すため、一度に読むのは文庫本1冊がちょうどいい。それ以上に続けて読むと、くらくらと目眩がしそうだ。
この本、人によって、合う、合わないは当然あるんだろうな。愉しめる人と全く愉しめない人に分かれるような気がする。当然、私は前者だ。

著者の教え子である柴門ふみさんのあとがきもよかった。

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紙の本われ笑う、ゆえにわれあり

2001/10/31 16:26

cogito,

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:死せる詩人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 感情を越えた知性あるいは人間性を無視した知性というのは社会生活に於いて、邪魔になることがしばしばある。土屋氏の描く様々な状況はそれを表現している。本書に描かれているのは知者の痴態であり、また理知の粋とも言えるかもしれない。
 素直な人には本書は薦められない。何が面白いか理解できないからだ。我こそは知者にして識者、賢者であると思う者こそ本書を見よ。そして小馬鹿にされた気持ちになるのだ。実際君は小馬鹿にされている。
 それを楽しめる真の知性(痴性か?)を持つならば、本書の購入は決して無駄にはならない。あなたの人生を豊かなものにしてくれるだろう。

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紙の本われ笑う、ゆえにわれあり

2019/10/28 19:56

哲学

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る

哲学の先生のエッセイと聞いて小難しいだけかと思ったら、電車の中では読めないほど面白い本でした。中毒になりそうです。

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紙の本われ笑う、ゆえにわれあり

2002/07/29 00:45

超・文系!脱力哲学入門(笑)

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:marikun - この投稿者のレビュー一覧を見る

最近、何かと話題の土屋先生(お茶の水大学教授なのだ!)。
以前から気になっていたので(多分、椎名誠さんが勧めていた)
&ネットであちこちで勧められ、買ったはずの単行本を探したのですが
積読の山に埋もれて発見出来ないので(良くあるパターン)
新たに文庫で購入して、初挑戦です。

いや〜、哲学のセンセイらしいですねえ…(笑)
ああ言えば、こう言うの典型で、弁が立つ事、立つ事…(笑)。
この本に収録されているのは、あちこちに書いたものを
まとめたものらしいで、テーマが色々なのですが、どれも
屁理屈のオンパレードです。いや、深遠な哲学的考察の結果と
言うべきか(笑) こういう先生の授業を受けたら、単純な私は
見事にケムに巻かれることでしょう…。

普段、私はエッセイは頭のひと休みのつもりで読むのですが、
文系なりに真剣に頭を働かせて読込んでしまうエッセイでした。
と言っても、もちろん難解なわけではありません(笑)。ただし
あまりに馬鹿馬鹿しいの話がダメな人は避けて通るのが、
賢明と言うものでしょう。続けて読んでみたいと思います。
そう言えば、私の大好きな、馬鹿旅エッセイストの宮田珠己さんの
文体に似ていますね(*^ ^*)

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紙の本われ笑う、ゆえにわれあり

2002/03/27 15:29

笑う哲学者

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:真   - この投稿者のレビュー一覧を見る

 友人にすすめられて初めて読んだけど、確かに面白い。今まで読んだどのエッセイとも、一味もふた味も違う。文章を読むだけで笑える。それと、オチをはっきり書かない高度な(?)ユーモアなので、理解できない人にはまったく面白くないだろうけど、ハマる人はハマる。全編この同じパターンの笑いが繰り返されるので、好きな人はとことん楽しめるでしょう。著者のひねくれた(?)考え方を知るだけでも、この本を読む価値があります。

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紙の本われ笑う、ゆえにわれあり

2001/03/03 04:34

哲学者の書いた不条理な笑いの本

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:平川哲生 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 哲学者はみんな腹痛の蟹みたいなけわしい顔でむずかしいことを考えている、と思っている人は、本書を読んで驚くだろう。本書は哲学者の土屋賢二氏が書いた、不条理で、無意味で、不真面目で、読んでためになるかは疑わしいが、面白おかしくてつい読んでしまうユーモア・エッセイである。

 氏のユーモアは数パターンあり、いくつかの文章はそれを変奏しているにすぎない。それでも楽しく読めるのは、扱う素材のくだらなさ(と興味深さ)、一文一文に出し惜しみのないサービス精神、そして文中からにじみ出る氏の人柄などにあると思う。徹底してナンセンス・ギャグにこだわるスタイルは、氏の哲学者としてのストイックさがうかがえる。

 電車などの移動中に読むと、こみ上げる笑いをこらえるのが大変なので、注意が必要である。なるべくたくさんの人前で読んで、ぜひ本書の面白さを広く伝えてほしい。

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